ニュース一覧
財界ふくしま12月号、発売
■インサイドレポート
女性教師を休職させた“パワハラ校長”の不徳
パワハラ1,000超えも県教委の認定たった2件では…
本誌編集部にベテラン教師が学級運営に悩み、校長に支援や人員増を求めたりしたが、却って校長から叱責され、精神的にも追い詰められてうつを発症。現在も、休職してるとの情報が寄せられた。しかも、その後も何事もなかったように事実が葬られ、事後的な対応は取られていないという。県教委では教職員のパワハラに対する意識を高めるために行った実態調査では、1,000件以上のパワハラ事例が報告されている。
■追跡レポート
いま一度、木幡市政と駅前再開発を問う
西口跡地、図書館建て替え、福島駅や東西自由道路の高架化…
県都の再生を掛けた駅前再開発事業が大幅な計画変更となり、西口では「イトーヨーカドー福島店」が撤退するなど、県都のマチづくりは混迷の最中にある。ピンチをチャンスに変えるべく、攻めの市政を展開する木幡市長だが、新たな公共施設の稼働や投資的事業の増大への不安も広がっている。
■只見町長選―現職“再選確実”、町民が抱える朝日診療所「常勤医師不在」も解消に!
課題山積、問われる渡部町政2期目の行政手腕
■特別インタビュー/佐藤勝彦(一社)福島県病院協会長
日本一健康な福島県を目指して
■特別インタビュー/本間達也(一社)福島県老人保健施設協会長
医療介護の連携強化で超高齢社会への対応を
■特別インタビュー/前田泰彦(一社)福島県警備業協会長
価格転嫁を通じて警備員の待遇・給与を改善する
■首長インタビュー/杉岡誠飯舘村長
復興の先の将来像「ワクワクする楽しいふるさと」へ邁進
■特別連載③/佐藤民宝とその時代
みちのく人の悲哀を小説に
作家 笠井 尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第103回】
福島から始める“シン”水素:未来志向の水素利活用への挑戦
大山大福島大学共生システム理工学類教授・附属水素エネルギー総合研究所副所長
■対談シリーズ/ダイバーシティ女性活躍社会へ
学校法人昌平黌緑川明美常務
【第8回】内田広之いわき市長
■連載/文化企業家の系譜
【第5回】宗像眞弓会津本郷焼陶芸家
「伝統」は「自然」の中から育つもの バランスと余白を愛する温かな継承
財界ふくしま11月号、発売
■総力特集/衆議院福島県全選挙区情勢分析
衆議院議員の任期満了まで1年と迫る中、9月に行われた自民党総裁選により新たに石破茂総裁が誕生。野党第一党の立憲民主党も野田佳彦氏が代表に就任するなど、政界は一気に解散・総選挙モードに突入している。衆議院小選挙区の一票の格差を是正するため、本県選挙区は今回から1減し、4選挙区となった。「政治とカネ」など噴出する問題に、有権者はどのような判断を下すのか。衆院選県内全選挙区の情勢を分析する。
●1区…再び、立民・金子と石原の衆参バーター体制へ
土俵際の自民・亀岡に勝利の方程式は!?
●2区…自民重鎮・根本が“白旗”引退!?大票田・郡山に玄葉旋風
9月末に激震!根本はついに長男・拓を後継に
●3区…裏金・寄付金問題で自民・菅家に“勝算なし”!!
比例東北の“優遇反故”なら上杉も出馬か?!
●4区…自民・坂本「優勢」を決定付けた立憲民主の齋藤擁立
県内で唯一、自民圧勝か?
■深層レポート
楢葉町の女性職員の自殺は、ヒアリングが引き金か?!
パワハラ疑惑を否定した町への抗議との指摘も…
楢葉町役場には町長と当時の総務課長によるハラスメント行為を訴える職員がいた。その内部告発では通報者が特定され、報復行為による更なるハラスメント被害や揉み消される恐れがあることから、公益通報先として定められた役場の窓口ではなく、町議に届けられていたのである。ハラスメント被害者は、その後、自殺をしてしまったが、9月議会の追及で一連の経緯と役場の対応が明らかになってきた。
■特別インタビュー/坪井大雄(一社)福島市観光コンベンション協会長
■特別インタビュー/有馬一郎(株)東環ホールディングス代表取締役
感謝の心で地域社会に貢献していく!
■特別インタビュー/長谷川浩一(一社)福島県建設業協会長
「地域の守り手」として更なる体制の強化を
■新首長に聞く/宮川政夫棚倉町長
総合的な施策を通じて人口減少に歯止めを掛ける
■首長インタビュー/遠藤和夫北塩原村長
2次交通を充実させ滞在型観光を構築する
■2024インタビュー/渡邉公靖郡山信用金庫理事長
“五方よし”の理念で地域とともに成長する
DX推進で顧客の利便性を高めていく
■特別連載②/佐藤民宝とその時代
身近な一族を『白虎隊』の主人公に
作家 笠井 尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第102回】
会津大学における異文化間教育とグローカル人財の育成に向けて
川口立喜会津大学企画推進本部国際戦略室上級准教授・室長
■連載/文化企業家の系譜
【第4回】田村優子本宮映画劇場三代目
映画を愛する「物語」は終わらせない
「無駄」を楽しみ「無理」のない継続へ
■ざいかい短信
・注目の国見町長選―行政マン同士の軍配は?
財界ふくしま10月号【お詫びと訂正】
財界ふくしま10月号、発売
■インサイドレポート/補助金の不正受給で南相馬市の農業法人を刑事告訴か?!
本誌の指摘で、一転、市が虚偽申請の事実を認める!!
本誌編集部に、「南相馬農地再生協議会が所有する汎用コンバインをアグリあぶくま(株)が自社の所有物として補助金を申請し、令和2年に補助金を不正受給した」との情報が寄せられた。南相馬農地再生協議会とアグリあぶくまは同じ代表者が務めていたが、現在は別法人となっている。しかし、市では、水没した旧コンバインに替わる、新たなコンバインを購入する補助金の資格要件を満たしていないアグリあぶくまの申請を通したことから、両法人の所有権を巡る争いだけではなく、不正受給の疑いも浮上している。
■2025郡山市長選レポート/動き始めた郡山市長選―焦点は現職の動向か?
新たな候補者名も続々浮上!
来年4月に任期満了を迎える郡山市長選をめぐりテレビ・新聞での報道が相次いでいる。前回出馬した現職を含む3氏以外の新たな名前も取り沙汰される中、本誌は現在の情勢について取材した。
■追跡レポート/「ノーモア・メガソーラー宣言」の福島市が実効フェーズへ
生活圏や景観を損なう事例のほか、法の隙間を突く新たな事業者も
福島市はいわき市や郡山市に比べると、メガソーラーの施設数が明らかに多いという。その福島市では来年4月に条例を制定する方針を固めた。市民に動揺を与えた先達山のメガソーラー建設を契機に、「ノーモア・メガソーラー宣言」から実効性を高める条例の制定に踏み切った福島市の現状と課題を追った。
■特別インタビュー/室井照平会津若松市長
「帰っておいで」と自信が持てる会津若松市を創造する
デジタルやICTをマチづくりのツールに
■特別インタビュー/大寺正晃須賀川市長
子育て環境の充実財政健全化を通じて須賀川に元気を取り戻していく
公有財産の民間への売却も
■特別インタビュー/本田哲朗福島成蹊学園理事長、福島成蹊中学・高等学校校長
授業だけで東大理Ⅲに現役合格!
中学生は平均偏差値238位から全国8位へジャンプ!
■特別インタビュー/添田善行アートマイスター石彩工房(有)トライ代表取締役社長
急増する「墓じまい」の現状と課題
■特別インタビュー/亀岡偉民衆議院議員
福島を創薬のメッカとし医薬品の安全保障を確立していく
■特別インタビュー/管野啓二JA福島五連会長
福島県の農業振興に励む人たちを応援していく
■2024インタビュー/上條博英ひまわり信用金庫理事長
100年の歴史を尊重しつつ環境の変化にも対応
いわきの可能性を地域金融機関として支援
■2024インタビュー/添田英幸会津信用金庫理事長
地域金融機関として顧客に寄り添った伴走支援を
信金のネットワークを生かした支援
■2024インタビュー/菊地武会津商工信用組合理事長
地域に根差し、「顧客に喜ばれる経営」を目指す
組合経営と地域課題に進取果敢に取り組む
■特別連載①/佐藤民宝とその時代
三木清を師と仰ぎ近代文学派と交流
作家 笠井 尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第101回】
センシングデータを活用した災害時のモビリティ支援
川崎洋輔日本大学工学部土木工学科准教授
■連載/文化企業家の系譜
【第3回】遊佐 徹音響エンジニア
音楽が生活の一部となり「経済」となる
音の舞台の演出と共に文化まちづくりに挑戦!
■ざいかい短信
・現職批判くすぶり揺れる飯舘村長選
・葛尾村長選/波風なく無投票で現職3選か
財界ふくしま9月号、発売
■インサイドレポート
土木部だけではなかった横行する県庁内パワハラ !!
ハラスメント被害21件の件の楢葉町で、ついに“自殺者”!!
本誌8月号の「県土木部次長がパワハラか?」の記事を受け、現役の県職員からパワハラ被害の告発が続々と届いている。また、県庁の組織全体でハラスメント対策などを講じているものの、それは単なるポーズで、基本的に上司や幹部をかばっているとの厳しい指摘も寄せられている。更に深刻なのは、同じ記事内で取り上げた楢葉町役場のハラスメント被害は、ついに職員を自殺に追い込む事態を招いてしまった。
■棚倉町長選
「現職・出馬断念」の舞台裏
選挙戦突入でも宮川新町長の誕生で決着か!?
当初、現職・湯座一平町長と東白川郡選出の自民党県議・宮川政夫の一騎打ちと見られていた棚倉町長選は、湯座町長が出馬断念を表明。宮川の無競争での初当選の可能性が高くなっている。本誌は、「4選出馬に前向き」と見られた湯座町長の出馬断念の背景を取材した。
■国見町長選
かつてない注目度の国見町長選
鋼のメンタル現職・引地に挑む、県幹部の新人・村上
国見町長選は現職で2期目を目指す引地真と、新人の村上利通との一騎打ちの様相を呈している。選挙構図が早まった要因には、国見町が取り組んできた官民共創コンソーシアム(略称・カプコ)と、それらを巡る一連の問題がある。その検証とともに、苦い教訓を糧に行政の継続を訴える現職の引地と、刷新を求める新人の村上の前哨戦を追った。
■2024いわき市議選当落完全予想
新人大量出馬も黄信号
9月1日告示、8日投開票で行われるいわき市議選は、37の議席をめぐって10数人オーバーの混戦模様となっている。告示日まで1カ月を切った選挙戦の当落を完全予想する。
■ざいかい短信
北塩原村長選/対立深まるも現職の対抗馬なし?
■特別インタビュー/岡本幹成(学)昌平黌東日本国際大学・いわき短期大学キャリアセンター副センター長 硬式野球部助監督
大学野球を通して「人間力の育成」を
■特別インタビュー/星北斗参議院議員
「医療」「農業」「復興」をテーマに力を尽くす
■トップインタビュー/佐藤潔(株)コスモエンジニアリング代表取締役社長
福島と言えば「コスモ」と呼ばれる企業へ
■トップインタビュー/安部茂福島商工会議所青年部会長
創立40周年を感謝の気持ちを伝える一年に
■新首長に聞く/首藤剛太郎石川町長
信頼回復へ公正な町政運営を行う
■対談シリーズ/ダイバーシティ女性活躍社会へ
学校法人昌平黌緑川明美常務理事
【第6回】李和貞東日本国際大学経済経営学部教授
■連載/文化企業家の系譜
【第2回】近野明裕土湯伝統こけし工人
こけし工芸の灯を紡いでいくために伝統の継承と創作業の発展を両立する!
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第100回】
私と月探査:「かぐや」から「SLIM」へ、そしてその先へ
大竹真紀子会津大学コンピュータ理工学科教授・復興創生支援センター長
■特別連載〈最終回〉/徳一ゆかりの寺巡り
千手院伏龍寺(郡山市)
作家 笠井尚
財界ふくしま8月号【お詫びと訂正】
8月号40ページ「暑中お見舞い」の福島県商工会議所連合会様の広告で、掲載内容に誤りがございました。正しくは、鈴木俊雄白河商工会議所会頭、菊地大介須賀川商工会議所会頭、菅野京一二本松商工会議所会頭です。お詫びして訂正致します。(2024年7月4日)
8月号163ページ「地域特集 鏡石町」の鏡石町商工会様の広告で、掲載内容に誤りがございました。正しくは、廣瀬茂会長、斑目重徳副会長、根本竜太郎副会長です。お詫びして訂正致します。(2024年7月8日)
8月号120~121ページにおける「管野啓二JA福島五連会長」のお名前に誤りがございました。お詫びして訂正致します。(2024年7月11日)
財界ふくしま8月号、発売
■インサイドレポート
県土木部次長がパワハラか?職員が精神疾患で退職!!
楢葉町ではハラスメント被害21件の〝異常事態〟
本誌に県土木部ナンバー2パワハラで、職員が精神疾患で退職しているなどの投書が寄せられた。これについては、当人である土木部次長が身に覚えのないことと否定している。また同様に、楢葉町役場では町長と当時の総務課長によるパワハラを訴える告発が議員に届いていた。しかもこの内容には、公益通報者であっても通報者が特定され、報復行為による更なるハラスメント被害を恐れるかのような一文も載っていたのである。
■須賀川市長選直前情報―
「組織力・大寺」VS「草の根・安藤」
6年ぶりの前市議同士による一騎打ち!
橋本克也市長の退任を受けて実施される須賀川市長選は、前・元市議2人による16年ぶりの一騎打ちとなっている。本誌は両立候補予定者にインタビューするとともに、告示日直前の情勢を取材した。
■追跡レポート
福島駅前再開発事業が公費爆上げでリスタート!
県都再生のラストチャンスは、市がエンジン役に
ダメージコントロールに終始していたJR福島駅東口の再開発事業は、大幅な規模縮小と計画の見直しを受けて、2028年度中の完成、29年度中の開業に向けて再始動した。当初は、県都の高次な都市機能への更新と公共施設の戦略的再編整備を兼ねた駅前再開発事業は、いま様々な面から縮小均衡を図り、その事業成立性を高めようとしている。
■追跡レポート
北野白河市議「ストーカー・パワハラ問題」で露呈した白河市議会の〝浅はかさ〟
議長辞職に告訴騒動―市民からは「一刻も早い正常化」の声
「ストーカー・パワハラ行為」で白河市議会から辞職勧告を受けた北野唯道市議が事実関係を全面否定。議員活動の継続を公表したのは周知の通りだが、今度は逆に辞職勧告を下した筒井孝充議長(当時)ら7人の市議を「名誉棄損」などで告訴する事態となっている。更に、6月定例会では筒井議長が議長職を辞職。本誌は混乱が続く同市議会の現状を取材した。
■2024インタビュー/白坂拓司(株)東館代表取締役社長
「Dake Peak」を通じて“毎日のあづま館”を目指していく
観光客や地元客らの利用も見据えた複合施設
■トップインタビュー/加納武志(公社)福島県宅地建物取引業協会長
福島県の実情に即した公営住宅の代替を
官民一体で空き家、空き室の有効活用へ
■新連載/文化企業家の系譜
【第1回】大槻俊介「郡山市音楽の日」実行委員会委員長
音楽フェスティバルでマチを活性化させ、ビジネスチャンスを創出する!
■対談シリーズ/ダイバーシティ女性活躍社会へ
学校法人昌平黌緑川明美常務理事
【第5回】井上睦子 文部科学省高等教育局国立大学法人支援課長
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第99回】
ALPS処理水放出後の福島第一原発周辺の海のトリチウム
髙田兵衛福島大学環境放射能研究所准教授
■特別連載⑫/徳一ゆかりの寺巡り
成法寺(只見町)
作家 笠井尚
財界ふくしま7月号、発売
■インサイドレポート
常態化していた官製談合―「みせしめ」で逮捕された?塩田石川町長の不覚
出直し選挙には複数の候補者名が浮上
今年4月30日に官製談合防止法違反と公契約関係競争入札妨害の疑いで逮捕された塩田金次郎石川町長(当時)と建設会社元役員・元社員の2人が5月21日、新たな容疑で再逮捕された。一方、同町は塩田町長の辞任を受け6月25日告示、同30日投票による出直し町長選の動きが活発化している。本誌は官製談合の実態と出直し選挙の情勢を取材した。
■深層レポート
会津若松市消防団で大量退団!!炙り出された〝消防団事情〟
喜多方市消防団でも〝強制上納金問題〟で申入書
本誌に喜多方市消防団で、団員報酬の一部が分団幹部に半強制的に上納させられ、接待費用などの原資になっているとの投書が寄せられた。消防庁は、「団員個人へ直接支給された報酬の全部または一部を消防団や分団に支払うよう求めるようなことは、その趣旨を逸脱する」との通知をしている。しかし、会津若松市消防団でも、分団の運営費を巡って幹部に反発した団員が退団に追い込まれるなどの事態が起きているのだ。
■追跡レポート
百条委員会で職員らの生々しい実態が明らかに!!
まさに国見町の〝第2役場〟と化した、ワンテーブルの支配力
官民連携事業を契機に、4億3200万円の企業版ふるさと納税の寄附金で高規格救急車をつくり、幼保小中を統合した「くにみ学園」を打ち出す。国見町が描く地方創生と未来志向のマチづくりは、官民連携事業のパートナーに選んだワンテーブルとの契約解消とともに、すべてが頓挫した。この一連の問題を追及していた議会では、昨年から百条委員会を設けて更なる真相究明をしてきたが、その質疑の過程で驚くべき証言や新事実が出ている。
■インサイドレポート
「パワハラ・ストーカー行為」による辞職勧告を拒否した北野白河市議の現在(いま)
市民からは「第三者委員会設置で断罪を」の声も
本誌5月号で取り上げた北野唯道白河市議の「パワハラ・ストーカー問題」は、白河市議会が4月24日の臨時会で北野市議への「辞職勧告」を全員賛成で可決。6月定例会で議員ハラスメント条例の制定を予定している。一方、北野市議は指摘されたパワハラ・ストーカー行為を全面否定し議員活動の継続を表明。本誌は双方の現在を取材した。
■特別インタビュー/竹之下誠一公立大学法人福島県立医科大学理事長兼学長
エフレイでの研究を通じて〝浜通り発〟の新たな医薬品産業の集積と医療提供に貢献していく
医療の面から本県復興を担う人材を育成していく
■特別インタビュー/佐藤俊彦一般社団法人福島県産業資源循環協会長
循環経済のプレーヤーとして活躍出来る存在に
■特別インタビュー/小野栄重いわき商工会議所会頭
伴走型で 積極的に挑戦する企業を支援する
■首長インタビュー/遠藤雄幸川内村長
村民を支え、希望や生きがいが持てる村づくりを
■首長インタビュー/松本幸英楢葉町長
「農業」「教育」「健康増進」をバランス良く推し進める
■トップインタビュー/影山晴康(株)クレハ生産・技術本部いわき事業所長
「ONE TEAM」「ワイガヤ」「自分事として」充実した会社生活を
創業80周年の節目の年に過去最大投資の工事がスタート
■トップインタビュー/松原陽一国土交通省東北地方整備局郡山国道事務所長
交通を円滑に混雑のない状況に保つため尽力
地域とのコミュニケーションを大切に
■対談シリーズ/ダイバーシティ女性活躍社会へ
学校法人昌平黌緑川明美常務理事
【第4回】志賀義代 東日本国際大学事務局長・いわき短期大学事務長
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第98回】
電気刺激応答型薬物送達システムの構築について
柏木良友奥羽大学薬学部生命物理化学分野・製剤学分野教授
■特別連載⑪/徳一ゆかりの寺巡り
円蔵寺(柳津町)
作家 笠井尚
■ざいかい短信■
現職退任の須賀川市長選は「大寺VS安藤(聡)」の戦いか?!
財界ふくしま6月号【お詫びと訂正】
財界ふくしま6月号92ページ、「喜多方市道豊川・慶徳線一部供用開始」の広告ページにおいて、穴澤建設㈱様の広告が未掲載となっておりました。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま6月号、発売
■深層レポート
会津美里町の呆れた温泉施設譲渡劇の一部始終―
用途廃止決定前の売買仮契約締結は財務規則違反?!
老朽化した公共施設などを民間に売却や譲渡する場合は、行政財産としての用途を廃止して普通財産に切り替えてから行われる。ところが、会津美里町では「新鶴温泉健康センター」の民間譲渡募集から施設の引き渡しを巡っては、地方自治法に抵触するようなチグハグな対応が行われていた。
■塙町長選
―継続か?刷新か?水面下で熾烈な戦い
争点は現職2期8年の評価
6月18日告示、同23日投票の塙町長選は先月号で報じた通り現職と新人の一騎打ちの様相を見せている。(4月末時点)本誌は、現職の2期8年の町政運営を検証するとともに水面下で熾烈さを増す選挙戦の情勢を取材した。
■2024インタビュー/古川健(公財)ふくしま海洋科学館理事長兼館長
体験型の展示を通じて震災後、最多の入館者数を記録
地域振興の核となる拠点を目指す
■特別インタビュー/松崎克哉聖光学院高校女子硬式野球部監督
目標は甲子園!野球の楽しさを広めていく
■トップインタビュー/益子清志(株)シーズ代表取締役
地域の人たちの暮らしを応援する企業に
建設資材を核に新事業も展開
■トップインタビュー/望月貴文国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所長
阿武隈川の流域治水を加速・深化させる福島西道路延伸による混雑緩和
■編集長インタビュー/西辻一真みらい農業学校校長
雇用就農から、未来ある農業のロールモデルを
逆転の発想で、エビデンスに基づく儲かる農業へ
■地域特集/藤原一二川俣町長
子育て支援の充実と人手不足解消に努める
■対談シリーズ/ダイバーシティ女性活躍社会へ 学校法人昌平黌緑川明美常務理事
【第3回】福井朗子 いわき短期大学教授・幼児教育科学科長・東日本国際大学経済経営学部教授
■特別寄稿/門馬好春30年中間貯蔵施設地権者会長
理解醸成ではなくまずは信頼の醸成を
■特別連載⑩/徳一ゆかりの寺巡り
如法寺(西会津町)
作家 笠井尚
■ざいかい短信
・注目される県森連の役員人事
財界ふくしま2024年5月号【お詫びと訂正】
■財界ふくしま5月号15ページ、「この人」(鈴木靖裕県弁護士会長)の記事中、生年月日に誤りがございました。正しくは「昭和48年」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま5月号、発売
■インサイドレポート
「道の駅ばんだい」で不正受給疑惑が発覚!!
歴史的建造物の庄九郎亭では指定管理料を横流しか―
コロナ禍で厳しくなった経営環境でも従業員を解雇せずに休業手当を支給すれば、雇用調整助成金が受給出来る制度を巡り、不正受給が後を絶たない。本誌にも会津若松市の旅行会社が「道の駅ばんだい」で手掛ける飲食店が、店を休んでいないにもかかわらず、雇調金を申請していた疑いが持たれている。
■インサイドレポート
白河市議の「パワハラ・ストーカー行為疑惑」が泥沼化?!
審査会に「徹底解明」を望む声
当選5回を誇る白河市議が市職員にパワハラ・ストーカー行為を繰り返し白河警察署から指導を受ける事態が勃発。同市議会が政治倫理審査会を設置して調査を開始している。本誌は「市販薬の多量摂取で一部の記憶が喪失している」として審査会の事情聴取を拒んでいる白河市議に真意を質した。
■追跡レポート
福島駅前再開発事業の縮小が物語る、厳しい現実
県都再生は、県文化センターと駅西口がポイント!?
県都の再生を掛けたJR福島駅東口の駅前再開発事業が大幅な規模縮小に迫られ、西口では「イトーヨーカドー福島店」が撤退するなど、県都のマチづくりは混迷の最中にある。ピンチをチャンスに変えるべく、更なる積極姿勢を打ち出した木幡市政に打開策はあるのか―。
■議員選当落直前予想
・大沼郡三島町…実力未知数の新人出馬で当落線上の熾烈な争いか
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
雇用・子育て・娯楽を通じて地域活性化を目指していく
■特別インタビュー【地域特集】/塩田金次郎石川町長
町民が満足して暮らせるマチづくりを
■特別インタビュー/逸持治典子福島県介護支援専門員協会長
利用者が「ここで暮らせて良かった」という介護支援を
■特別インタビュー/阿部博史日本中央競馬会福島競馬場長
特色あるイベントを通して福島競馬を盛り上げる
■トップインタビュー/村枝哲哉ホテルハマツ(ハマツ観光(株))総支配人
親しみのあるサービスを提供しホテルは「人の駅」でありたい
■特別対談/すみれプロジェクト安西秀幸代表・角田一昭ヘッドコーチ
会津から日本一の選手を育成する!
「すみれプロジェクト」が本格始動
■対談シリーズ/ダイバーシティ女性活躍社会へ 学校法人昌平黌緑川明美常務理事
【第2回】田中みわ子 東日本国際大学健康福祉学部教授・健康福祉学部学部長
■特別連載⑨/徳一ゆかりの寺巡り
恵日寺(磐梯町)真言宗豊山派
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」/【第97回】
荒れた竹林を資源に。地域・里山再生を産官学民の手で。
子田康弘日本大学工学部土木工学科教授
■ざいかい短信
・塙町長選―現職・宮田と新人・天沼の一騎打ち?!
支社名称変更のお知らせ
4月1日をもって、郡山支社は郡山本社に名称変更致しました。住所、連絡先はこれまでと変更ございません。引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
財界ふくしま臨時増刊号福島の防災 ―未来への備え―、発売
福島の防災 850円(税込)
■浜通り地方の首長による特別座談会/立谷秀清相馬市長・内田広之いわき市長・篠木弘双葉地方町村会長
「福島の知見と教訓を被災地への貢献につなげていく」
■グラビア
・2024年1月1日 能登半島地震
■フォトレポート
・2024年1月1日 能登半島地震~元日を襲った巨大地震~
・2016年4月 熊本地震~2度の大型地震が被害を拡大~
・1995年1月17日 阪神・淡路大震災~家屋の倒壊が多くの死者に~
・ドキュメント3.11~本誌記者が撮った「東日本大震災」~
・ドキュメント3.11~東日本大震災の爪跡~
・~東日本大震災から13年~写真で見る福島復興の歩み
■トピックス
・緊急災害時でも自立的に稼働する都市モデルを構築…大震災きっかけに設立した郡山市の㈱エナジア
■資料編
・データで見る福島復興の歩み
・福島県が締結している災害時における応援協定等の概要
■県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
・第4回 「震災復興」を「地方創生」のモデルにするために/福迫昌之 東日本国際大学経済情報学部教授
・第36回 イノベーションを福島から発信するために/島田邦雄 福島大学共生システム理工学類教授
・第40回 自然災害への備え/中村洋介 福島大学人間発達文化学類文化探究専攻自然地理学研究室准教授
・第61回 米国ハンフォード地域の経済発展成功モデルを福島浜通りへ/中村隆行 東日本国際大学副学長・経済経営学部教授・福島復興創生研究所所長代行
・第74回 福島の復興促進と未来を担う人材の養成を目指して/武田文男 福島学院大学副学長
・第82回 地方自治体が取り組むSDGsの推進と課題/麻野 篤 会津大学企画運営室兼グローバル推進本部教授・学長補佐
・第83回 超高齢社会における口腔環境と健康の問題を考える/ 清浦有祐 ㈻晴川学舎奥羽大学長
・第84回 親子のメンタルヘルスを通じて考える福島の未来/内山登紀夫 福島学院大学福祉学部福祉心理学科教授
・第85回 福島県ホープツーリズムの更なる発展のために/三浦健一 東日本国際大学東洋思想研究所准教授・主任研究員同大学経済経営学部観光マネジメントコース長
・第86回 福島県産品のマーケティングの現状と課題/河野恵伸 福島大学農学群食農学類教授
・第88回 フクシマの復興に貢献する福島学院大学マネジメント学部/浅野清彦 福島学院大学マネジメント学部地域マネジメント学科長・教授
・第93回 東北地方太平洋沖地震後を見据えた耐震設計/浅里和茂 日本大学工学部建築学科教授
財界ふくしま4月号、発売
■インサイドレポート
双葉広域圏消防本部が陥ったパワハラ連鎖の〝闇〟
通勤費の〝不正受給疑惑〟にもダンマリを決め込む
本誌に、双葉広域消防本部に勤務していた職員が度重なるパワハラを受けて退職した経緯を告発する投書が届いた。その内容はまさに、職場内での優位性を背景に業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与えるものである。双葉広域消防本部ではこのほかに、一部の職員による通勤費の不正受給も疑われている。
■総力特集/議員選当落直前予想
・天栄村…最終的には少数激戦か?
・玉川村…現職半数引退も少数激戦突入か
・平田村…元職と新人が静かな議会に新風を巻き起こすか
・古殿町…定数削減で現職臨戦態勢も低調ムード
・矢吹町…2期連続の無競争? それとも選挙戦突入?
・矢祭町…「無投票」だが「定数割れ」も?
・塙町…少数激戦だが無競争の可能性も!?
・会津坂下町…選挙構図を睨み、無投票から実戦突入か?
・柳津町…調ムードで無投票の可能性も
・下郷町…定数12に13人の立候補で注目される最下位争い
・只見町…新人出馬も不透明で無投票の可能性も
・富岡町…11人目の候補者が名乗りを上げて選挙戦が確実に…それでも消えない〝無投票の声〟
■特別インタビュー/門馬和夫南相馬市長
人づくりで、可能性や希望の見えるステージへ
■特別インタビュー/高松義行本宮市長
バランス良く市民サービスの充実を図る
■特別インタビュー/東日本国際大学附属昌平中学・高等学校硬式野球部監督 江井康胤
基本は野球を通した人間教育と地域への貢献
■特別インタビュー/震災と原発事故から13年。内堀雅雄知事に県政の課題を聞く
激しい有事と静かな有事を、一つひとつ克服していく
■新連載対談/ダイバーシティ女性活躍社会へ 学校法人昌平黌緑川明美常務理事
【第1回】中野信子 東日本国際大学特任教授・脳科学者
■特別連載⑧/徳一ゆかりの寺巡り
勝常寺(湯川村)真言宗豊山派
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」/【第96回】
経済学で考える福島の路線バス問題
寺田一薫 福島学院大学マネジメント学部地域マネジメント学科・教授
■ざいかい短信
・現職・松本の4選が濃厚な楢葉町長選
・川内村長選/現職にさしたる対抗馬なし
・塙町・向ヶ岡公園内の移設工事で相次ぐ「見直し」の訴え
財界ふくしま3月号、発売
■深層レポート
Jヴィレッジ内のJFAメディカルセンターが診療報酬を不正請求か!!
整形外科クリニックで横行する無診察リハビリの〝深い闇〟
本誌編集部に、Jヴィレッジ内の整形外科クリニックではリハビリ前診察がほぼ行われておらず、違法な手段で収益を上げているとの投書があった。医師の診察を受けずにリハビリを行うだけで再診料とリハビリ報酬を算定する、いわゆる「無診察リハビリ」のことである。既に、昨年8月の時点で東北厚生局からリハビリ前診療に関する問い合わせを受けるなど、不正請求が疑われる事態に発展している。
■インサイドレポート
鮫川村議会「一般質問・不許可」の顛末
改めて問われる首長と議会の在り方
昨年12月、鮫川村議会定例会で村議2人が議会運営委員会の判断で一般質問の一部取り下げを余儀なくされる問題が発生したことは周知の通りだ。弊誌は、令和5年12月号の弊誌記事の一部が発端となって発生した今回の問題について関係者に取材した。
■市町村議選当落予想
・耶麻郡猪苗代町
県警の〝花形〟が電撃参戦!実戦経験ない現職6人が焦点へ
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
先達に感謝し、気持ちを新たに市制70周年へ
当事者能力を持ち得るため、条例を制定した
■特別インタビュー/三保恵一二本松市長
二本松市グリーンフィールドに大会と合宿を呼び込む
■首長インタビュー/蛭田泰昭矢吹町長
「住みやすい町」づくりに邁進
■特別インタビュー 祝・郡山市制施行100周年/菅野豊一般社団法人郡山市観光協会長
人を呼び込む郡山の魅力づくりを
■編集長インタビュー/曽根佳弘(株)三義漆器店代表取締役社長
世界最薄の生分解性プラスチックで、フロントランナーへ
社業を通して世界の課題解決に貢献したい
■特別連載⑦/徳一ゆかりの寺巡り
長谷寺(奈良県桜井市)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」/【第95回】
保育者養成校としての地域貢献のこれまでとこれから
鈴木隆次郎 いわき短期大学幼児教育科准教授
■ざいかい短信
浅川町議会でも起きていた「一般質問の一部却下」
財界ふくしま2月号、発売
■深層レポート
医師の〝過重労働〟は働き方改革実施後も続く!!
形骸化した宿日直許可大量取得の背景
4月1日からすべての勤務医は、原則として年960時間、月100時間未満の時間外労働(休日含む)規制が適用になる。違反した場合は、医療機関に6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる。医師の過重労働は社会問題化しているが、厚労省の通達の内容が抽象的であるため、いまだに病院経営者が都合よく解釈し、幅広い業務を自己研鑽として扱っているケースが横行している。いわゆる医師の働き方改革は病院経営にも大きな影響を与えるのは必至で、医師の過重労働を改善すると今度は地域医療の崩壊を招きかねないとの指摘も出ている。
■インサイドレポート
解散が見えない日和田土地区画整理組合に新たな「難問」
組合執行部は「最後の踏ん張り時」を強調
一部の総代、組合員から「塩漬け状態」と指摘されている日和田土地区画整理組合で、国から郡山市に払い下げられた国有地の取り扱いをめぐり、組合と町内会が対立する構図が発生している。本誌は双方の主張を聞くとともに指導・監督機関の郡山市を取材した。
■時の話題
「減少」が止まらない県内の老人クラブ
会員数は郡山市が県内トップに
■市町村議選当落予想
・田村郡小野町
説明会定数割れからの選挙戦突入はあるか?
■新春特別インタビュー/木幡浩福島市長に県都の創生を聞く
マチづくりはいま、新たな成長へと向かう転換期にある
質の高い行政運営で、活力を生み出す
■編集長インタビュー/脇坂斉弘 合同会社ねっか代表社員
酒造りを通して、美しい田園風景を守りたい
子供たちの未来に向け、輸出用清酒国内第1号に
■特別座談会/福島の食の魅力を発信する6次産業化の可能性
有我兼一 福島県農林水産部食産業振興監
菅野豊臣 ㈱栄楽館ホテル華の湯代表取締役社長
櫻田 武 福島県観光物産館長
佐藤淳一 磐梯町長
■特別連載⑥/徳一ゆかりの寺巡り
室生寺(奈良県宇陀市)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第94回】
AIを用いた野生動物警報システムの実証実験と今後
齋藤寛 会津大学教授・コンピュータ工学部門長
世界に翔ばたけ!!福島の若きアスリート2024発売
財界ふくしま1月号、発売
財界ふくしま1月号、発売
■インサイドレポート
社会福祉法人平成会「特老リアンヴェール美里」の虐待事件で囁かれる〝空白の一日〟
なぜ、逮捕の元職員を「即日、懲戒解雇」したのか!!
11月9日、本誌編集部に会津美里町内の介護施設で暴行事件があり、会津美里警察署が職員を逮捕したとの一報が入った。高齢者虐待防止法では、養護者または養介護施設従事者等による高齢者虐待を受けたと思われる高齢者を発見した場合、速やかに市町村に通報する義務が課せられている。しかし、この間の行政の対応はもちろん、事案の調査結果を踏まえて処分を下すはずの職員の処遇についても、理事長の権限であるはずの「即日、懲戒解雇」に踏み切るなど、この経緯についても数々の疑問が浮かび上がっている。
■追跡レポート
波紋広がる宮田県町村会長(塙町長)の〝発言〟
12月定例会で真意を追及
宮田秀利県町村会長(塙町長)の「中間貯蔵施設(大熊町)の現地視察会」での発言が波紋を呼んでいる。本誌は「除染土壌の再生利用促進」について宮田町長に真意を聞いた。
■検証レポート
相馬野馬追まであと半年―その運営の舞台裏とは
祭りの花形「騎馬武者」減少に構造的課題も
相双地方の夏の風物時であり、多くの観光客が足を運ぶ「相馬野馬追」が来年から5月の最終土、日、月曜日に開催されることが決まった。近年の猛暑続きで救護件数が増加していることなどが要因で、2年後を想定していた日程変更が早くも来年に前倒しされる。伝統の継承とともに3日間に及ぶ巨大な観光コンテンツとなった「相馬野馬追」は、どのように運営されているのか―。開催まで半年を切った準備体制とともに、構造的課題が指摘されている騎馬武者の減少についての現状と対策を追った。
■矢吹町長選直前情報
現職・蛭田の2期目突入が濃厚!?
現時点で対抗馬は見当たらず
■議員選当落完全予想
・東白川郡棚倉町
新人6人出馬、1人オーバーで選挙戦突入!
■新首長に聞く/佐野盛至湯川村長
「豊かで希望がもてる湯川村」に生まれ変わる
■特別連載⑤/徳一ゆかりの寺巡り
高松山観音寺(本宮市)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第93回】
東北地方太平洋沖地震後を見据えた耐震設計
浅里和茂 日本大学工学部建築学科教授
「世界に翔ばたけ!!福島の若きアスリート2024」発刊
「世界に翔ばたけ!!福島の若きアスリート2024」発刊
好評!シリーズ第5弾
A4版・オールカラー・100ページ
定価1000円(税込)・福島県内主要書店で好評発売中
■巻頭特別インタビュー
・大八木弘明 駒澤大学陸上競技部総監督
・酒井 俊幸 東洋大学陸上競技部駅伝監督
・藤田 敦史 駒澤大学陸上競技部監督
■私と箱根駅伝
・猪腰嘉勝 (国士舘大学OB)
・越尾咲男 (日本体育大学OB)
・今井正人 (順天堂大学OB)
・安西秀幸 (駒澤大学OB)
・柏原竜二 (東洋大学OB)
・相澤 晃 (東洋大学OB)
・阿部弘輝 (明治大学OB)
■箱根を目指す本県出身の選手たち
・中央大学 …小田切幹太選手
・早稲田大学 …山口智規選手・山﨑一吹選手
・創価大学 …吉田 凌選手
・城西大学 …林 晃耀選手
・東洋大学 …松山和希選手・藤宮 歩選手・薄根大河選手
・明治大学 …大湊柊翔選手・鬼塚大翔選手
・国士舘大学 …鈴木伸弥選手・生田目惇選手・富岡晃世選手
■「陸上王国・福島」を担う中・高生ランナーたち
・学法石川高校
・帝京安積高校
・いわき秀英高校
・田村高校
・会津高校
・日大東北高校
・中学男子
・高田中学校
・中学女子
■「駅伝王国ふくしま」指導者のメッセージ
・渡部裕也 福島県女子駅伝チーム監督(会津若松市立第二中学校教諭)
■グラビア
・2023年福島県高等学校駅伝競走大会
・2023年福島県中学校体育大会駅伝競走
■現役ランナーとして福島の陸上界をリード
・田母神一喜 合同会社スリーエフ代表
■資料編
天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
全国高等学校駅伝競走大会(男子)
全国高等学校駅伝競走大会(女子)
全国中学校駅伝競走大会(男子)(女子)
市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)
東日本女子駅伝競走大会
財界ふくしま12月号、発売
財界ふくしま12月号、発売
■真相レポート■
〝だて西RC〟の終結決定から3年―
ロータリークラブへの信用失墜行為の一部始終!!
強かに、いまも消滅クラブの会長を名乗り続ける
膨大な資料とともに本誌に「当時のガバナーによって、だて西ロータリークラブが消滅させられた」との内容の投書が寄せられた。しかし、本誌が取材を進めていくと、投書に記された内容とは異なる様々な問題点が浮上してきた。国際奉仕団体であるローターリークラブの理念に反するような運営や金銭トラブルをはじめ、その社会的信用を背景にした営利事業を行っていた実態が本誌の取材で明らかになった。
■インサイドレポート■
鮫川村長選「現金バラ撒き騒動」で明らかになった〝もう一つの問題〟
村民からは「地域の分裂」を危惧する声も
今年8月に実施された鮫川村長選をめぐり、「有権者に現金がバラ撒かれた」との情報が寄せられた。本誌は関係者に真偽を質すとともに、新たに判明した宗田雅之村長の後援会の「政治資金規正法違反」の問題についても取材した。
■追跡レポート■
イトーヨーカドーの撤退で、JR福島駅の東西に大きな空白が!
商業存続か、新たな再開発か。注目の西口の行方とは―
長年の懸案であり、県都の再生を掛けた福島市の駅前再開発事業は完成がずれ込み、そこに輪を掛けるようにJR福島駅西口の「イトーヨーカドー福島店」が撤退を表明。県都の駅周辺の商業機能の低下はもちろん、今後のマチづくりや中心市街地の形成に向けても、大きな影響が及びかねない懸念が広がっている。
■レポート■
鏡石町議会が「成田地区遊水地整備事業調査特別委員会」の設置を否決!
町民からは町議としての資質を問う声も
■総力特集/首長選議員選 当落完全予想■
議員選
・金山町…現職1人の引退で選挙戦は〝小波乱〟か!!
・大熊町…果たして新人2人の当選はあるのか!!
・広野町…新人5人の立候補で大混戦必至!!
■特別インタビュー■佐藤武寿県医師会長
勤務医の労働環境の改善と医業承継で本県医療を支える
■特別インタビュー■本間達也県老人保健施設協会長
超高齢化社会に即した現実的な制度運用を
■特別インタビュー■國井常夫西白河地方森林組合長
森林の重要性を未来に!
■特別インタビュー■前田泰彦(一社)福島県警備業協会長
適正取引を推進し質の高い警備サービスを
■特別連載④■徳一ゆかりの寺巡り
常福寺(いわき市)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」■【第92回】
集落を基礎とした地域農業のイノベーション
荒井聡 福島大学農学群食農学類長・教授
財界ふくしま2023年11月号【お詫びと訂正】
財界ふくしま11月号19ページ、検証レポート「2024年問題―本県の物流業界・現状と課題を探る」の表①「道路貨物運送業の倒産・月次推移」に誤りがありましたので訂正します。>>表①訂正版(PDF) (2023年10月5日)
財界ふくしま11月号141ページ、トップインタビュー(佐久間博康酪王協同乳業㈱代表取締役社長)の記事中、新工場建設完了時期の記載に誤りがございました。正しくは「令和7年の春ごろの完成予定」でした。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま11月号、発売
■検証レポート
2024年問題―本県の物流業界・現状と課題を探る
「コロナ・燃料高騰・人手不足」の三重苦が追い打ち
働き方改革関連法によって自動車運転手の時間外労働の上限規制が適用される、いわゆる「2024年問題」―その適用が半年後に迫っている。本誌は県内物流業界の現状と適用後に向けた現場の取り組み、課題について取材した。
■総力特集/2023県議選徹底分析〈2〉
〇中通り・県北
・福島市…当落線上に2人。ノビシロとダメージコントロールの攻防か!?
・伊達市・伊達郡…自民2人擁立難航で立民・共産と分け合う形に
〇中通り・県中・県南
・白河市・西白河郡…現職続投で有権者の関心は4年後!?
・東白川郡…自民・宮川の無競争での3期目が濃厚
・田村市・田村郡…自民党・玄葉党の棲み分けで今回も現職安泰か
〇会津
・会津若松市…水野の出馬で無風が一転、少数激戦に?!
・喜多方市・耶麻郡…無投票とは言い切れない? 自民支部に残る怨念
・南会津郡…下馬評では前回惜敗の渡部が〝断然有利〟だが…?!
・河沼郡…新人の猛追で現職陣営も警戒感
・大沼郡…立民の新人・加藤の大逆転の可能性もある?!
〇浜通り
・いわき市…自民の新人・木村の出馬で、どうなる矢吹の票数!!
・相馬市・相馬郡新地町…県内唯一の自民候補空白区に
■総力特集/首長選・議員選当落完全予想
議員選
・相馬市…24歳の新人は、ゲームチェンジャーとなり得るのか
・川俣町…新人出馬も今回は低調ムード
・新地町…2人の新人が現職陣営を脅かす展開に
・川内村…現新動きは見られず無投票の可能性も
・葛尾村…具体的な動きも見えず早くも停滞ムード
■新首長に聞く/宗田雅之鮫川村長
里山景観を守り交流人口増へ
■首長インタビュー/添田勝幸天栄村長
未来に続く元気で豊かな村を築く
■首長インタビュー/坂本浩之三春町長
町の特色を生かし住環境の整備を
■特別インタビュー/長谷川浩一(一社)福島県建設業協会長
「働き方改革」が最重要課題
■トップインタビュー/佐久間博康酪王協同乳業(株)代表取締役社長
酪農家のために消費者が喜ぶ商品づくりを
合併両社の特色生かし挑戦を続ける
■特別連載③/徳一ゆかりの寺巡り
仁王寺(会津美里町)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第91回】
コロナ禍に学生とともにつくったボランティアサークル〝アザレアBBS会〟の誕生とアフターコロナの大学教育の試金石について
大橋雅啓 東日本国際大学健康福祉学部心理福祉コース長・教授
財界ふくしま10月号、発売
財界ふくしま10月号、発売
■検証レポート
髙橋宣博桑折町長肝いりの「認定こども園」の開園は再々延期か?!
なぜ、町は〝土中の産廃ガラ〟を見過ごしていたのか!!
若い子育て世帯の定住が増えている桑折町では、福島蚕糸跡地にスーパー「いちい桑折店」とグランピング施設「グランケット桑折」、それから、民間事業者である社会福祉法人松葉福祉会の幼保連携型認定こども園「こおり醸芳こども園」の開園が計画されている。桑折町、いちい、松葉福祉会の3者で交わした基本協定では今年の4月に開業予定だった事業が、いまも店舗や施設は完成していない。その大きな要因となるのが計画地の地中から出てきた大量の産業廃棄物だ。この処理費用を誰が負担をするのかという責任の所在を巡って、更なる延期も避けられない事態となっている。
■総力特集/2023県議選徹底分析〈1〉
・二本松市…ついに〝自民2議席独占〟が崩れるか?
・本宮市・安達郡…対抗馬不在で現職・佐藤が5選へ
・郡山市…いまのところ無風も無投票はあり得ない?
・石川郡…現時点では新人同士の〝一騎打ち〟だが?!
・須賀川市・岩瀬郡…焦点は「3議席目のイス」か?!
・南相馬市・相馬郡飯舘村…3年後の市長選が棲み分けを崩す?
・双葉郡…引き続き、定数・選挙区割りの渦中に
■総力特集/首長選・議員選当落完全予想
首長選/
・湯川村…前回と同じ顔ぶれの一騎打ちが濃厚!!
議員選/
・桑折町…反町長派の増加で議会構成も変わる?
・浅川町…現時点では1人オーバーの少数激戦
・泉崎村…有力新人「大量出馬」で大混戦!!
■特別インタビュー/室井照平会津若松市長
スマートシティ普及に向け「便利で住みやすいまち」の体験機会を
■特別インタビュー/亀岡偉民衆議院議員
医薬・創薬による復興で世界を牽引する存在に
■特別インタビュー/管野啓二JA福島五連会長
家族経営の弱点をカバーする「ふくしま園芸ギガ団地」構想
■首長インタビュー/澤村和明平田村長
笑顔あふれて「人生が楽しい」と実感出来る村に
■内田広之東北国道協議会長を囲む特別座談会
地方創生の実現に向けた道路行政を考える
出席者(順不同)
内田広之東北国道協議会長・丸山和基福島河川国道事務所長
遠藤雅司郡山国道事務所長・原田洋平磐城国道事務所長
国土交通省東北地方整備局管内の一般国道の整備促進や維持管理を支援し、地域の発展を目的に設立された東北国道協議会の会長に内田広之いわき市長が就いた。道路などの老朽化対策と国土強靱化を実現するための防災・減災対策の充実には、公共事業の安定的・持続的な執行のための予算確保が欠かせない。そこで、本誌では県内の河川国道事務所、国道事務所のトップに管内の主要事業をはじめ、地域住民の安全・安心の向上や交通円滑化、地方経済の好循環を促す道路ネットワークの整備促進への取り組みなどを語ってもらった。
■特別連載②/徳一ゆかりの寺巡り
法用寺(会津美里町)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第90回】
農業・環境分野でのリモートセンシング技術の活用に向けて
牧雅康 福島大学食農学類教授
財界ふくしま9月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま9月号38~39ページ、フォトレポート「本宮市内子ども食堂・フードバンク贈呈式」の記事中、「子ども食堂『コスモス』(薄井カツ子氏)」とあるのは間違いで、正しくは「浦井カツ子氏」でした。お詫びして訂正致します。
・財界ふくしま9月号69ページ、風聞録「田村市役所で『昆虫課』新設!」の記事中、ムシムシランド(昆虫館とカブトムシドームの利用)の入館料に誤りがございました。正しくは「大人800円」でした。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま9月号、発売
■追跡レポート
またもや、県中建設事務所が用地交渉で〝勇み足〟
〝批判の的〟にされたJA福島さくらの今後?!
先月号で報じた県中建設事務所の対応に絡んで、読者からまた新たな情報が寄せられた。その問題とはJA福島さくら大槻総合支店の前の歩道が狭く、児童・生徒の通学路に危険が多いというものだ。県中建設事務所、郡山市、JAともにその問題を解消する必要性を認識し、JAも用地提供に応じるとされていた。しかし、JAサイドでは承諾がないまま用地の提供が既成事実化されていたことに不信感を抱き、事態の解決がないまま、膠着した状態が続いている。
■検証レポート
国見町役場が〝超絶いいマネロン〟に利用された!?
高規格救急車発注の疑惑受け、くにみ学園構想も凍結
昨年3月に国見町が立ち上げた官民共創コンソーシアムからわずか1年あまりの間に、町政を揺るがすような問題が次々と起きている。企業版ふるさと納税を原資にした高規格救急自動車の発注―。更には、国見町の幼保小中学校を一つに統合した義務教育学校「くにみ学園構想」が打ち出されるなど、唐突とも思えるプランの浮上や行政執行に町民や議会は困惑や疑念を深めている。
■インサイドレポート
浅川町議会で定数削減めぐり前代未聞の〝珍騒動〟
町民からは「議員のあり方」を問うの声も
約1カ月後に選挙が実施される浅川町議会で、3月定例会で定数削減に賛成した町議が6月定例会で一転、定数の現状維持を訴える請願書を提出する出来事が発生した。本誌は前代未聞ともいえる〝珍騒動〟の一部始終を取材した。
■天栄村長選
選挙戦突入でも現職の4選は揺るがず!
3期連続の無投票も?
■総力特集/首長選・議員選当落完全予想
首長選/
・三春町…元副町長同士の激戦から4年―
現職再選が濃厚
議員選/
・鏡石町…約半数の現職が引退し大幅な定員割れも?
・石川町…各地で地元票をめぐる現新の熾烈な争いが
・三春町…新人の動き鈍く現実味を増す定数割れ
・中島村…1人オーバーで選挙戦突入か?
■新首長に聞く/二瓶盛一猪苗代町長
観光業を通じてマチ全体を好循環に
■トップインタビュー/佐藤春幸(株)佐藤電設代表取締役
新技術の獲得と新分野への進出を
若手従業員の多さが将来への財産
■トップインタビュー/関場直隆関場建設(株)代表取締役社長
〝地域とともに〟成長していく企業を
若手担い手の確保に注力
■トップインタビュー/道下和幸ホテルハマツ総支配人
「来て良かった」と言われるホテルを目指して
3度の天災を乗り越えて営業再開
■特別インタビュー/鈴木和夫白河市長
「真の豊かさ」を実感出来るマチづくりを
■特別インタビュー/橋本克也須賀川市長
市民とともに「住み続けたいまち」をつくる
■特別インタビュー/小野利廣福島県法人会連合会長
納税意識の高揚、税知識の普及に取り組む
■特別インタビュー/大場敏宣いわき観光まちづくりビューロー会長
磨き上げてきた観光資源を組み合わせ交流人口拡大へ
■首長インタビュー/小林功柳津町長
駅から〝歩いて観光が出来るマチづくりを〟
■特別連載①/徳一ゆかりの寺巡り
大正寺(北塩原村)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第89回】
並列計算機による防災・環境・社会シミュレーションとVRによる可視化
宮村倫司日本大学工学部情報工学科防災・環境シミュレーション研究室准教授
財界ふくしま8月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま8月号38ページ目「福島県商工会議所連合会」の広告記載内容に誤りがございました。白河商工会議所は正しくは「鈴木俊雄会頭」、須賀川商工会議所は正しくは「菊地大介会頭」、二本松商工会議所は正しくは「菅野京一会頭」でした。関係各位にお詫びして訂正致します。
・財界ふくしま8月号127ページ「須賀川信用金庫」の広告記載内容に誤りがございました。9月号で再掲載させて頂きます。
【「財界ふくしま」購読料改定のご案内】
「財界ふくしま」は2023年8月号(7月10日発刊号)より、
価格を税込850円(本体773円)に改定させて頂くこととなりました。
昨年来の歴史的な物価高により、用紙代をはじめ原材料費が高騰しております。当社も全社を挙げて経費削減に努めておりますが、言論報道機関としての使命を果たし続けていくためにも、皆様に購読料の改定をお願いせざるを得ないと判断致しました。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
財界ふくしま8月号、発売
■追跡レポート
県中建設事務所が植樹帯の〝埋め戻し〟を指示
県道の交差点に照明を付けなかったあり得ない理由
信号機の設置された交差点には原則として照明を設置することとなっている。しかし、郡山市の市道大町大槻線と県道芦ノ口大槻線に設置された交差点では完成後もしばらく照明が設置されず、更に県の指示で道路改良に伴い、市管理部分の植樹帯もアスファルトで舗装する工事が行われた。住民との合意形成はおろか、国の基準を無視したり、設計変更もしないで工事を行い、何事もなかったように工事を完了させた県の姿勢に批判の声が上がっている。
■検証レポート■
駅前再開発に急ブレーキ!総事業費600億円で膨らむ不安
県都創生の巨大プロジェクトの命運は…
JR福島駅東口の再開発事業が、建設資材高騰などによる工事費の2割以上のアップを受け、令和8年度の完成から1年遅れることになった。単純に工事費を総事業費に上乗せすると、600億円に迫る。これに伴い、事業主である再開発組合と市では仕様部材や構造計画の変更などで工事費を縮減し、新たな補助金の導入などを取り入れるという。これを契機に県都の再生を賭けたマチづくりに向かうはずだった、駅前の再開発事業が正念場を迎えている。
■総力特集/首長選議員選当落完全予想■
首長選/
・鮫川村…現職の無投票再選か?あるいは選挙突入か?
水面下で対抗馬擁立の動き?
議員選/
・郡山市…乱立する新人が当落線上で激闘か
・会津若松市…現職・元職・新人含めた激しい当落線上の戦い
・須賀川市…2期連続の無投票もしくは欠員1の恐れも?
・大玉村…押山村政への賛否も渦巻き熾烈な戦いに
・西郷村…4年前同様、少数激戦の様相?注目は現職2人の動向
■首長インタビュー/佐藤淳一磐梯町長
子や孫が暮らし続けたい魅力あるマチに
■首長メッセージ/鏡石町
■地域特集/杉岡誠飯舘村長
農畜産業の高収益化で将来世代につなげていく
■特別連載⑧〈最終回〉/「福島の自由民権運動」
自由党から自民党まで
作家 笠井尚
財界ふくしま7月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま7月号「市町村議選当落完全予想(耶麻郡磐梯町)」の記事中、候補者名に誤りがございました。66ページ候補者一覧の現職候補者名「松崎隆洋」氏は誤りで、正しくは「松坂隆洋」氏です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま7月号、発売
現・新三つ巴の戦い〝現職有利〟は前評判通りなのか―!!
官民一体による映画館の誘致実現で思わぬ波紋が…
7月30日投票の会津若松市長選は、現職で4期目を目指す室井照平に目黒章三郎市議と水野さち子元県議が挑む構図となった。今回の市長選では争点をつくらないようにしてきた現職の室井に対し、市政運営に疑問を持ってきた反室井の勢力が水野陣営に付いている。ただ、三つ巴の市長選をしり目に、有権者の関心事は混戦模様の市議選へと移っているようだ。
■追跡レポート
第2弾 交流センター建設を巡って深まる〝数多の疑惑〟!!
押山村長が村長室で椛HOMEと2回面会していた!!
安達郡大玉村の集会施設「山ろく交流センター」の建設に関する、押山村長に対する疑惑は解消されるどころか、ますます深まってきた。村主導による建設業者の選定をはじめ、この間、運営主体である地縁団体の通帳を村が管理し、施設の完成前にほとんどの工事代金が振り込まれるなどの実態が次々と浮かび上がってきたのである。
■2023白河市長選
選挙戦突入でも現職・鈴木の5選が濃厚!
市内では早くも〝4年後〟が話題に
■総力特集/首長選議員選当落完全予想
首長選/
・平田村…現時点では12年ぶりの〝無競争〟も?!
・猪苗代町…選挙事情が一変!!新人同士の争いは〝二瓶有利〟か?!
・磐梯町…先駆的取り組みが評価され現職の再選濃厚
・柳津町…実戦突入も、現職2期目は揺るがず?
議員選/
・福島市…注目集める現・新の同門、同ジャンル対決
・本宮市…前回同様の無投票は回避されるか
・白河市…最大で8人落選!前回同様〝熾烈な戦い〟か?
・磐梯町…少数激戦へトップ当選のジンクスは?
・西会津町…今回も新人強し現職が割を食う?
・昭和村…議員のなり手不足で村長選に続く無投票か
■編集長インタビュー/数又清市JAふくしま未来代表理事組合長
「JA支持率全国1位」は、未来への期待度
産地や品目の数値化、可視化で次の一手を
■特別インタビュー/國分守県保健福祉部長
身近な地域で適切な医療を受けられる体制を整えていく
■特別インタビュー/鈴木竜次県生活環境部長
より効果的なごみの減量化や資源化対策を推進
■特別インタビュー/鈴木久社会福祉法人昌平黌理事長
人材確保には介護報酬制度の改善が不可欠
■特別インタビュー/小野栄重いわき商工会議所会頭
大きな環境変化に 果敢に挑戦、「シン化」していく
■トップインタビュー/新城大輝末廣酒造(株)代表取締役社長
アフターコロナを見据えた魅力あるお酒づくりを
若者などの新たな顧客層を開拓
■首長インタビュー/佐川正一郎矢祭町長
近隣自治体と協力し交流人口の拡大を
■首長インタビュー/岡部光徳古殿町長
町民に寄り添った行政を運営を
■首長インタビュー/矢澤源成三島町長
〝足元の泉〟を掘る施策で町独自の魅力を作っていく
■新首長に聞く/平野信之檜枝岐村長
人口・経済の両輪で村の発展に導いていく
■新首長に聞く/須釜泰一玉川村長
村民と一緒に元気で豊かな玉川村をつくる
■特別連載⑦/「福島の自由民権運動」
明治維新(下)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第87回】
分光法を用いた食品にかかわる化学分析
沼田靖日本大学工学部生命応用化学科環境照射化学研究室教授
■首長メッセージ/楢葉町・川内村・三春町・鮫川村・会津美里町・南会津町・昭和村
財界ふくしま6月号、発売
またも、あおぞら保育園で園長による〝虐待、パワハラ疑惑〟が発覚!!
園児の保護者が福島警察署に被害届を提出へ…
本誌では、2年前に福島市の「あおぞら保育園」の園長による園児への虐待、保育士へのパワハラ問題を報じたが、再び、同様の事案が起きた。2年前には、特別監査に入った福島市が虚偽報告や園児に対する不適切な対応を確認したというのに、なぜか、行政処分ではなく行政指導という〝緩い指導〟に留め、県に特別監査の結果を報告もしていなかった。一連の経緯から、今回も行政に真相究明を望むことは出来ないと判断した市民が、福島警察署に被害届を出す事態へと発展した。
■インサイドレポート
国の定期検査で指摘された県森連・受託事務の〝怠慢〟
抜本的な組織改革を求める声も
県内17の森林組合を束ねている福島県森林組合連合会(田子英司代表理事会長)で、国の定期検査で改善を求められる事案が相次いでいる。本誌は丹治俊宏専務と遠藤誠寿参事に取材。今後の対応策について聞いた。
■検証レポート
泉崎村が失格業者を落札させた事実を隠蔽!!
村長、副村長が最低制限価格の改竄を指示か?!
公共工事の入札では最低制限価格を下回った時は失格になる。通常は、入札を中止して再入札する事務手続きが取られるが、泉崎村ではその場で最低制限予定価格を書き換え、再び失格した業者が落札するという事態が起こった。村内からは箭内憲勝村長の指示との声も聞かれるなど、泉崎村の行政運営が問われている。
■追跡レポート
鏡石町・元議長「セクハラ問題」の顛末
選挙費用の返済をめぐり〝泥沼化〟の様相も
昨年5月の町議補選で当選した鏡石町議会の女性町議が元議長に「セクハラ・パワハラ行為」を受けた問題は既報通りだが、今年3月、元議長が「セクハラ・パワハラ行為の真実を公表する」としてマスコミに赤裸々な文書を配布。事態が泥沼化する中、本誌は双方の主張を聞いた。
■市町村議選当落直前予想
・伊達郡国見町…今回も無投票か反町長の流れは覆せない?
■編集長インタビュー/山崎光悦 福島国際研究教育機構理事長
福島の復興と科学技術立国の再興へ
社会実装と産業化。人材育成で福島に貢献していく
■トップインタビュー/村井弘道一般財団法人ふくしま建築住宅センター理事長
来る変革に備え、審査検査業務の研鑽に努める
県民と地域社会の安全・安心に寄与
■トップインタビュー/野木正徳(株)日和田ショッピングモール代表取締役社長
災害に強い、防災拠点になるモールをつくる
地域のハブとなる存在を目指して
■特別連載⑥/「福島の自由民権運動」
明治維新(上)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第86回】
福島県産品のマーケティングの現状と課題
河野恵伸福島大学農学群食農学類教授
財界ふくしま5月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま5月号40ページ、矢祭町長選情報のタイトル「12年ぶりの『無競争』か?前回同様『一騎打ち』か?」に誤りがございました。正しくは「16年ぶりの『無競争』か?前回同様『一騎打ち』か?」です。お詫びして訂正致します。(2023年4月4日)
・財界ふくしま5月号「市町村議選当落完全予想(耶麻郡北塩原村)」の記事中、候補者名に誤りがございました。86ページ候補者一覧及び87ページ候補者写真、88ページ2段目の剣ヶ峰地区の現職候補者名「井関明子」氏は誤りで、正しくは「伊関明子」氏です。86ページ4段目及び88ページ2段目の早稲沢地区の新人候補者名「佐藤康幸」氏は誤りで、正しくは「佐藤弘喜」氏です。お詫びして訂正致します。(2023年4月5日)
財界ふくしま5月号、発売
疑惑の目が向く福島医大の〝ある寄附講座〟の奇妙な動き
寄付金の情報開示も拒む隠蔽体質には呆れるばかり
福島医大の理事長兼学長の選出に際し、教職員らの意向投票の結果とは異なる候補者を選考会議で決定した選考プロセスに学内はもちろん、学外からも異論の声が上がっている。更に本誌には、大学や研究機関が民間企業や自治体などから寄付された資金で講座を設置し、研究活動を行う寄附講座について、大きな疑惑がある実態をつかんだ。
■追跡レポート
セクハラ問題で中心弁護士が退任!気になる生業訴訟の今後
原告からは「第2陣は大丈夫か?」の声も
■矢祭町長選情報
16年ぶりの「無競争」か?前回同様「一騎打ち」か?
■総力特集/2023年統一地方選当落完全予想
●首長選
・玉川村…現職引退で継続か刷新か三つ巴の戦いへ
・古殿町…現職6選へ長期政権が抱える課題は?
・檜枝岐村…観光を軸に、村内経済のV字回復を託される
・三島町…同じ顔触れの現新一騎打ち80票差は縮まるか
●議員選
・喜多方市…今回も少数激戦の選挙戦に突入
・鮫川村…無風から一転、混戦模様か?
・北塩原村…村長派勢力拡大へ歴史的大乱立!?
・南会津町…定数ピッタリも、告示日には実戦突入か!?
・檜枝岐村…1票が見える村で、16年ぶりに実戦突入か!
■特別インタビュー/秦千代栄一般社団法人福島県老人福祉施設協議会長
地域ごとにまとまって介護保険制度の対応を
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
自然と便利が調和した若者が集うマチづくりを
イオンモールを通じて周辺地域の振興にもつなげていく
■特別インタビュー/杉山淳日本中央競馬会福島競馬場長
本来のにぎやかな福島競馬を取り戻していく
■編集長インタビュー/町野英明会津会会長
会津の誇り、魂を未来へと語り継ぐ
全国でも稀有な「会津会」の存在意義
■特別連載⑤/「福島の自由民権運動」
河野広中(下)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第85回】
福島県ホープツーリズムの更なる発展のために
三浦健一東日本国際大学東洋思想研究所准教授・主任研究員・同大学経済経営学部観光マネジメントコース長
財界ふくしま4月号、発売
■インサイドレポート
福島医大の〝密室〟での理事長選出に疑念渦巻く
教授12名の「有志の会」は〝選考の無効〟を主張!!
福島医大は1月13日の選考会議で現職の竹之下誠一理事長兼学長の3選を決めた。しかし、学内から選考会議の「選考過程が不透明」との声が上がるなどの波紋が広がり、教授らによる有志が1月30日に任命権者である内堀知事に対し、「理事長選考結果への再考ご意見のお願い」との文書を提出する事態に発展した。学内の意向投票に反する選考会議の決定に、選考過程の公開や透明性を求める声も出るなど、現行の選考規程は見直しを迫られている。
■検証レポート
〝会員激減〟の県内老人クラブに打開策はあるのか!?
県老連はコロナ後を見据え活動を復活
県内老人クラブの会員数が「激減」している。果たして老人クラブの存在意義とは何か?本誌はコロナ禍をはじめとする「激減」の要因について話を聞くとともに、コロナ後を見据えた会員増強、クラブ存続の取り組みについて取材した。
■追跡レポート
郡山市・福原東第7町内会と元会長の訴訟が結審
地裁郡山支部の判決に異議も
郡山市・福原東第7町内会と元会長の訴訟が地裁郡山支部で結審し、町内会側に22万円の支払いを命じる判決が下された。本誌は判決内容の是非とともに、控訴期限が過ぎて慰謝料の支払いが確定した第7町内会の今後の対応を取材した。
■特別インタビュー/内堀雅雄知事
福島の「真価」をもっと光輝かせたい
震災と原発事故から12年。内堀雅雄知事に県政の課題を聞く
■特別インタビュー/根本匠代議士
福島の復興・再生に引き続き全身全霊を
■特別インタビュー/門馬和夫南相馬市長
チャレンジしやすく、生活の満足度が高いマチづくり
第三次総合計画のキーワードはつなぐ・よりそう・いどむ
■特別インタビュー/高松義行本宮市長
市民と一緒に「本当の笑顔」の本宮をつくる
■特別連載④/「福島の自由民権運動」
河野広中(上)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第84回】
親子のメンタルヘルスを通して考える福島の未来
内山登紀夫福島学院大学福祉学部福祉心理学科教授
■ざいかい短信
・猪苗代町長選/前後町長の引退(?)で急浮上した〝意外な候補者〟
・まじめな福島市民が手こずる、ごみの減量
「福島のリーディング企業20選」発刊
「福島のリーディング企業20選」~トップが語る経営・人財戦略~
競争力の高い事業内容で躍進を続ける企業や地域経済をリードする福島県内の“注目企業”トップが経営・人財戦略を語るインタビュー集
〈A5判 ソフトカバー モノクロ208ページ〉販売価格1,500円+税
【登場企業】
㈱アクーズ会津/石川建設工業㈱/㈱栄楽館/㈱エヌジェイアイ/かわちやグループ/(社福)厚慈会/㈱コスモエンジニアリング/㈱シーズ/常磐共同ガス㈱/(医)生愛会・(社福)生愛福祉事業団/㈲高橋工業所/日本福祉サービス㈱/(学)福島学院/㈱ふたば/ビルド商事㈱/㈱日向/ベストファームグループ/マインドホールディングス㈱/三春工業㈱/㈱み・らいとコンサルティング
県内主要書店やアマゾン、弊社オンラインショップで発売中!
2月7日付朝刊掲載広告について
2月7日付福島民友新聞掲載の「財界ふくしま」最新号発売広告の号数表記に誤りがございました。正しくは2023年3月号です。お詫びして訂正いたします。
財界ふくしま3月号、発売
■インサイドレポート
職員の不祥事が続く楢葉町の〝根深い問題〟
公益通報で町が「家賃の不正操作」を公表か?!
楢葉町では続発する職員の不祥事を受け、令和4年4月に「楢葉町職員不祥事の再発防止に関する第三者委員会」を設置し、不祥事の原因究明と再発防止に関する調査した経緯がある。ただ、その後も負の連鎖は止まらないどころか、いまも不祥事の隠蔽を図る体質が見え隠れしている。第三者委員会の報告書でも「いくら問題点を分析し、再発防止策を実施しても、職員並びに組織全体の意識が変わらなければ、再度、不祥事は起こり得る」と警鐘を鳴らした、楢葉町役場の実態に迫った。
■追跡レポート
東日本台風から3年―「遊水地整備事業」(最終回)
流域自治体首長のアンケート結果を一挙掲載
玉川・矢吹・鏡石3町村に跨る「遊水地整備事業の現状と課題」の最終回は、同事業の意義や恩恵について下流域の須賀川、郡山、本宮、福島、伊達各市にアンケートを実施。各首長の回答を一挙、掲載するとともに、福島河川国道事務所に「流域治水の取り組み」と「完成後の利活用」を聞いた。
■追跡レポート
証人喚問から1年、いまだ検証・報告が終わらない矢吹町議会・百条委員会
町民からは「いつまで続くのか?」の声も
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
震災を教訓に培われた相馬市のレジリエンス
■特別インタビュー/三保恵一二本松市長
「にほんまつ城報館」を通して市内観光の魅力を底上げさせる
■特別インタビュー/大槻博太福島県電設業協会長
復興・SDGsと業界としての役割を果たしていく
■特別インタビュー/岡本宏二(一社)ふくしまをリハビリで元気にする会理事長(元福島県作業療法士会長)
発達障がい児に「遊び」を提供する活動に評価
■2023インタビュー/渡邉和裕(一社)福島市観光コンベンション協会長
市内どこでも通年で果物が楽しめる観光地づくりを
「外貨獲得・内発循環・関係人口拡大」で地域を盛り上げる
■編集長インタビュー/大八木弘明駒澤大学陸上競技部監督
より強く、より高みに挑む「常勝軍団」であれ!
世界に通ずる選手育成という新たなステージへ
■特別寄稿/門馬好春30年中間貯蔵施設地権者会長
ほんとうの笑顔を取り戻す
環境省による地上権契約者に対する差別的な用地補償
東電による地上権契約者に対する差別的な営農賠償
■特別連載③/「福島の自由民権運動」
加波山事件と福島県民
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第83回】
超高齢社会における口腔環境と健康の問題を考える
清浦有祐(学)晴川学舎奥羽大学長
■ざいかい短信
・南会津郡県議選/自民が〝現職の引退〟で新人女性を擁立か?!
・福島医大理事長・学長選出の収まらない余波
駅伝王国ふくしま2023資料編【お詫びと訂正】
財界ふくしま2月号、発売
■2023会津若松市長選を徹底分析―
現職vs新人の〝三つ巴の争い〟が濃厚か!!
竹田綜合病院vs会津中央病院の代理戦争の様相も…
今年8月6日に任期満了を迎える会津若松市長選は、現職の室井照平が4選を目指すことが確実視される中で、昨年夏ごろから水面下で出馬に向けた複数の動きがある。元市議会議長の目黒章三郎のほか、参院選にも出馬した元県議の水野さち子も出馬に向けて市内の有力者を取り込むなど、現時点では三つ巴の公算が高まっている。その支持構図や背景を探るとともに、今夏の選挙戦の前哨戦をレポートした。
■追跡レポート
東日本台風から3年―「遊水地整備事業」③
三城目地区100㌶を提供する矢吹町の課題
阿武隈川緊急治水対策プロジェクトで進められている鏡石・玉川・矢吹3町村に跨る遊水地整備事業で、先月号は石森春男玉川村長にインタビューし同村の現状と課題を取り上げた。今月号は第三遊水地・矢吹町の現状と課題について蛭田泰昭町長にインタビューするとともに、「三城目地区遊水地対策協議会」の活動について取材した。
■本宮市長選レポート
有力対抗馬不在で現職・高松の4期目か
地域格差にくすぶる不満も
1月15日告示、22日投票で行われる本宮市長選は、4期目を目指す現職の高松義行が立候補を表明している以外、12月下旬時点で表立った動きはなく、高松の4選が濃厚となっている。度重なる災害からの復興にリーダーシップを持って対応してきた高松市政に期待の声がある一方、合併から16年を迎え、マチづくりへの不満もくすぶり続けている。
■特別インタビュー/木幡浩福島市長
変革への取り組みを県都の新ステージへ昇華させる
木幡浩福島市長に県都の復興と再生を聞く
■編集長インタビュー/大倉智(株)いわきスポーツクラブ代表取締役
J2でも魂のフットボールで魅了していく
スポーツの持つ力で人の心を動かしていきたい
■特別インタビュー/齋藤記子福島県中小企業家同友会長
困難な時代だからこそ強靭な経営体質をつくっていく
■特別インタビュー/有賀悌三五峰観光(株)代表取締役会長
60周年を迎えた県南地方唯一の奥座敷・新甲子温泉「五峰荘」
■特別掲載/学校法人昌平黌交誼会冬期FD・SD研修会講演
西園寺一晃 東日本国際大学客員教授・北京大学客員教授
「中国はどこに向かうのか―日中関係の課題と展望―」
■特別掲載/「駅伝王国ふくしま2023」駅伝座談会 未来に襷を!
・安西 秀幸 全国都道府県対抗男子駅伝福島県チーム監督
・菅野 靖史 帝京安積高等学校陸上部監督
・角田 一昭 会津美里町立高田中学校陸上部監督
・渡部 裕也 会津若松市立第二中学校陸上部監督
・田母神一喜 合同会社スリーエフ代表
■特別連載②/「福島の自由民権運動」
(二)喜多方事件と福島の獄(下)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第82回】
地方自治体が取り組むSDGsの推進と課題
麻野篤会津大学企画運営室兼グローバル推進本部教授・学長補佐
■ざいかい短信
・10増10減で県南地方が〝分断〟
財界ふくしま1月号、発売
■インサイドレポート
「医業承継バンク」は医師不足解消の救世主になれるのか!!
絶対条件の県、市町村の連携がこれからという不安…
日本医師会が全国の民間医療機関の約4000施設を対象にアンケート調査を実施したところ、約4割が「閉院」を考えていることが分かった。福島県医師会では、県が進める医業承継支援事業を受託し、県内の譲渡希望医と開業希望医のマッチングを支援する「医業承継バンク」を設立している。しかし、県内の市町村には県や県医師会からのマッチング情報が全く下りてこないばかりか、県内の市町村でどのような支援事業が行っているかについても県では把握出来ていない実態が浮かび上がってきた。
■追跡レポート
東日本台風から3年―「遊水地整備事業」②
玉川村の現状と課題
阿武隈川緊急治水対策プロジェクトで進められている鏡石・玉川・矢吹3町村に跨る遊水地整備事業で、先月号は肥沃な土地が消滅する鏡石・成田地区について鏡石町議会の取り組みを中心に取り上げた。今月号は石森春男玉川村長にインタビューし、玉川村の現状と課題を取材した。
■時の話題
福島地裁に却下された「コロナワクチン訴訟」の中身
いわき市の住民2人が県と知事、県議会を提訴
■首長インタビュー/大堀武新地町長
町民の生活環境と暮らしの満足度を高めていく
■首長インタビュー/江田文男浅川町長
徹底した子育て支援と福祉を
■トップインタビュー/谷田敏男(株)ギフトプラザ代表取締役社長兼CEO
すべてのお客様をギフトプラザのファンに
実店舗とECの相乗効果を狙い、新たな事業の展開を
■新年号特別インタビュー/田辺裕信JRA騎手(二本松市出身)
本県出身騎手初のクラシック制覇!
■新連載/「福島の自由民権運動」
作家 笠井尚
■新年号特別寄稿/古民家の調査と再生から考える「いま、大切なものとは何か」
山岸吉弘日本大学工学部建築学科専任講師
■連載/世界のフクシマ県人会/永井宏志郎ソウル福島県人会長
■ざいかい短信
・心の傷癒えぬまま、区切りの和解
駅伝王国ふくしま2023【お詫びと訂正】
「駅伝王国ふくしま2023」77ページ、グラビア「2022年福島県中学校体育大会駅伝競走開催」の記事中、「女子5位・中央台南」と「女子6位・船引」の選手の写真を逆に掲載してしまいました。お詫びして訂正致します。
マガジン誌「駅伝王国ふくしま2023」発売!!
好評!シリーズ第4弾「駅伝王国ふくしま2023 未来に襷を!」新発売
定価1000円(税込)・福島県内主要書店で発売中
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INDEX
■特別座談会「未来に襷を!」
・安西秀幸 全国都道府県対抗男子駅伝福島県チーム監督
・菅野靖史 帝京安積高等学校陸上部監督
・角田一昭 会津美里町立高田中学校陸上部監督
・渡部裕也 会津若松市立第二中学校陸上部監督
・田母神一喜 合同会社スリーエフ代表
■本県出身の実業団指導者
・中国電力 …佐藤敦之ヘッドコーチ
・JR東日本 …迎忠一コーチ
・マツダ …圓井彰彦コーチ
■本県出身の実業団アスリート
・トヨタ自動車九州 …今井正人選手
・旭化成 …相澤晃選手
・住友電工 …遠藤日向選手
・シスメックス …石井寿美選手
・しまむら …山ノ内みなみ選手・折笠有彩選手・渡邉唯選手
■「箱根を駆け抜けろ!」本県出身の大学指導者&選手たち
・駒澤大学 …大八木弘明監督・藤田敦史ヘッドコーチ・佐藤信春スカウト兼コーチ・大和田貴治選手
・東洋大学 …酒井俊幸監督・清野太雅選手・松山和希選手・藤宮歩選手
・早稲田大学 …相楽豊チーム戦略アドバイザー・小指卓也選手・山口智規選手
・国士舘大学 …小川博之監督・添田正美コーチ
・日本大学 …武者由幸コーチ
・青山学院大学 …横田俊吾選手
・東京国際大学 …宗像聖選手・菅野裕二郎選手
・中央大学 …中澤雄大選手
・創価大学 …吉田凌選手
・明治大学 …櫛田佳希選手
・城西大学 …林晃耀選手
・立教大学 …加藤駆選手
■次世代を担う
・鏡石中学校 …増子陽太選手
■特別友情対談「ふくしま国体の“友情”から、ともに日本のトップ指導者へ」
・吉田真希子 東邦銀行陸上競技部監督(福島大学陸上競技部監督)
・酒井 瑞穂 東洋大学陸上競技部コーチ
■「駅伝王国ふくしま」を創る
・円谷ランナーズ
・スリーエフ
■「日本一を目指して」
・学法石川高校陸上競技部
■県内有力校
・田村高校
・いわき秀英高校
・帝京安積高校
■本県中学駅伝の常勝軍団
・会津美里町立高田中学校
■グラビア
・2022年福島県高等学校駅伝競走大会
・2022年福島県中学校体育大会駅伝競走
■故人を偲ぶ
・佐藤十次元県駅伝後援会長
・古川道郎元川俣町長(前県駅伝後援会長)
・川本和久福島大学陸上競技部監督
■資料編
・天皇杯全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
・皇后杯全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
・全国高等学校駅伝競走大会(男子)
・全国高等学校駅伝競走大会(女子)
・全国中学校駅伝競走大会(男子)(女子)
・市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)
・東日本女子駅伝競走大会
財界ふくしま12月号、発売
■検証レポート
公立夜間中学の〝複数校設置〟は実現出来るのか!!
県教委の突然の〝方針転換〟に翻弄された市町村
国はいま全国の都道府県に1校以上の公立夜間中設置を求めており、県内では福島市が令和6年度をめどに市立の夜間中学を開校する方針を決めた。公立夜間中学校は様々な理由で義務教育を修了出来なかった人や日本で生活を始めることになった外国籍の人などが学んでいる。最近は、中学校を卒業していても不登校などで十分に通うことが出来なかった人たちの〝学び直しの場〟ともなっている。県としては、夜間中学が義務教育に係ることから、基本的には市町村で検討されるべきというスタンスだ。しかし、県土の広い福島県で複数設置するには、財源も含めて、県が主導しなければ調整もままならないという指摘が県内自治体から出ている。
■追跡レポート
東日本台風から3年―鏡石・玉川・矢吹3町村の「遊水地整備事業」
肥沃な土地が消滅する鏡石・成田地区の課題
東日本台風から3年―国、県は阿武隈川流域全域で戦後最大の記録的な降雨による多くの災害が発生したことを受けて「阿武隈川緊急治水対策プロジェクト」を策定した。本誌は、同プロジェクトの中で着々と進められている鏡石・玉川・矢吹3町村に跨る遊水地整備の課題について取材。今月号は鏡石町(成田地区)を取り上げる。
■追跡レポート②
記事訂正を求めてきた広野町の松本正人副町長の〝茶番〟
遠藤智町長が仕組んだ議会対策なのか!!
■南相馬市議選直前当落予想
桜井元市長の電撃出馬で、現職陣営に衝撃走る!
新人・元職の3人が現職陣営を脅かす展開に
11月13日告示、20日投票の南相馬市議選は間もなく実戦を迎える。今回の選挙戦の最大の焦点は、桜井勝延元市長の市議選への出戻り参戦だ。当初は、2人の新人が現職に挑む構図が想定さていたが、その後に桜井が起意を表明したことで、選挙情勢は大きな変化を見せている。
■特別インタビュー/佐藤武寿県医師会長
医業承継を地域医療発展の一助に
■特別インタビュー/本間達也県老人保健施設協会長
この国の介護のあり方を考える転換期に来ている
■特別インタビュー/前田泰彦県警備業協会長
質の高い警備サービス提供へ教育充実に努める
■特別インタビュー/亀岡偉民衆議院議員
相双地方を「創薬医療」の一大拠点へ
■特別インタビュー/玄葉光一郎衆議院議員
コロナを転機に新しく多様な分散型社会を
■特別インタビュー/上杉謙太郎衆議院議員
震災からの復興を通して地方の模範となるような地方創生を
■特別インタビュー/小熊慎司衆議院議員
教育の機会均等は地方が取り組むべき一丁目一番地
■特別インタビュー/菅家一郎衆議院議員
バックヤード構想を通じて東京一極集中を分散する
■首長インタビュー/髙橋宣博桑折町長
魅力的な「ちょっと便利な田舎町」を推進する
■首長インタビュー/押部源二郎金山町長
「金山に住んでいて良かった」と思える町政を目指す
■編集長インタビュー/今津健充(株)バイオマスレジン福島取締役社長(相馬ガスホールディングス(株))
「ライスレジン」で相双地方の復興・創生の一助へ
相馬ガスグループは地域との運命共同体
■特別寄稿 新刊『土俗と変革』補足
今こそ問う日本の国柄とは
北一輝、大川周明から福島県ゆかりの永井陽之助、朝河貫一、小室直樹らを論じた評論集
作家/笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第81回】
福島第一原発汚染水発生量を抜本的に減らすために
柴崎直明福島大学共生システム理工学類教授
■連載/世界のフクシマ県人会
セイディ・ワタナベホノルル福島県人会長
財界ふくしま11月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま11月号「2022フクシマ知事選」32ページにある内堀雅雄知事の写真キャプションを「福島県強靭化復興構想研究会設立総会」と記載したのは誤りです。正しくは「初出馬時の記者会見」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま11月号、発売
■インサイドレポート
集会所建設で〝疑惑まみれ〟の押山利一大玉村長
建設費2790万円の評価額が1410万円の〝怪〟
大玉村の集会施設の建設を巡り、押山利一村長に〝疑惑"が浮上している。集会施設の事業主体である地縁団体・玉井9区婦人ホームのあずかり知らぬところで建設業者が決まり、震災時の木造仮設住宅を再利用した坪単価100万円という価格が設定されていく。極めつけは、火災保険に加入するための査定額が、何と建設費の半分にしかならない。いま、地域住民から、押山村長に不信の目が向けられている。
■2022フクシマ知事選
内堀県政3期目へ。
オール福島の選挙体制はどこまで続く!?
10月30日投票で行われる知事選では3期目を目指す現職の内堀雅雄(58)が出馬を決め、4年前の知事選に続く事実上の信任投票の様相を呈している。8年前の知事選で内堀県政が誕生してから、県政界では中央政界の与党と野党が相乗りする状況にあり、いずれも県政与党の立ち位置を示してきた。「復興に与野党なし」という、オール福島の選挙体制も震災と原発事故から11年が経つと、徐々に路線の違いが拡がっている。強力な対抗馬が不在のまま、3選を目指す内堀県政に4期目はあるのか―。
■浅川町長選直前情報
浅川町「中学校建設」に異論噴出!
継続か一時休止か?町長選の争点にも
10月11日告示、同16日投票の浅川町長選は本誌10月号で取り上げた通り、2期目を目指す現職と新人の前議長による一騎打ちの様相を見せている。そんな中、浅川中学校の建設事業が新たな争点に浮上している。「事業継続」の立場の現職に対し、新人の前議長は「一時休止、延期」を主張。本誌は建設の経緯と併せて事業の是非について取材した。
■追跡レポート
広野町が〝協議の事実〟を隠蔽し、施工業者に責任を押し付け!!
東北経済産業局の書類検査を悪用か――
広野町の浅見川の浅倉橋の付帯道路工事で会計検査院から設計と異なる箇所があり、交付金101万円の返還を求められた。施工業者は広野役場と協議したという認識だが、遠藤町長は議会で「施工業者が町に対して協議をしないで自らの判断で行った」と答弁している。行政は契約に定められた品質を確認するための完了検査をしているが、なぜ、広野町では不適合物件を見逃したのか―。更に取材を進めていくと、行政と施工業者が工事変更の協議をしていた事実が表面化しないよう、組織的な隠蔽を図った疑いが出てきた。
■特別インタビュー/内田広之いわき市長
新たな挑戦企業を支援し産業振興を目指す
■特別インタビュー/曳地利光県土木部長
〝7つの目標〟で時代潮流に対応していく
■2022インタビュー/桜田葉子学校法人福島学院理事長、福島学院大学・同短期大学部学長
地域に貢献し、地域に選ばれる「福島ならでは」の大学へ
来春、マネジメント学部地域マネジメント学科を開設
■首長インタビュー/塩田金次郎石川町長
「暮らして良かった」「生まれて良かった」マチづくり
■新首長に聞く/吉田栄光浪江町長
浪江の復興から、県全体の発展に貢献していく
■連載〈最終回〉/ふくしまから地球文明の未来を
ふくしまが東日本大震災から真の復興を為し遂げた時、ふくしま魂は地球文明の核となる
「我れに三宝あり。持して之を保つ。一に曰わく、慈。二に曰わく、倹。三に曰わく、敢えて天下の先と為らず」(老子)
森田実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉学長
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第80回】
被災地の雑穀栽培にみる復興の新たな地平と未来への示唆
石井秀樹福島大学食農学類准教授
■連載/世界のフクシマ県人会
渡部伊市北伯福島県人会長
■連載〈最終回〉/一千年の時を刻む薬師如来
―仏都会津の慧日寺御本尊を復元―
五十嵐源市元磐梯町長
■ざいかい短信
・郡山市虎丸町・積水ハウス施工のマンション解体で「騒音・振動」苦情!
財界ふくしま10月号、発売
■スクープ!!
日本郵便が社員の私物を勝手に処分の〝真相〟!?
内部告発も緘口令を敷いて9年間も放置―
■検証レポート
県内郵便局の統廃合に自治体は無関心過ぎないか!!
地域のセーフティネットでなくなった郵便局の現実
郵政民営化と日常のコミュニケーション手段が電子媒体に移行していることなどもあり、郵便事業を取り巻く環境は大きく様変わりしている。日常生活においても、これまでには翌日に届いたはがきなどの郵便物が、金曜日に投函すると土曜、日曜を挟んで月曜日以降に届くようになった。日本郵便の統廃合が現実化しているいま、行政側が住民サイドに立った郵便局の配置の在り方を精査し、日本郵便と統廃合の協議すべき時がきたのではないだろうか。
■首長選情報・浅川町長選
現職・江田と新人の前議長・円谷の一騎打ち!?
4年前同様、僅差での決着か?
10月11日告示、同16日投票の浅川町長選は、2期目を目差す現職と新人の前町議会議長による一騎打ちの可能性が高くなっている。本誌は現職の1期4年の町政運営を検証するとともに、水面下での選挙戦に向けた両陣営の動きを取材した。
■特別インタビュー/室井照平会津若松市長
「スマートシティ会津若松」の発展・深化へ
■特別インタビュー/森涼学校法人石川義塾理事長・学校長
「行学一如」の精神で進化し続ける学法石川
■特別インタビュー/鈴木久社会福祉法人昌平黌理事長
「長年勤めていたい」と思える魅力ある職場環境の実現を
■特別インタビュー/森まさこ参議院議員
「女性の経済的自立」の実現に向けて力を尽くす
■編集長インタビュー/星北斗参議院議員
地域資源に光を当て、福島の未来を輝かせる
新型コロナは柔軟かつ機動的な対応へ
公衆衛生の専門家として県民健康調査検討委員会の座長を務め、県医師会副会長としては新型コロナウイルス感染症対策を担当した星北斗氏が自民党公認で立候補し、今夏の参院選で初陣を飾った。今回の参院選では想定されていた選挙構図が大きく変わり、公示後の顔ぶれは5人の候補者がすべてが新人という選挙戦になった。自民党県連では2期以上を務められる人物を擁立の条件としていたが、改めて国政の舞台に立った星参議に山積する福島県の課題解決に向けた取り組みを聞いた。
■連載⑫/ふくしまから地球文明の未来を
福島の豊かな風土と文化が生んだ偉大な思想家と教育界指導者―山鹿素行から緑川浩司まで―
「田舎で生まれて田舎で育ったということは教育の最良部分だと思う」(オールコット=19世紀アメリカの小説家)
森田実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉学長
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第79回】
震災関連死軽減に向けた歯科からのアプローチ〈後編〉
瀬川洋(学)晴川学舎奥羽大学歯学部長
■連載/世界のフクシマ県人会
吉田学在越福島県人会長
■連載/森林(もり)とともに85年―福島・日本の未来へのメッセージ―
【最終回】福島・日本の森林再生-森林組合の役割
國井常夫元全国森林組合連合会会長(現・西白河地方森林組合組合長)
■連載⑤/一千年の時を刻む薬師如来
―仏都会津の慧日寺御本尊を復元―
五十嵐源市元磐梯町長
■特別企画/首都圏型中高一貫教育を実践する学校法人福島成蹊学園
「福島県から医学部を目指すなら、成蹊の中高一貫へ4人の子供がすべて医学部に合格。保護者と卒業生が成蹊の教育を語る」
人口減少に伴い県内公立学校の統廃合が加速する一方、私立高校の実質教育無償化により、公立小学校から私立中高一貫への進学も有効な選択肢へとなり得る時代になった。本県では受験は高校からが主流であるものの、全国や東北6県と比較すると難関国公私立大学への合格数が少ない現状にある。地方において、首都圏型中高一貫教育の実践で学力と人間力を伸ばしてきた福島成蹊学園の教育力について、保護者と卒業生のリアルな経験を通して大いに語って頂いた。
本田哲朗 福島成蹊中学・高等学校長/武川秀之 歯科医師/武川陽子 歯科医師/武川秀辰 慶應義塾大学医学部医学科3年(中高一貫コース6期生・令和1年度卒)
■首長メッセージ/富岡町、相馬市
■ざいかい短信
・鏡石町議会で「セクハラ・パワハラ疑惑?!」の元議長が辞職
・ファンド傘下の「地域連合型ゼネコン」に新たな動き!!
・桑折町長選/現職・髙橋の4期目は確実?
・金山町長選/現職再選濃厚も最大の敵はあきらめムード?
財界ふくしま9月号、発売
■シリーズ第3弾 板倉病院の〝負の連鎖〟が止まらない―今度は准看護師に虐待された患者の〝骨折〟を隠蔽!!
本誌の情報提供で県も特別監査を実施!!
本誌8月号で板倉病院の第2病棟の女性患者S氏の虐待を報じると、海野院長名で「虐待についての新聞広告及び雑誌について」との文書が職員に配布され、虐待の事実が表面化したことへ憤慨していたことが明らかになった。また、本誌では7月号でY准看護師に拘束帯で殴られたO氏の虐待を取り上げたが、今度はこの同じ患者が6月21日に骨折するという、新たな事案も浮上してきた。
■2022首長選レポート/中島村長選情報
「現職・加藤と新人・緑川の一騎打ち」が濃厚!
注目は現村政の「批判票」
8月30日告示、9月4日投票の中島村長選は、現時点で4期目を目指す現職と新人の一騎打ちとなる公算が強まっている。本誌は、現職の3期12年を検証するとともに選挙の情勢を取材した。
■特別インタビュー/近内幸雄いしかわ医研代表
開業から30年―独自の整体技術で腰痛を改善
■特別インタビュー/長谷川祐一県薬剤師会長
コロナ禍・デジタル化に対応し地域医療体制に貢献する
■特別インタビュー/橋本克也須賀川市長
災害を乗り越え、活力あるマチに
■特別インタビュー/小野利廣県経営者協会連合会長
未来を見据えて人材問題に対応
■特別インタビュー/志賀博之福島さくら農業協同組合代表理事組合長
地域農業の振興と地域社会への貢献
双葉地区の営農再開支援に尽力
■特別インタビュー/舟見敬成県理学療法士会長
「みんなの笑顔をつくりだす」を使命に
■特別インタビュー/原喜代志会津よつば農業協同組合代表理事組合長
組合員、消費者とともに会津地域の農業の発展を!
情報発信を通じて新規就農者の確保へ
■2022インタビュー/本多洋八いわき信用組合理事長
地域金融機関だからこそのきめ細かい金融サービスを
外部の知を活用し、事業の再構築をサポートする
■2022インタビュー/石川俊石川建設工業(株)代表取締役社長
地方建設業の社会的使命を追求していく
協業化と隣接業界との緩やかな連携も視野に
■編集長インタビュー/管野啓二JA福島五連会長
「園芸ギガ団地」を儲かる農業と担い手確保の拠点に
変化に順応し、将来に責任を持てる組織であり続ける
6月27日のJA福島中央会の総会で代表幹事を務めていた管野啓二氏が、JA福島厚生連、JA全農福島、JA共済連福島、農林中央金庫福島支店の県域5組織を束ねるJA福島五連会長に就いた。本県農業を取り巻く環境は、東日本大震災と原発事故によって生じた風評被害の払拭や被災地域の営農再開など、復興と再生の途上にある。震災前からの構造的課題である農業所得の向上と担い手の確保に向けて、課題と展望を聞いた。
■連載⑪/ふくしまから地球文明の未来を
時代の最先端を走り抜いた福島県出身の偉大な女性たち、そして現在日本の看護を支える「令和の瓜生岩子」
―新島八重、高村智恵子、田部井淳子、そして福井トシ子―
「生命のみが神聖である。生命への愛が第一の美徳である」(ロマン・ロラン)
森田実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉学長
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第78回】
震災関連死軽減に向けた歯科からのアプローチ〈前編〉
瀬川洋(学)晴川学舎奥羽大学歯学部長
■連載/世界のフクシマ県人会
ワペンスキー英子北加福島日系人会長
■連載/森林(もり)とともに85年―福島・日本の未来へのメッセージ―
【第4回】全国森林組合連合会長時代
國井常夫元全国森林組合連合会会長(現・西白河地方森林組合組合長)
■連載④/一千年の時を刻む薬師如来
―仏都会津の慧日寺御本尊を復元―
五十嵐源市元磐梯町長
■特別座談会/足立淳星のや竹富島ファシリティマネージャー/ 柴幸秀ゼネラルヒートポンプ工業(株)専務取締役/ 白石昇央(株)エナジア代表取締役
「再生可能エネルギーが築く未来社会」
弊誌では昨年6回にわたり、郡山市を拠点に再生可能エネルギーを組み合わせて自給出来る熱電供給システムを創造している(株)エナジアの取り組みを紹介する連載企画「フクシマ発!『エナジア』の挑戦~再生可能エネルギーで復興の“見える化”を実現する~」を掲載した。この連載の中で取り上げた沖縄県のリゾート施設「星のや竹富島」では、水・熱・電気の自立システムを構築。島と共生するリゾートとして、「海水の淡水化による飲料水の自給」という先駆的な取り組みを実現させた。この事業を成し遂げた3人のキーマンに、実現までの苦労や今後の展望を語り合って頂いた。
■首長メッセージ/大玉村、平田村、湯川村、会津坂下町、柳津町
■特集/2022参院選
星北斗元県医師会副会長が初陣飾る
■ざいかい短信
・新地町長選/手堅い行政手腕で、現職・大堀の続投か
財界ふくしま8月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま8月号「世界のフクシマ県人会」105ページ、内堀雅雄知事との懇談会の写真キャプションに誤りがございました。正しくは「2019年10月」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま8月号、発売
■インサイドレポート
第2弾 板倉病院の虐待は閉鎖病棟でも常態化していた―
右親指の骨折、全身に“あざ”の 生々しい写真を 極秘入手!!
先月号でレポートした板倉病院の患者に対する准看護師の虐待事件の発覚は、様々な方面に波紋を呼んだ。本誌発売後には、海野院長が本誌記事に関する職員への説明会を開くなど、内部告発による公益通報で表面化した虐待、盗撮事件の余波は収まりそうにない。この件とは別に、板倉病院では患者への虐待を理由に病院を解雇された看護師との裁判を抱えている。また、本誌は新たに第2病棟内で虐待が行われている可能性を示す8枚の写真を独自に入手した。
■石川町長選レポート
三つ巴から一転、現職・元職の一騎打ち?!
「有権者の見識が問われる選挙」の指摘も
8月23日告示、同28日投票の石川町長選は三つ巴から一転して現職と元職による一騎打ちの様相を見せている。本誌は早くも動き出した選挙の情勢について取材した。
■特別インタビュー/渡部謙一福島県酒造組合会長
蔵元ごとの個性を際立たせ県全体の厚みを出していく
■特別インタビュー/前田伸悟(有)いわきケアフォレスト専務取締役
質の高いリハビリを地域に届ける
■特別インタビュー/藪政勝日本中央競馬会福島競馬場長
いよいよ有観客開催へ迫力ある生のレースを
■特別インタビュー/佐々木一成夢みなみ農業協同組合代表理事組合長
組合員、職員とともに好循環を形成していく!
サービスの充実、安定経営に取り組む
■トップインタビュー/岩淵伸一相馬共同火力発電(株)取締役社長
一日も早く復旧を果たしエネルギーの安定供給に貢献
環境に配慮し、技術革新を進めていく
■トップインタビュー/丸山和基福島河川国道事務所長
気候変動リスクに耐え得る阿武隈川の流域治水を
伊達橋の復旧、福島西道路の延伸に取り組む
■新首長に聞く/木賊正男鏡石町長
「新しい力」で人・まち・未来をつなぐ
■編集長インタビュー/遠藤秀文㈱ふたば代表取締役社長
復興の地から、世界の課題解決に貢献していく
課題の可視化・定量化を基盤とした社会コンサルタントへ
双葉郡富岡町で創業し、昨年50周年を迎えた同社は、震災と原発事故による全町避難よって1カ月後に郡山市に本社機能を移転。企業の存続すら危ぶまれる経営環境にあって、浜通り沿岸部のインフラやライフラインの復旧・復興に奔走してきた。また、社会課題の先進地となった双葉郡の復興と創生に向けては、ドローンなどの3D測量を基盤としたリモートセンシング技術で、被災地域の課題の可視化や定量化をもたらしてきた。その知見は遥かペルーのマチュピチュ遺跡の保全や利活用に生かされるなど、地域に根差しながら海外事業も展開する、地方には類例のない企業としての注目が高まっている。
■連載⑩
ふくしまから地球文明の未来を
ふくしまの女性の人生にみる福島の風土と底力(Ⅱ)
―「社会福祉の母」「明治日本のナイチンゲール」といわれた偉人・瓜生岩子の慈悲の心は、今も生きつづけている
「人が天から心を授かっているのは愛するためである」(ボワロー・フランスの詩人)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉学長
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第77回】福島第一原発事故前後での福島県における物質フローの特徴
後藤 忍 福島大学大学院共生システム理工学研究科教授
■連載/世界のフクシマ県人会
小林俊雄ドイツ・ノルトライン・ウェストファーレン州福島県人会長
■連載/森林(もり)とともに85年―福島・日本の未来へのメッセージ―
【第3回】県議時代
國井常夫元全国森林組合連合会会長(現・西白河地方森林組合組合長)
■連載③/一千年の時を刻む薬師如来
―仏都会津の慧日寺御本尊を復元―
五十嵐源市元磐梯町長
■特別掲載/学校法人昌平黌 東日本国際大学 二階俊博先生名誉教授・林幹雄先生客員教授 称号授与式・就任記念講演会「いま、世界と日本の未来を考える」
■ざいかい短信
・どこへ行く!?玄葉代議士
財界ふくしま7月号、発売
虐待、盗撮行為の 隠蔽を繰り返す 板倉病院の〝悪質性〟
県は〝指導の限界〟で患者が犠牲に…
福島市にある板倉病院内で連続した虐待事件が発生しているとの投書が本誌に寄せられた。しかも、院長が隠蔽を図ることで、それを良しとしない関係者による公益通報で発覚するということを繰り返しているという。また、この病院では女性患者の入浴を小型カメラで盗撮していた職員がいたことも明らかになっている。いま、板倉病院で何が起こっているのか―。係争中の事件とともに深層を取材した。
■短期集中連載
福島の過疎地域「現状と課題」を探る(下)
「豊かないしかわ暮らしの創出」に取り組む石川町
今月号は令和2年度の過疎地域自立活性化優良事例表彰で、県内2例目となる「会長賞」を受賞した石川町を取り上げる。受賞に至る経緯を塩田金次郎石川町長にインタビューするとともに、「鈴木重謙屋敷・モトガッコ」という2つの施設を拠点にした取り組みを取材した。
■2022参院選レポート
自民・星の優勢で、最終盤にヤマ場をつくる小野寺
指定管理者を模索するメンテ組合に求められる体制づくりとは…
今夏の参院選は実績ある現職・元職が選挙区から消えたことで、15年ぶりに新人同士の争いとなった。今回の選挙戦の勝敗は、政党や支持組織に依った組織戦が鍵を握ることになる。加えて、自民党の公認が得られなくても選挙区出馬を目指していた岩城光英元参議が全国比例に回り、表面上は保守一本化となった自民党の内部事情と、一転して出馬を取り止めた増子輝彦参議の「増子票」の行方も大きなポイントになりそうだ。
■特別インタビュー/小野栄重いわき商工会議所会頭
「調和」のとれた企業活動と地域振興を
■特別インタビュー/佐藤俊彦一般社団法人福島県産業資源循環協会長
頻発する自然災害にも迅速に対応し福島の復興に貢献する
■特別インタビュー/竹之下誠一公立大学法人福島県立医科大学理事長兼学長
浜通りに医療人材と関連産業を集積させ「知の復興発信地」を実現
医療と復興に貢献するため国家プロジェクトの一翼を担う
■トップインタビュー/横江良司(株)うすい百貨店代表取締役社長
県民の明日の暮らしを豊かに、幸せに
従来型ビジネスモデルからの転換
■トップインタビュー/遠藤雅司郡山国道事務所長
災害に強い道路ネットワークの機能強化を
地域から頼りにされる事務所に
■トップインタビュー/原田洋平磐城国道事務所長
道路整備と拠点づくりで浜通り復興を支えていく
浜通りの特性を生かしたDXの推進を
■新首長に聞く/渡部正義南会津町長
時代の変化に対応した施策を実行し次世代に継承するマチづくりを
■首長インタビュー/舟木幸一昭和村長
「てぇらな心」で心穏やかに暮らせる村に
■地域特集/伊達郡桑折町
■首長メッセージ/会津美里町、玉川村、古殿町、矢祭町、鮫川村、三春町、磐梯町、三島町、楢葉町、川内村
■連載⑨
ふくしまから地球文明の未来を
ふくしまの女性の人生にみるふくしまの風土と底力。この基礎に「母の力」あり
二人の偉大なる母―野口英世の母と山川健次郎・大山捨松の母
「子供の将来の運命は、その母の努力によって定まる」(ナポレオン)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第76回】NPO法人と連携した地域活性化について
河合 伸 東日本国際大学経済経営学部長・教授・地域連携研究センター副センター長
■連載 世界のフクシマ県人会/竹田小夜子ニューヨーク福島県人会長
■連載/森林(もり)とともに85年―福島・日本の未来へのメッセージ―
【第2回】大信村長時代
國井常夫元全国森林組合連合会会長(現・西白河地方森林組合組合長)
■連載②/一千年の時を刻む薬師如来
―仏都会津の慧日寺御本尊を復元―
五十嵐源市元磐梯町長
■ざいかい短信
・福原東第7町内会の訴訟問題が泥沼化?!
・浪江町長選/本命・吉田栄光県議の出馬で、信任投票か
財界ふくしま6月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま6月号レポート「福島の過疎地域『現状と課題』を探る」の24ページ、「安藤(忠雄)先生」は「安藤(邦廣・筑波大学名誉教授)先生」の誤りでした。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま6月号、発売
■短期集中連載/福島の過疎地域「現状と課題」を探る(上)
IORI倶楽部(三島町)の取り組みから
4月1日に総務省が公表した過疎地域の総数が885市町村になり、遂に全国1718市町村の半数を超えた。本誌は本県の過疎地域の現状と課題について、平成27年度に全国過疎地域連盟から、「個々の専門性を活かしながら過疎地域共通の困難な問題に正面から取り組んでいる」として「会長賞」を受賞したIORI倶楽部(三島町)の活動を通して探った。
■検証レポート
会津若松市建設委員会が〝除排雪の全面民間委託〟にストップをかけた!!
指定管理者を模索するメンテ組合に求められる体制づくりとは…
例年にはない積雪で今年の福島市の除雪費用は、当初予算の2451万円から、過去最大の7億6200万円が執行された。雪対策はお手の物の会津若松市の除雪は「早出除雪路線」と「日中除雪路線」の2段構えであり、平成28年度からGPS機能を活用した「除雪車運行管理システム」を採用している。その会津若松市の除排雪体制は、市の直営、市と直接契約している業者、会津道路メンテナンス協同組合の3者体制で行っているが、将来は全面民間委託化に踏み切る方針を示している。その全面委託先を巡り、会津若松市議会建設委員会では、時期尚早との意見が大勢を占めたのである。
■市町村議選当落完全予想
二本松市/市長選の余波で反市長派も低調ムード
■特別インタビュー/中山哲志いわき短期大学学長
東日本国際大学との連携深め社会に求められる人材育成を
■2022インタビュー/本間達也医療法人生愛会理事長・医学博士社会福祉法人生愛福祉事業団理事長(福島県老人保健施設協会長)
地域に選ばれ、地域を耕し、人生のパートナーへ
日本の介護が世界のモデルづくりに貢献していく
■編集長インタビュー/齋藤邦雄(株)ノーリン代表取締役
これからの林業は、たくさんのチャンスがある!
太い林道があれば、補助金不要の自律的な経営を描ける
日本の林業は輸入木材と比べて価格競争力が弱く、長年、斜陽化と衰退の一途を辿ってきた。それに伴い利益を生まない山林は荒廃し、若い就労者も少なく、国内における林業の持続可能性が危ぶまれている。国内産木材の利用低迷により、伐採をしても採算割れになりかねない事業構造にあって、間伐材や住宅廃材などを木質バイオマス発電の燃料資源に置き換え、価値の低い未利用材などを経済価値に変える取り組みで注目される喜多方市にあるノーリングループの齋藤社長に、林業の未来を聞いた。
■連載⑧/ふくしまから地球文明の未来を
ふくしま人の生き方と風土を考える[Ⅲ]
―五人の政治家の生き方にみるふくしま人の人生哲学(下)―
〈補論〉明治、大正、昭和前期の政治家群像
「すべての偉大な人々は謙虚である」(レッシング)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
■連載/世界のフクシマ県人会
近野 博福島シンガポール県人会副会長
■新連載/森林(もり)とともに85年―福島・日本の未来へのメッセージ―
【第1回】戦時下の幼少期から青年期を振り返る
國井常夫元全国森林組合連合会会長(現・西白河地方森林組合組合長)
■新連載/一千年の時を刻む薬師如来
―仏都会津の慧日寺御本尊を復元―
五十嵐源市
■ざいかい短信
・鏡石町長選―混戦から一転、〝無競争〟で決着?!
財界ふくしま5月号、発売
■検証レポート
相馬玉野メガソーラーが遂に工事着工!
相馬市と事業者間の「協定書」を全公開
2月中旬、長年にわたり建設・設置の反対運動が続いてきた相馬市玉野地区の巨大メガソーラー建設が遂にスタートした。本誌は事業者が工事着工に当たって相馬市と取り交わした「環境保全に関する協定書」を全公開。工事着工後の様子とともに協定書の内容について取材した。
■インサイドレポート
会津若松観光ビューローがパワハラ処分裁判で〝敗訴〟
図らずも露呈した室井市長と新城理事長の確執
会津若松観光ビューローの幹部職員が2階級降格されたが、この処分の無効を訴えた裁判では、「降格処分は無効」とする一方で、パワハラ行為を認定する判決が出た。また、この一連の背景には、会津の観光事業を巡る室井市長と新城理事長の長年に渡る主導権争いも垣間見えてきた。
■福島市の小学校いじめ問題
市教委と第三者委の重大事態の認識はなぜこんなに違う?
もしわが子が深刻ないじめに悩んでいたら…
学校のいじめの対応に不十分な点はあったが、担任教師の言動にも不適切な事実は確認出来ず、いじめ重大事態には当たらない。その教育委員会の判断を福島市いじめ問題対策委員会が覆した福島市の小学校で起きた「いじめ重大事態」は、その2つの調査主体で見解が分かれた。本誌では学校と市教委がまとめた「いじめ調査結果」を関係者から独自入手し、そのプロセスを辿っていくと、様々な疑問が浮かんできた。
■追跡レポート
福島市の山沿いに続々と立ち並ぶメガソーラー
二次災害の補償、その先のエンドステートは?
2月中旬、長年にわたり建設・設置の反対運動が続いてきた相馬市玉野地区の巨大メガソーラー建設が遂にスタートした。本誌は事業者が工事着工に当たって相馬市と取り交わした「環境保全に関する協定書」を全公開。工事着工後の様子とともに協定書の内容について取材した。
■検証レポート
塙町議会・定例会で「5000万円貸付」の経緯が明らかに!
新庁舎建設費は15億5000万円が28~29億円?
3月8日から16日まで開かれた塙町定例会で、(株)塙町振興公社が借入金の上限変更を決定する前に貸し付ける側の塙町が5000万円の貸付を計上し同町議会が採択していた事実が改めて明らかになった。更に、同町議会は2月中旬の全員協議会で町執行部から新庁舎の建設費について従来の15億5000万円から約2倍近い28億~29億円の数字を提示されていたことも判明した。本誌は定例会の様子とともに宮田町政の是非を取材した。
■市町村議選当落完全予想
・伊達市/有力新人の出馬で現職も戦々恐々?
・田村市/定数2減で大混戦は不可避か
■特別インタビュー/中島孝「生業を返せ・地域を返せ!」福島原発訴訟原告団長
最高裁決定を受け、国に「救済法」制定を求めていく!
東京電力の上告を棄却!中間指針上回る賠償額
■特別インタビュー/菊地健治一般社団法人福島県介護支援専門員協会長
コロナ禍の介護サービスで「人とのつながり」の大切さを実感
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
雇用と教育・子育てを充実させ若者の移住促進を図る
〝若者向け〟の店だからこそ若者の雇用も生まれる
■東日本大震災・福島の11年/特別メッセージ
小野利廣県建設産業団体連合会長
轡田倉治県商工会連合会長
遠藤智県町村会長
■連載⑦ふくしまから地球文明の未来を
ふくしま人の生き方と風土を考える[Ⅱ]
―五人の政治家の生き方にみるふくしま人の人生哲学(中)―
「誠は天の道なり、之を誠にするは人の道なり」(『中庸』)
「渡部恒三・増子輝彦・若松謙維」を語る
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第75回】「再生可能エネルギー先駆けの地」福島のサステナブルな社会に未利用熱エネルギーの有効利用で貢献
田中三郎 日本大学工学部機械工学科サステナブルエネルギー研究室准教授
■連載/世界のフクシマ県人会
佐藤栄二メキシコ福島県人会長
■ざいかい短信
・町を二分する激戦必至の南会津町長選
・昭和村長選/「継続」の舟木が再選へ
財界ふくしま4月号【お詫びと訂正】
・4月号70ページ「震災と原発事故から11年。内堀雅雄知事に県政の課題を聞く」のインタビュー記事中、「世界の76億人を超える人口」は誤りで、正しくは「世界の70億人を超える人口」です。お詫びして訂正します。
財界ふくしま4月号、発売
不気味さ増すファンド傘下の「地域連合ゼネコン」の動き
小野工業所はグループ企業の〝救世主〟になれるのか!!
復興事業が終息したこれからの事業継続性と施工管理技術者、技能労働者などの若手人材の不足という、2つの大きな経営課題を抱える建設業にあって、営業基盤を越えた合併や再編が相次いでいる。いわゆる〝地域連合型ゼネコン〟と呼ばれるものだ。また、福島市の㈱小野工業所やファンド会社のように、人材不足などの経営課題に直面している企業と資本提携し、全国の企業を次々にグループ化する動きも出ている。
■追跡レポート
三春町の「スクールバス・町営バス運行業務」で〝不可解な入札〟
1社による指名競争に疑問の声
田村郡三春町が今年1月に指名競争で実施した「三春中学校スクールバス及び三春町町営バス運行業務委託」の入札で、2社を指名して1社が辞退し、残った1社をそのまま落札業者にするという「不可解な入札が実施された」との情報が寄せられた。本誌は入札を辞退した業者に取材するとともに同町担当者の見解を聞いた。
■検証レポート
福大元学類長の「性的暴行」事件で新たな動き―
福島地裁が元准教授に対し、名誉毀損を認める判決
福島大学の元学類長が同大の卒業生で保険外交員だった女性と外で飲んで酩酊させ、女性の部屋に無理やり上がり込んで意識が朦朧としているところを女性の意思を確認することなく性行為を行ったというプレジデントオンラインの記事により、福島大学と元学類長には、批判の声が寄せられた。あれから2年の歳月が経ち、いま、元学類長が元准教授を被告として提起した損害賠償請求訴訟では、元学類長の主張がほぼ認められた判決が下ったのである。
■インサイドレポート
塙町・湯遊ランドはなわへの5000万円貸付に〝町民不在〟の批判続々!
「経営健全化」は可能なのか?
塙町が「湯遊ランドはなわ」を運営する(株)塙町振興公社に5000万円を貸し付けた問題は先月号で取り上げた通りだが、その後も町民の間から宮田秀利町長や貸付を採択した町議会の姿勢を問う声が届いている。本誌は塙町振興公社の経営実態を取材するとともに、総務省に地方公共団体の第三セクターへの貸付についての見解を聞いた。
■特別インタビュー/震災と原発事故から11年。内堀雅雄知事に県政の課題を聞く
理念を形に。具体的な施策の実行で復興と創生へ
■特別インタビュー/門馬和夫南相馬市長
3月中に3回目のワクチン接種の完了目指す
■特別インタビュー/遠藤忠一喜多方市長
自然環境を生かし「日本一のゼロカーボンシティー」に
■特別インタビュー/高松義行本宮市長
笑顔あふれる地域づくりへ前進
■トップインタビュー/渡邉武嗣(株)八幡屋代表取締役社長
“石川町のコンシェルジュ”として地域の魅力発信を
お客様へ新たな楽しみ方を提供していく
■2022インタビュー/八巻研一(株)コスモ・エンジニアリング代表取締役社長
グローバルニッチなFA企業として、世界のモノづくりを支える
コロナ禍でも求められる得意分野を拡げていく
■連載⑥/ふくしまから地球文明の未来を
ふくしま人の生き方と風土を考える[Ⅰ]
―福島出身の政治家の生き方にみるふくしま人の人生哲学(上)―
「われに三宝あり。持して之を保つ。一に慈。二に倹。三に敢えて天下の先と為らず」(老子)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第74回】福島の復興促進と未来を担う人材の養成を目指して
武田文男 福島学院大学副学長
■連載/世界のフクシマ県人会
佐久間弘次台湾福島県人会長
■特別掲載 書評/文筆家・編集者 東 晋平
『四大思想から読み解く人間力をめぐる対話』
■特別寄稿/門馬好春30年中間貯蔵施設地権者会長
2045年のふるさとを守る
■ざいかい短信
・教育長が市長へ上げる調査報告書をブロック⁉
財界ふくしま3月号、発売
地元スーパー、コンビニを脅かすドラッグストアの出店攻勢!!
唯一の地元資本「ハシドラッグ」を大手が俄然注目
いまドラッグストア業界は、儲けの出やすい医薬品や化粧品などで稼いで食品や日用品を安く販売することでスーパー、コンビニの客を奪って成長を続けている。そのドラッグストア業界は、これまでにあまり寡占化が進んでいない業界ともいわれていたが、企業統合の動きが活発化し、業界再編の動きが加速化している。M&Aで食品スーパーを傘下に収めるドラッグストアや商圏人口1万人にメガストアのフォーマットを確立したドラッグストアも表れるなど、小売業界全体を巻き込む勢いで市場を拡大するドラッグストア業界の内幕に迫った。
■2022首長選レポート
現職勇退で〝混戦模様〟の鏡石町長選
「牧場の朝のまち・かがみいし」の新リーダーは?
今年6月に任期満了を迎える鏡石町長選は、昨年12月の定例町議会で現職が今期限りでの勇退を表明。現時点では4人前後の名前が取り沙汰され混戦の様相を呈している。本誌は、遠藤町長に3期12年を振り返ってもらうとともに、町長選に向けた水面下の動きを取材した。
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
人口減少、少子化、地方創生は総合政策だ
若者と高齢者が地域で輝く社会モデルをつくる
■特別インタビュー/鈴木正一自然循環型工法協会福島県支部会長理事
社会インフラ整備で社会貢献と社員貢献、そして若い世代の移住・定住へ
■トップインタビュー/佐藤正和(株)和同商事代表取締役
事業・業務に更に力を入れ、磨きを掛ける
「リモート」の取り組みも視野に
■編集長インタビュー/鈴木直記(株)会津工場代表取締役社長
鋳物の常識を超えた価値を追求していく
自社の事業と同じぐらい、地域の永続性に貢献したい
1975年に千葉県の内外マリアブル㈱の会津工場として只見町で操業。その2年後に独立してからは只見町の地元企業としての歩みを続け、鋳物業界では難しいとされる高精度の寸法公差と薄肉軽量化が可能な「Hプロセス工法」と呼ばれる生産技術を確立。いまでは高精度で薄肉軽量の鋳物づくりで他の追随を許さない独自の事業基盤を築くまでになった。その革新的な技術やビジネスモデルが注目される同社の鈴木社長に、競争力の源泉となる生産技術とHプロセス工法による鋳物づくりの市場性などを聞いた。
■連載⑤/ふくしまから地球文明の未来を
日本における儒学の興隆・衰退・再生と東日本国際大学の歴史的役割(Ⅲ)
「和を以て貴しと為す」(聖徳太子)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第73回】
パリーク サンジェイ 日本大学工学部建築学科教授・工学博士
最先端建設材料と技術によるSDGsへの貢献
■連載/世界のフクシマ県人会
渡辺健二シドニーふくしま会会長
■ざいかい短信
・郡山・中核病院で相次ぐ〝新たな動き〟
・成城石井の郡山進出で戦々恐々の競合店
・塙町が「湯遊ランドはなわ」に5000万円の貸付金
財界ふくしま2月号、発売
只見川土地改良区の横領問題で、今度は役員の〝隠蔽・もみ消し〟が発覚!!
執行部が「新たな不祥事2件」を暴露して泥沼化…
昨年の本誌12月号でスクープした会津坂下町只見川土地改良区(廣瀬東洋理事長職務代理者)の前理事長による横領問題は、その後の調査で私的流用額が2,841万5,921円に上ることが明らかになった。ところが一件落着とはいかないようだ。7年前に執行部が前理事長の私的流用をもみ消していたことが明らかになった。更に、執行部が「新たな不祥事事件が2件ある」と暴露したことで泥沼化の様相となっている。
■インサイドレポート
前代未聞!!除名された元会長が郡山市「福原東第7町内会」を名誉棄損で提訴
頻発する町内会トラブルの要因と対策を探る
郡山市内の町内会で、町内会を除名された元会長が、自身が会長を務めていた町内会を名誉棄損で訴える事件が起きている。本誌は頻発する町内会運営をめぐるトラブルの実態を取材。町内会の在り方を考える。
■検証レポート
「ふるさと創生事業」から30年―。あの県内施設のいま
売却や譲渡も厳しく、負の資産と化す施設も
昭和63年から平成元年に掛けて、国が1億円を交付した「ふるさと創生事業」を活用して建設された県内の温泉施設が岐路に立っている。人口の減少や新たな温泉施設の開業などで年々減少の一途を辿っているばかりではなく、老朽化による修繕費や維持管理費が経営を圧迫しているのだ。既にいくつかの施設では、建て替えなどによる抜本的な見直しはせず、施設の売却や譲渡を進めているが、手を挙げる事業者がないケースも出ている。
■2022伊達市長選レポート
盤石布陣の須田伊達市長に小林元福島市長が挑戦
元福島市長の出馬に市民からは疑問の声も
1月23日告示、30日投票で行われる伊達市長選は、再選を目指す現職・須田博行と元福島市長の新人・小林香による一騎打ちの様相を呈している。隣接自治体の元市長が挑戦するという珍しい構図となった中、両陣営のいまを取材した。
■喜多方市長選レポート
リードする現職にベテランゆえの弱点も?
菅野再挑戦で選挙戦突入
1月23日告示、30日投票で行われる喜多方市長選。前回は現職の引退により、一時は元県議・遠藤忠一の無投票当選もささやかれたが、告示2週間前に元市幹部・菅野康裕も出馬表明し、新人同士の激しい一騎打ちとなった。それから4年。再選を目指す現職・遠藤に対し、12月下旬、菅野も再び名乗りを上げた。
■レポート
西郷村長選―現職が無競争で2期目突入か?!
現時点で対立候補は見当たらず
2月22日告示、同27日投票の西郷村長選は旧冬の定例会で現職・高橋広志(67)が正式に出馬を表明。目立った対抗馬の動きはなく、現時点では高橋の無競争による再選の可能性が徐々に強まっている。本誌は選挙情勢とともに1期4年の高橋村政の評価について取材した。
■特別インタビュー/木幡浩福島市長
県都の新ステージに向け、更なる加速と弾みを
■特別インタビュー/三保恵一二本松市長
市歴史観光施設をハブ拠点に市内観光の周遊性を向上させる
■編集長インタビュー/馬場雄基 衆議院議員
コミュニティーの包摂力から地方創生へ
明日に希望が持てることが、真の「復興」だ
昨年の解散総選挙により、平成生まれの国会議員が本県で誕生した。福島2区で立憲民主党から出馬した馬場氏は、小選挙区では厚生労働大臣も務めた自民党で9期目の根本匠代議士に敗れたものの、比例東北で初出馬、初当選を飾っている。29歳と全国最年少の衆議院議員に、本県の復興と創生に向けた課題や自らの政治活動におけるテーマなどを聞いた。
■トップインタビュー/こくみん共済COOP<全労済>福島推進本部長八巻正一さん
共済の相互扶助の精神を大切にしたい
人生100年時代を見据え、老後の暮らしを守る
■2022インタビュー/荒川友成ライオンズクラブ国際協会332-D地区ガバナー
全力を挙げて子供たちへ支援の輪を
■首長インタビュー/遠藤智広野町長
共生のまちづくり」が地域活力となる
■新春メッセージ
・佐藤武寿福島県医師会長
・佐藤俊彦福島県産業資源循環協会長
・藤田光夫福島県中小企業家同友会長
■連載④/ふくしまから地球文明の未来を
日本における儒学の興隆・衰退・再生と東日本国際大学の歴史的役割(Ⅱ)
「昌平黌 われらが母校 伝統よ 新たに生きよ。昌平黌 われらが母校 燦然と 未来にかがやけ」(草野心平 作詞「蛍歌」)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
財界ふくしま1月号、発売
候補者を擁立出来ない自民党県連の〝蹉跌〟
3度目の〝落下傘候補〟なら責任問題に発展か!!
2022年夏の参院選には現職の増子輝彦参議が名乗りを上げた以外は、自民党も立憲民主党をはじめとする野党統一勢力でも具体的な候補擁立までには至っていない。ただ、野党統一候補では石原洋三郎福島市議を推す声も多く、一方で、若返りを図る自民党にあって、岩城光英元法務大臣が出馬の構えを見せるなど、情勢は混沌としている。政権与党の自民党からすれば、今回の衆院選の県内小選挙区は2勝3敗の戦績だったが、次期衆院選に向けては早くも、次の候補者と目される人物も浮上してきた。
■深層レポート
日和田土地区画整理組合に「塩漬けか?!」の声
〝見えない解散〟に苛立ちも
郡山市内の組合施行の区画整理事業で唯一、解散出来ないでいる日和田土地区画整理組合をめぐり、「このままでは塩漬けになってしまうのでは?」との懸念が寄せられた。本誌は新たに発覚した組合員の補償をめぐる問題と併せ、同組合の現状と今後を探った。
■2022南相馬市長選
攻守入れ替え、再び超接戦の一騎打ちへ!
現職・門馬の総合力に突破力の桜井が挑む
前回の市長選では現職で3期目を目指す桜井勝延に対抗し、市の幹部職員を経て市議1期を務めた新人の門馬和夫が出馬。わずか201票差で新人の門馬が当選した。今度は攻守を入れ替え、再び同じ構図での選挙戦が再現されることになった。2期目の選挙は現職有利になる傾向が多いが、リターンマッチに燃える桜井陣営の勢いは、そうした予断を許さない状況となっている。
■編集長インタビュー/渋谷健司相馬市新型コロナウイルスワクチン接種メディカルセンター・センター長(東京財団政策研究所・研究主幹)
相馬市の実証が日本のエビデンスになった
子供たちの学校生活のために、4点セットの実践を
東京オリンピック・パラリンピックの開催期間と重なるように、新型コロナウイルスの第5波は、過去最大の新規感染者数を記録した。全国でも多くの都道府県が病床使用率も療養者数もステージ4(感染者爆発的拡大)となり、医療提供体制が逼迫。首都圏などでは医療難民や入院待機者が出るなど、改めて日本の新興感染症や再興感染症対策の不備が浮き彫りになった。相馬市では全国自治体に先駆けて、希望者へのワクチン接種を完了。世界的な公衆衛生学の権威として知れらる渋谷氏を招聘し、科学的な視点に立った感染症対策で、相馬モデルの進化に取り組んでいる。
■特別インタビュー/菅野豊農協観光協定旅館ホテル連盟会長理事((株)栄楽館代表取締役会長)
農協観光と一体となって観光業V字回復へ
■トップインタビュー/酪王協同乳業(株)代表取締役社長 鈴木伸洋さん
特徴あるブランド商品の更なる拡大を
東北協同乳業と酪王乳業が合併
■特集/目指せ!全国制覇 学法石川高校・全国高校駅伝大会出場
■特集/10.31総選挙特集
■連載/ふくしまから地球文明の未来を
日本における儒学の興隆・衰退・再生と東日本国際大学の歴史的役割(Ⅰ)
「聖人の道は中庸に在り」(山鹿素行)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
■連載/世界のフクシマ県人会
安カ川泰洋香港華南地区福島県人会長
■連載〈第6回〉/フクシマ発!「エナジア」の挑戦
再生可能エネルギーで復興の〝見える化〟を実現する
白石昇央(株)エナジア代表取締役
■ざいかい短信
・中島村役場・分庁舎解体工事で「噂の業者」が落札!
只見川土地改良区の理事長が横領発覚後に〝自殺〟!?
財界ふくしま12月号、発売
土地改良区の理事長が横領発覚後に〝自殺〟!?
今後は「使途不明金の回収」「賦課金の値上げ」が焦点に…
長年にわたり会津坂下町只見川土地改良区の実務を取り仕切っていた理事長が自殺し、私的流用を続けていたことが分かった。職務代理者をはじめ、残された理事、職員らが金融機関の残高証明や税理士、土地連などのチェックを受けたところ、総代会で承認を得た財産目録との違いが明らかになっている。今後は、第3者を交えた調査委員会による調査をした後に組合員への私的流用の内容を報告するとしているが、同様の事態は全国でも頻発している。
■検証レポート
交付金を巡って会津若松市の町内会が大揺れ!!
制度変更時のボタンの掛け違いが混乱の〝元凶〟
平成17年に会津若松市では、行政区の〝世話人・まとめ役〟的な存在である区長の報酬を町内交付金に変更した。しかし、いまだに市から区長の個人口座に交付金が振り込まれ、町内会に交付された交付金も決算書に載っていないケースがある。市では区長の報奨金を町内会に支払っているという前提があることから、制度改正から16年経ったいまも、区長の源泉徴収をしていない。
■追跡レポート③
相馬玉野メガソーラーで市民団体が事業者責任の明確化を求め署名運動を開始!
注目される相馬市と事業者の協定書の中身
本誌10・11月で取り上げてきた相馬市玉野地区の巨大メガソーラー設置をめぐる問題で、10月11日に相馬市民の会主催の第3回説明会が開かれた。本誌は同日の様子とともに、巨大メガソーラー設置をめぐるその後の動きを取材した。
■2021相馬市長選
多選の弊害より高まる待望論で、間もなく6選表明へ!?
相馬市政の最大の課題は〝ポスト立谷〟に
12月19日投票の相馬市長選は10月末段階で出馬の意向を表明した候補者は誰もおらず、現職で5期目の立谷秀清市長の6選出馬が最大の焦点となっている。20年前に市長選に挑んだ際には最長で3期12年を自らの任期と定めていたが、震災と原発事故からの復旧・復興・創生に当たるためにそこから2期を務め、集大成を迎えようとしていたところに新型コロナウイルス感染症が起きた。
いまや全国市長会長として、名実ともに実力首長に評される立谷市長の6選出馬が濃厚になる中、相馬市の次の課題も浮かび上がってきた。
■インサイドレポート②
郡山市が西ノ内町内会・前会長の審査請求を却下
対立は〝泥沼化〟の様相も?
郡山市・西ノ内町内会の前会長が解任の無効を訴えて会長変更の届け出を受理した郡山市に審査請求をしていた問題で、郡山市は9月末日、前会長の審査請求を却下した。本誌はこの間の経緯について取材した。
■二本松市長選レポート
「選挙の三保」にはやっぱり勝てない!?
今回は諦め、目指すは4年後の市長選?
合併後5回目を迎える二本松市長選は、告示日まで1カ月を切ったいまでも、現職・三保に対する対抗馬擁立の目途は立っていない。現市政には批判の声は挙げるものの、具体的な動きに至らないのはなぜか。その内情を取材した。
■編集長インタビュー
西田創 福島スポーツエンタテインメント㈱代表取締役社長
福島ファイヤーボンズが先頭に立ち「誇れる福島」をつくる
「識学」の有用性で地域の可能性の最大化へ
東日本大震災と原発事故後の2013年にチームを設立し、翌年のbjリーグに参加。2016年からのBリーグに参戦してきた福島ファイヤーボンズは昨年、Bリーグのクラブライセンス交付規定による累積債務の解消に迫られ、東証マザーズ上場の㈱識学の経営支援を仰いだ。既に開幕した2021-22シーズンではB1昇格を目指し、経営面では営業体制の再構築やマーケティング活動の活性化に取り組んでいる。今年5月から福島ファイヤーボンズの運営会社の舵取りを担う西田社長に、地方における地域密着型のプロスポーツの持続可能性を高めるための経営戦略や県民が待ち望むB1昇格の展望について聞いた。
■特別インタビュー/佐藤勝彦(一社)福島県病院協会長
若い医師が地域に根差していくための対策を
■特別インタビュー/本間達也(一社)福島県老人保健施設協会長
コロナ禍を機に、介護保険制度の持続可能性が問われていく
■特別インタビュー/藪政勝日本中央競馬会福島競馬場長
昨年以来の有観客!臨場感ある福島競馬を
■新首長に聞く/箭内憲勝泉崎村長
身近に感じられる行政運営を
■特集/コロナ禍から地域経済再生へ」県内10商議所会頭メッセージ
・福島商工会議所会頭 渡邊博美氏
・郡山商工会議所会頭 滝田康雄氏
・会津若松商工会議所会頭 澁川恵男氏
・いわき商工会議所会頭 小野栄重氏
・白河商工会議所会頭 牧野富雄氏
・原町商工会議所会頭 高橋隆助氏
・会津喜多方商工会議所会頭 佐藤富次郎氏
・相馬商工会議所会頭 草野清貴氏
・二本松商工会議所会頭 山口純一氏
・須賀川商工会議所会頭 渡邉達雄氏
■特別掲載/〈第3回〉部門間対話企画
人間力をめぐる対話―東西の思想から考える「人間力」―
学校法人昌平黌・東日本国際大学
〈第3部〉森田実名誉教授/吉村作治総長/松岡幹夫東洋思想研究所長/福井朗子いわき短期大学幼児教育科学科長/三浦健一准教授
〈第4部〉中西文雄客員教授(なかにし内科クリニック院長)/緑川浩司理事長/三浦健一准教授
■連載/ふくしまから地球文明の未来を
福島人・東北人は日本国民に「努力」の大切さを教えた
「実に恐ろしいものは人間の努力である」(マルコーニ)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
■連載/世界のフクシマ県人会
ストックトン亜紀子パースふくしまの会会長
■連載〈第5回〉/フクシマ発!「エナジア」の挑戦
再生可能エネルギーで復興の〝見える化〟を実現する
白石昇央(株)エナジア代表取締役
■特別連載〈最終回〉/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■ざいかい短信
・広野町長選/現職・遠藤の3選は揺るぎなし?
財界ふくしま2021年11月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま11月号150ページ、えきすぱーと行政(郡山市生活支援課長)の記事中、「緊急小口資金貸付の割合は約10倍です」とあるのは間違いで、正しくは「緊急小口貸付の割合は約110倍です」でした。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま11月号、発売
生活保護申請が微増でも貸付資金の利用者が激増!!
明らかになった不正受給、CW(ケースワーカー)不足の実態
新型コロナウイルスが猛威を振るう中で、多くの国民が生活困窮に陥り、生活保護を申請するケースが増えている。令和2年10月の完全失業者数は約215万人で、同年同月比で約50万人も増加しているのだ。本誌は県内の福祉事務所に『生活保護アンケート調査』を実施し、生活保護申請から自立支援までの実態に迫った。
■追跡レポート②
相馬玉野メガソーラーで相馬市と事業者が1年8カ月前に「協定書(案)」を作成!
9月定例会では市議の“体たらく”が露呈
先月号でも報じた相馬市玉野地区の巨大メガソーラー設置をめぐる問題が相馬市議会9月定例会で取り上げられる中、相馬市と事業者の間で、既に1年8カ月前に「環境保全協定書(案)」を作成していたことが明らかになった。本誌は林地開発許可後の一連の動きを取材した。
■市町村議選当落直前予想/大沼郡会津美里町
今回も新人乱立で激戦突入か
■編集長インタビュー/北村清士 (公社)福島相双復興推進機構理事長(福島相双復興官民合同チーム)
相双地域をイノベーションで課題解決の先進地に
現場主義に徹し、復興のその先にある未来へ
被災12市町村の事業者や農業などの生業の再建を目的に設立された福島相双復興官民合同チームは、避難指示の解除に応じて事業者、農業者の再開支援をはじめ、生活や事業環境の整備も含めたマチづくり支援などにも取り組んできた。地域によって復興のフェーズが異なる状況にある一方、福島イノベーション・コースト構想を核とした先端分野の実証事業が次々と展開されるなど、相双地域を基盤とする本県内での次世代型の産業集積が高まっている。
第2期復興・創生期間と軌を一にし、4月から理事長に就いた本県経済界の重鎮に、相双地域の目指すべき姿を聞いた。
■特別インタビュー/吉村作治(学)昌平黌総長
いわきから日本・世界のリーダーを育成していく!
■特別インタビュー/緑川明美(学)昌平黌常務理事
学生を支え「一緒に」未来を拓く
■特別インタビュー/内田広之いわき市長
官僚経験生かし、ふるさと「いわき再起動!」
■特別インタビュー/長谷川浩一(一社)福島県建設業協会長
掘削土の再利用も踏まえた国土強靭化を
■特別インタビュー/菅野豊(一社)郡山市観光協会長
■2021インタビュー/太田英晴(一社)福島日仏協会理事長
福島とフランスの特別な結びつきを大切に
文化や料理を楽しみながら、交流の架け橋へ
■トップインタビュー/橋本勝安積町商工会長
「すべては会員のため」の商工会を
“安積町に恩返し”の思いを胸に
■特別掲載/〈第3回〉部門間対話企画
人間力をめぐる対話―東西の思想から考える「人間力」―
学校法人昌平黌・東日本国際大学
〈第1部〉緑川浩司理事長/森田実名誉教授/吉村作治総長/松岡幹夫東洋思想研究所長/三浦健一准教授
〈第2部〉吉村作治総長/松本優梨東洋思想研究所所長代行/倉田貢教授/城山陽宣准教授/三浦健一准教授
■新連載/ふくしまから地球文明の未来を
常磐炭田慕情―1955年の体験―
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉教授
■連載/世界のフクシマ県人会
石川武司オランダふくしま会長
■連載〈第4回〉/フクシマ発!「エナジア」の挑戦
再生可能エネルギーで復興の〝見える化〟を実現する
白石昇央 ㈱エナジア代表取締役
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第71回】
農地の除染と気候変動対策
金子信博 福島大学食農学類教授
■ざいかい短信
・ウイスキーで榮川酒造の再生を目論む小池社長
・須賀川市長らの公選法違反は「お咎めなし」で決着!?
財界ふくしま2021年10月号ざいかい短信【お詫びと訂正】
・財界ふくしま10月号18ページ、ざいかい短信「会津若松市の正・副議長再選の舞台裏―」の記事で、「旧社会党系の譲矢氏が立憲に合流し、合流しなかった松崎、高梨浩(2期)、丸山さよ子(3期)」とあるのは間違いで、正しくは「旧社民党系の譲矢氏が1人残って、立憲に合流する流れとなった松崎、高梨浩(2期)、丸山さよ子(3期)」でした。関係者の皆様にはご迷惑をお掛けしました。謹んでお詫びし、訂正致します。
財界ふくしま2021年10月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま10月号65ページ「明日を拓く」の記事中、久保田雄大㈱クボタハウス専務取締役の略歴に誤りがございました。正しくは、郡山青年会議所次期理事長予定者です。お詫びして訂正致します。
・財界ふくしま10月号113ページ「アオキマネジメント菅原治代表の経済指標解読術」の記事中、右下グラフの横軸の年月表記に誤りがございました。お詫び致します。訂正版を以下に掲載致します。
>>「アオキマネジメント菅原治代表の経済指標解読術」第75回
財界ふくしま10月号、発売
相馬玉野メガソーラーで県の林地開発許可に〝拙速〟の声!
熱海の土石流で〝疑惑の土地オーナー〟が買収交渉
7月15日に福島県が林地開発許可申請を認可した相馬市玉野スゲカリ地区のメガソーラー設置をめぐり"拙速"の声が相次いでいる。本誌はメガソーラー設置の経緯や法的不備による問題点、市民団体の認可取り消しを求める活動の様子などを取材した。
■真相レポート
猛威を振るうデルタ株が引き起こした〝医療崩壊〟
院内クラスターは防護対策の不徹底と気の緩みで起きた?!
本県でも新型コロナウイルスの感染者数が激増し、児童施設や病院でクラスターが続発したいわき市に適用されたまん延防止等重点措置は、その後、郡山市、福島市も適用されることになった。更に深刻なのは、医療提供体制が逼迫している中で、中核病院などの医療機関で院内クラスターが起きていることだ。度重なる緊急事態宣言の発出などで自粛効果も薄れつつあるが、同様な事態が医療の現場でも散見されるようになってきた。
■インサイドレポート
郡山・西ノ内町内会で〝会長解任〟が勃発!
前会長が郡山市に怒りの審査請求
郡山市・西ノ内町内会で今年5月に解任された前会長が「解任は無効だ」として変更届を受理した郡山市(品川萬里市長)に審査請求を提出している。本誌は解任劇の一部始終を取材し、会長の変更届を受理した郡山市にも話を聞いた。
■市町村議選当落直前予想/相馬郡飯舘村
強力新人の出馬で現職も危うい!?
■編集長インタビュー/加藤眞司 福島駅東口地区市街地再開発組合理事長
県都のランドマークとして人とにぎわいを取り戻す!
いまが県都再生のラストチャンスだ
閉店した中合があった旧辰巳屋ビルから福島医大保健科学部までの約2㌶を対象にした大規模再開発事業が実行段階に移った。この駅前再開発事業は商業施設やホテル、オフィス、分譲マンションなどで構成される住商一体の複合施設だ。地権者による組合施行の場合は事業協力者となるデベロッパーやゼネコンを確保し、行政との折衝やテナント誘致などの多岐に渡る業務があり、計画と大きなズレが生じやすい。そこで準備組合設立時から着実に計画を進め、令和7年度末の完成を目指す加藤理事長に駅前再開発事業の全貌を聞いた。
■新首長に聞く/山本育男富岡町長
通年で楽しめる観光エリアの整備を目指す
■特別インタビュー/室井照平会津若松市長
スーパーシティ構想と働き方改革で「温故創しん」会津若松を
■特別インタビュー/遠藤淳一高湯温泉観光協会長
〝健康と環境〟の 温泉地が今後のカギ
■トップインタビュー/倉根一郎(公財)野口英世記念会理事長
野口英世の決断力と行動力を子供たちに伝える
奨学金給付や出前授業も
■首長メッセージ/相馬市、浪江町
■特別寄稿/森まさこ参議院議員
昨年9月まで法務大臣を務め、現在、自民党副幹事長などの要職にある森まさこ参議(3期、福島県選出)。女性活力・子育て支援担当大臣や自民党女性活躍推進本部長なども歴任し、少子高齢化・人口減少に対応した社会づくりに力を注いでいる森参議に、今回は「こども庁」創設に向けた思いを寄せて頂いた。
■特別連載⑩/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■連載/世界のフクシマ県人会
石川貴志バンコク福島桃の会長
■連載〈第3回〉/フクシマ発!「エナジア」の挑戦
再生可能エネルギーで復興の〝見える化〟を実現する
白石昇央 ㈱エナジア代表取締役
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第70回】
地震時建物の快適性能レベルの耐震設計理念
ブンタラ ステンリー ガン 日本大学工学部建築学科教授
■ざいかい短信
・現職批判あるも低調な下郷町長選
・会津若松市の正・副議長再選の舞台裏―
・郡山市議会・塩田新議長誕生の〝顛末〟
財界ふくしま9月号、発売
福島市職員が保育士、保護者に〝園児虐待〟を口止め!!
市が放置したパワハラ問題を労基がすんなり決着させる
福島市の小規模保育の「あおぞら保育園」での虐待疑惑を巡り、本誌では市の担当者と保育士とのやり取りを録音した音声データを独自に入手した。その内容には、市の担当者が虐待、パワハラの実態を隠蔽するために保育士を説得しようとしている様子や、「虐待の認定は市ではなく、別の機関である」との発言が出るなど、到底、認可保育園の監督指導をする立場とは思えないやり取りが残されている。また、保育士が訴えた園長のパワハラについても当事者能力を発揮することもなく、労働基準監督署とハローワーク福島が連携してパワハラの事実が裏付けられたのである。
■総力特集
衆議院福島県全選挙区情勢分析
衆議院議員の任期満了となる10月21日まで、3カ月を切った。安倍晋三長期政権が幕を閉じ、昨年9月に菅義偉内閣が誕生する一方、野党は立憲民主と国民民主の合流により新「立憲民主党」が誕生した。新型コロナ対策をはじめ、直面する課題が山積している中、内閣支持率は30㌫前半まで下落。菅首相がいつの時点で解散・総選挙に打って出るのかに注目が集まる。衆院選県内全選挙区の情勢を分析する。
●1区
風向きとムードで戦局一変するも、再び接戦へ
告示日に首相の第一声はあるのか
●2区
立民20代新人に期待票集まるか
根本当選は揺るがない?
●3区
自民逆風・野党共闘で「玄葉優位」揺るがず!
焦点は上杉「比例復活」の行方?
●4区
野党共闘で小熊がリード均衡を破る共産・社民の影響とは
マイナス材料が多い菅家陣営
●5区
自民に逆風が吹いても、揺るぎない吉野の〝圧勝〟
早くも〝ポスト吉野〟を巡る動きに注目が集まる
■2021福島市長選
たった1期で現職・木幡の選挙は〝無双〟へ
政敵が次々消え、間もなく出馬表明か
11月14日告示、21日投票で行われる福島市長選は、現職で1期目の木幡浩市長をはじめ、まだ誰も正式な出馬表明をしていない。4年前の市長選では現職と新人による4人が立候補するなど、激しい選挙選が繰り広げられた。ところが、今回の市長選では7月下旬時点で現職の木幡市長が出馬するのは確実視されるものの、対抗馬擁立の気運も上がらず、無投票か信任投票が濃厚になっている。
■泉崎村長選情報
現職勇退で新人二人の一騎打ち!?
「岩農の同級生対決」を制するのは?
今年10月に予定されている泉崎村長選は、6月定例会で現職の久保木正大村長が勇退を表明。現時点では中野目正治村議と箭内憲勝副村長の一騎打ちと見られている。本誌は現在の情勢を取材するとともに久保木村政の3期目を振り返った。
■編集長インタビュー/福井トシ子 公益社団法人日本看護協会長
2040年問題に向け、ナースプラクティショナー制度の創設を
多様な働き方の提供で、潜在看護職を支援
本県の大玉村出身で2017年から日本看護協会長を務める福井トシ子氏が、3期目の任期に入った。昨年からの新型コロナウイルス感染症の広がりを受けて業務負荷も増大する中、日々、看護職は医療現場を支えている。2025年には地域医療構想に基づいた医療と病床機能の再編が控えるなど、将来とも持続可能な医療提供体制の構築が急がれるところだ。看護職の処遇改善をはじめ、恒常的な人材不足を補う潜在看護職の復職支援に取り組む福井会長に、2040年に求められる看護像と人材活用基盤のあり方を聞いた。
■特別インタビュー/國井常夫西白河地方森林組合長(元・全国森林組合連合会長)
国産材を活用した新たな都市づくりがスタート!
ヒューリックとともに挑戦していく
■特別インタビュー/鈴木重敏会津鉄道㈱代表取締役社長
地元の〝お宝〟を探し新しい商品を作っていく
■特別インタビュー/橋本克也須賀川市長
市民とともに「選ばれるまち須賀川市」の実現へ
■特別インタビュー/菅野孝志JA福島五連会長
担い手確保と高収益品目の導入で〝儲かる〟農業の構築を
■首長インタビュー/押山利一大玉村長
「村民に日本一近い村政」を目指す
■地域特集/飯舘村
■首長メッセージ/平田村、湯川村、柳津町
■連載/世界のフクシマ県人会
熊田るみ南加福島県人会長
■連載〈第2回〉/フクシマ発!「エナジア」の挑戦
再生可能エネルギーで復興の〝見える化〟を実現する
白石昇央 ㈱エナジア代表取締役
財界ふくしま8月号、発売
■インサイドレポート
木幡市政の目玉「待機児童ゼロ」の陰で隠蔽された〝児童虐待〟!!
特別監査で〝認定取り消し〟が、一転、行政指導に…
福島市の小規模保育所「あおぞら保育園」で園長による園児への虐待、保育士へのパワハラ行為があったとして、本誌に真相の究明を求めてきた。市の担当課による特別監査では虚偽報告、園児に対する不適切な対応を確認したものの改善勧告に留めてしまったのである。そこには、木幡市長が就任直後から最重要課題に位置付けてきた「待機児童ゼロ」の負の側面が見え隠れしている。
■検証レポート
中島村・庁舎増新築
「村民不在・交付金ありき」に加藤村長が猛反論!
庁舎の解体工事で〝官製談合〟の噂?
本誌は先月号で東白川郡塙町の「町民不在の庁舎新築問題」を取り上げたが、その後、西白河郡中島村の庁舎増新築事業について「塙町の比どころではない」との指摘が寄せられた。本誌は同村の庁舎増新築の経緯を取材。「村民不在・交付金ありき」の指摘について加藤村長にインタビューした。
■検証レポート
白石田村市政が本格スタート!
第三者委員会設置に期待の声
今年4月の市長選で現職に1,390票差を付けて初当選した白石高司田村市長の下、新たな田村市政がスタートした。本誌は今回の市長選を振り返るとともに、前市長の事業の見直しを公約に第三者委員会を立ち上げた6月定例会の様子を取材した。
■市町村議選直前当落予想/双葉郡楢葉町
定数1減も現職の動向次第でまた無投票か
■2021インタビュー/入谷貴也磐城国道事務所長
主要幹線道路の整備を進め復興の更なる加速を
建設業界の健全な活動へ支援も
■トップインタビュー/村上良明県理容生活衛生同業組合理事長
力と存在意義を発信し業界発展を目指す
感染対策のプロとして地域に安心を
■トップインタビュー/橋本一男福島県中古自動車販売協会長・福島県中古自動車販売商工組合理事長
安心・信頼の目印として
加盟店を増やし、加盟店から買ってもらう
■新首長に聞く/古川庄平会津坂下町長
若い人の力で町は必ず変わる
■特別インタビュー/田子英司県森林組合連合会代表理事会長
国産材の需要増加を追い風に持続可能な森林再生を
■特別インタビュー/小川則雄県指定自動車教習所協会長
運転者の養成と地域の交通安全に寄与する
■特別インタビュー/赤井田貴之県法面保護協会長
専門工事集団として県土発展に尽力する
■特別インタビュー/増田公紀キリンビール㈱南東北支店長
東北の「おいしい」を全国に発信し、応援を続ける
■新連載/世界のフクシマ県人会
満山喜郎在英県人会・ロンドンしゃくなげ会会長
(ワールド福島県人会長)
■連載〈第1回〉/フクシマ発!「エナジア」の挑戦
再生可能エネルギーで復興の〝見える化〟を実現する
白石昇央 ㈱エナジア代表取締役
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第69回】
知財人材の育成と産学連携における知財の役割
中元淳二 会津大学復興支援センター教授
■特別連載⑨
提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■特別連載 最終回
山内日出夫元会津若松市長の遺稿
会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
■創刊50年記念号特別企画
Withコロナからアフターコロナへ
4市会頭が地域経済の出口戦略を語る
渡邊博美福島商工会議所会頭/滝田康雄郡山商工会議所会頭/
渋川恵男会津若松商工会議所会頭/小野栄重いわき商工会議所会頭
新型コロナウイルス感染症による地域経済への影響と持続可能な事業活動のあり方についての模索が続く中にあって、本県は3.11東日本大震災と福島第一原発事故から10年が経ったいまも日々新たな課題が生じている。人口減少社会の到来によって、震災前からの構造的課題である地域社会の持続可能性と地域経済の活力強化が喫緊の課題となっているいま、県内の経済団体を代表する4市の商工会議所会頭に、コロナ禍における地域経済の課題解決策とアフターコロナの社会像を語って頂いた。
■ざいかい短信
・湯川村選管が三澤村議の当選無効を棄却した理由
・大玉村長選/実力派村長の3選が濃厚
・富岡町長選/藤沢リードも知名度で山本が巻き返し
財界ふくしま7月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま7月号目次(13ページ)の稲福由梨福福堂代表の顔写真掲載に誤りがございました。謹んでお詫び申し上げます。
創刊50年臨時増刊号、財界ふくしまのすべて発売
―財界ふくしま創刊50年記念出版―
月刊「財界ふくしま」が本県とともに歩んだ50年を後世に伝える臨時増刊号、発刊!
「財界ふくしま」アーカイブから厳選した写真とともに、本誌の半世紀を振り返る記事を掲載した完全保存版。
財界ふくしま7月号、発売
■大混戦のいわき市長選―
現職を射程に新人の内田、猪狩、宇佐美が追う
清水市長がコロナ対策で大失態!!選挙に影響必至か?
9月5日投票のいわき市長選には、現職2期目の清水敏男をはじめ、4人の候補者が乱立する構図となっている。前回を除けば過去3回の選挙ではいずれも1期で現職市長が敗れる事態が続いていた。事実上、4人の候補者で争われる市長選は、世論調査でも誰が1番手で、誰が4番手なのか分からないほど、明確なアドバンテージを持った候補者はいないという。選挙のたびに繰り返された自民党いわき総支部の分断が、今回の市長選の構図を更に複雑にしている。
■検証レポート
塙町・新庁舎建設で相次ぐ〝町民不在〟の声
「交付金ありき」の町政に強い不信感!
東白川郡塙町の新庁舎建設をめぐり一部の町民から「交付金の期限が最優先で、町民不在の中で進められている」との声が寄せられた本誌は庁舎が当初の改修から改築に変更された経緯や議会での質疑、変更後の進捗状況などについて取材した。
■第2弾 会津若松の新ごみ焼却施設問題
調査委の〝玉虫色の結論〟に納得せず、議会が100条委を設置
3者の一体性を明らかにすることが疑惑解明の〝カギ〟
会津若松地方広域市町村整備組合の新ごみ焼却施設整備は、疑惑を持たれた日立JVが落札候補者ではなく、川重JVが落札候補者に決まった。ただ、議員と結託した業者が、選定委員会に特定業者の便宜を図る働きかけに加担していたことが事実なら、許される行為ではない。広域整備組合議会の100条委で徹底した疑惑解明が行われることを期待しながら、この間の300億円の受注を巡る内幕に迫った。
■特別インタビュー/中島 孝 生業を返せ!地域を返せ!福島原発訴訟団団長(ナカジマストア会長)
トリチウムの海洋放出で福島の命運は尽きる!
■特別インタビュー/品川萬里郡山市長
「誰一人取り残さない」マチづくりを
■特別インタビュー/小野栄重いわき商工会議所会頭
10年目の思いと調和の取れたいわき市へ
■特別インタビュー/渡辺仁県生活環境部長
第2期復興・創生期間がスタート
着実に環境回復・創造に取り組む
■特別インタビュー/竹之下誠一福島県立医科大学理事長兼学長
医薬品関連企業と連携し新産業の創出と浜通りの復興を
福島での取り組みが日本・世界の課題解決につながる
■編集長インタビュー/本島靖 会津若松市スマートシティ推進室長
データ連携基盤から「まるごと未来都市」へ
市民主体のDXで地域経済の持続可能性を高める
「スーパーシティ構想」は、AIやビッグデータなどを活用して地域の課題解決を目指すもので、政府による公募に全国31の自治体が名乗りを上げている。このうち、スマートシティの社会実装が進んでいる会津若松市は、更なる取り組みの深化に向けて県内から唯一、スーパーシティ構想に応募した。少子高齢化による地域の活力低下が危ぶまれる中、「オプトインによる共助型分散社会の実現」を掲げた会津若松市の実質的な事業責任者である本島室長にその構想の一端を聞いた。
■新首長に聞く/杉山純一会津美里町長
町政の「信頼回復」を第一に取り組む
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第68回】
発酵醸造研究所の始動と学術研究・社会実装における役割
松田幹 福島大学食農学類教授 附属発酵醸造研究所長
■特別連載⑧
提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■特別連載⑤
山内日出夫元会津若松市長の遺稿
会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
■ざいかい短信
・「再選確実」が揺らぎ始めた?西会津町長選
・県行政書士会県南支部の支部長選挙で規程違反?
財界ふくしま6月号、発売
財界ふくしま6月号、発売
■インサイドレポート
会津若松の新ごみ焼却施設問題―
業者への便宜を働きかけた議員の背後に〝大物の影〟
約300億円を掛けて整備される会津若松地方広域市町村圏整備組合のごみ焼却施設を巡り、入札過程で特定業者に便宜を図る働きかけの恐れがあるとして内部調査を進めていることが明らかになった。この受注業者選定に絡み、非公開となっている選定委委員会の資料を第3者に閲覧させたとして、会津若松市の建築課長が懲戒処分を受けるなど、政と官への疑惑の目が向けられれている。
■深層レポート
矢吹町議会・百条委「野崎前町長告発」の舞台裏
なぜ前町長らは証人喚問を頑なに拒むのか?
4月13日、矢吹町議会の百条委員会が、2度に渡り証人喚問への出頭要求を拒否した野崎吉郎前町長と藤田忠晴前副町長の2人を福島地検に告発。同地検は16日、告発状を受理した。本誌は、同委員会がなぜ前町長らの告発に至ったのか?また、なぜ前町長らは証人喚問を頑なに拒むのかについて、同委員会設置から現在に至る経緯を改めて取材した。
■追跡レポート
7月の西会津町長選で再選確実の薄友喜町長に不満噴出
道の駅で笠間―田中ラインが〝駅長追放〟を画策か!!
■トップインタビュー/小野寺智勇常磐共同ガス㈱代表取締役社長
地域密着の総合エネルギー企業
ナンバーワン目指す志を承継
■特別インタビュー/白石高司田村市長
市民の声に耳を傾け公平・公正な市政運営を
■編集長インタビュー/菅野孝太郎 こころネット㈱代表取締役社長
未来へのトランスフォーメーションで、新たな価値創造へ
少子高齢化とコロナ禍に適切な施策を講じていく
ジャスダック上場企業のこころネットでは、4月1日から齋藤高紀社長が代表取締役会長となり、菅野孝太郎副社長が代表取締役社長に就いて新たな経営体制を始動させた。同社は冠婚葬祭や石材業を中核とする企業グループの純粋持株会社であり、冠婚葬祭事業は構造的課題である少子高齢化に加え、昨年からのコロナ禍で事業環境が厳しさを増している。任期途中で経営トップに就いた菅野社長に、更なる企業価値向上に向けた経営戦略を聞いた。
■特別掲載〈第2回〉部門間対話企画
吉村作治東日本国際大学総長(イスラーム研究部門部門長)
長谷川奏東日本国際大学客員教授(イスラーム研究部門)
作家・村上政彦氏
脳科学者・中野信子氏
城山陽宣東日本国際大学准教授(現代儒学研究部門部門長)
倉田 貢東日本国際大学教授(西洋哲学研究部門部門長)
三浦健一東日本国際大学准教授・東洋思想研究所主任研究員
「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」後編
東日本国際大学東洋思想研究所では2017年度から現代儒学研究部門、現代仏教研究部門、西洋哲学研究部門、イスラーム研究部門の4研究部門体制となり、活発な研究・教育活動を展開している。そこで、本誌は4研究部門の取り組みについて3回にわたり掲載する。第2回は「人間力を鍛えよう」について、「なぜ人間力が大切なのか」、「性格は変えられるのか」、「仕事と恋愛にどう向き合っていくべきか」、「夢を実現するために求められること」の4つのテーマを中心に語っていただく。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第67回】
治水の歴史から学ぶ、水害対策の一試案
知野泰明 日本大学工学部土木工学科准教授
■特別連載⑦
提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■特別連載④
山内日出夫元会津若松市長の遺稿
会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
■ざいかい短信
・〝混乱と非難〟相次ぐ「ワクチン接種」
・現職引退も静かな会津坂下町長選
財界ふくしま5月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま5月号138ページ「特別インタビュー/須田博行伊達市長」の記事中、新型コロナウイルスの感染者数に誤りがございました。正しくは「3月18日時点で41例目が確認」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま5月号新聞広告【お詫びと訂正】
・新聞広告の「新首長に聞く」小野町長の氏名に誤りがございました。正しくは村上昭正氏です。お詫びして訂正します。
財界ふくしま5月号、発売
財界ふくしま5月号、発売
後を絶たない持続化給付金の不正受給
中企庁の「認識確認書」に脅える〝受給農民〟!!
国の制度設計の不備、ずさんな審査こそ問題だ―
コロナ禍で月の売上高が前年同月比50㌫以上減った事業者を対象にする持続化給付金を巡り、申請をした農家に中小企業庁の委託を受けたとする弁護士事務所から持続化給付金の不正受給等に関する認識確認書が送られていたことが分かった。中小企業庁では「コロナ禍で被害を受けた農家が、農閑期を対象月として申請しても問題ない」との見解を示してきたことで、混乱に拍車が掛かっている。その背景には国の制度設計の不備をはじめ、ずさんな審査などが浮かび上がってきた。
■郡山市長選直前情報
「組織力の勅使河原」と「実績の品川」を「草の根・川前」が猛追!
経済県都・郡山の新リーダーは?
4月11日告示、同18日投票の郡山市長選は3月末時点で現職の品川萬里と新人で前県議の勅使河原正之、同じく新人の郡山市議・川前光徳の3人による三つ巴の可能性が濃厚で、既に各陣営とも臨戦態勢に入っている。本誌は告示日を直前に控えた現在の情勢を取材した。
■インサイドレポート
県発注の解体工事で郡山市の業者が再び工事代金を未払い!?
煽りを受け3次下請の外国人労働者が被害に
福島県(内堀雅雄知事)が発注した応急仮設住宅撤去業務で、またしても「下請への工事代金の未払いが発生している」との情報が寄せられた。元請は過去にも同様の問題を起こしている郡山市の福田建設だ。本誌は全容を取材し繰り返される「工事代金未払い」の要因を探った。
■市町村議選当落直前予想/双葉郡浪江町
・低調ムードも、告示日前に実戦モードへ!?
■特集/東日本大震災・福島の10年
・特別インタビュー/轡田倉治県商工会連合会長
震災とコロナ禍の克服に向け、会員事業者の声を代弁していく
・佐藤淳一県町村会長
震災を教訓に災・減災・国土強靭化対策を推進
・特別メッセージ/小野利廣県建設産業団体連合会長
~健全な県土と豊かな未来を~
■新首長に聞く/藤原一二川俣町長
「住みやすい」マチづくりで移住・定住につなげていく
■新首長に聞く/村上昭正小野町長
町民参加で地域コミュニティー再構築を
■トップインタビュー/藪政勝日本中央競馬会福島競馬場長
一日も早い福島競馬の再開を
より安全性を確保したスタンドを整備
■特別インタビュー/長谷川敬一(一社)福島県作業療法士会長
医大「保健科学部」と協力し地元に人材を根付かせていく
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
若者の定住化に向けてIC周辺の地域づくりを進めていく
相馬福島道路を生かしたマチづくりを
■編集長インタビュー/須佐尚康東洋ワークグループ社主・東洋ワーク㈱代表取締役会長
ビジネスデベロッパーとして、更なる高みを目指す
新規上場、グループ総売上高1000億円企業へ
仙台市に本社を置き、全国に拠点を展開する東洋ワークグループが、今年、創業45周年を迎えた。金山町出身の須佐オーナーが仙台市で人材派遣業を起業してから、現在では12事業分野を擁する企業グループを形成。2024年に東京証券所への新規上場を射程に捉えるまでになった。また、後継者難などによる東北地方の中小企業の大廃業時代を見据えたダッチャキャピタル㈱を設立するなど、その多方面での取り組みが注目されている。
■あぶくま高原道路特集メッセージ/塩田紀久あぶくま高原道路管理事務所長
「あぶくま高原道」は、東北自動車道矢吹ICと磐越自動車小野ICを結ぶ自動車専用道路として、全面開通してから今年で10年を迎えた。ふくしま復興再生道路の一つとして位置付けられ、産業面や観光面での重要性も高まっている同道路の現在・未来を塩田紀久所長に伺った。
■特別対談/亀井 淳㈱イトーヨーカ堂前社長(㈱パートナーズ企画代表取締役)/内田広之東日本国際大学地域振興戦略研究所所長
「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」前編
リーダーとして「愛のある不公平」も時には大切だ!
東日本大震災と福島原発事故から10年を迎えた。学昌平黌・東日本国際大学(緑川浩司理事長)は、原発事故から一番近い大学として、浜通り地区の復興に様々な角度から取り組みながら全国・世界へ発信している。今回は総合スーパーとして知られる㈱イトーヨーカ堂前社長で2度に渡り社長に就任し、日本を代表する経営者の一人として広く知られており、現在、経団連顧問も務める亀井淳氏と内田広之同大学地域戦略研究所長に、経営トップ・リーダーとしての心構えや教育の重要性、コロナ禍後の日本の指針などについて語り合って頂いた。
■特別掲載〈第2回〉部門間対話企画
吉村作治東日本国際大学総長(イスラーム研究部門部門長)/長谷川奏東日本国際大学客員教授(イスラーム研究部門) /作家・村上政彦氏/脳科学者・中野信子氏/城山陽宣東日本国際大学准教授(現代儒学研究部門部門長)/倉田 貢東日本国際大学教授(西洋哲学研究部門部門長)/ 三浦健一東日本国際大学准教授・東洋思想研究所主任研究員
「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」前編
東日本国際大学東洋思想研究所では2017年度から現代儒学研究部門、現代仏教研究部門、西洋哲学研究部門、イスラーム研究部門の4研究部門体制となり、活発な研究・教育活動を展開している。そこで、本誌は4研究部門の取り組みについて3回にわたり掲載する。第2回は「人間力を鍛えよう」について、「なぜ人間力が大切なのか」、「性格は変えられるのか」、「仕事と恋愛にどう向き合って行くべきか」、「夢を実現するために求められること」の4つのテーマを中心に語っていただく。
■ざいかい短信
・アイスホッケー連盟が県の対応に不信感
財界ふくしま4月号、発売
財界ふくしま4月号、発売
■特集/大震災と原発事故から10年
原発事故から10年― 中間貯蔵施設が〝最終処分場〟になる日!!
北海道の文献調査開始で見えてきた国の本音
3.11東日本大地震と福島第一原発事故から10年の歳月が流れた。しかし、福島第一原発の廃炉作業は最長40年が掛かるとされ、目先のところでもデブリの取り出しや処理済み汚染水の処分方法などの多くの課題が山積している。また、国では除染に伴う中間貯蔵施設からの汚染土は2045年までの県外搬出を確約しているが、日本で原発が稼働してからの課題である核廃棄物の最終処分地もまだ見通しが立っていない。
■緊急インタビュー
核のごみの最終処分場の文献調査が始まった北海道寿都町
片岡春雄町長が〝決断に至った胸の内〟を語る―
■田村市長選直前情報②
「3年間で20億円の赤字」が大きな争点に!
本田市政に下す田村市民の判断は?
4月4日告示、同11日投票の田村市長選は現職の本田仁一と新人・白石高司の一騎打ちの様相を呈している。だが、本田をめぐっては公職選挙法違反への対応に批判が噴出し「本当に出馬出来るのか?」との声も根強い。そんな中、本田が市長に就任した後、約20億円もの赤字を生んでいるとの指摘が寄せられた。本誌は入手した資料を基に、本田市政3年間の財政状況を取材した。
■市町村議選当落直前予想/河沼郡湯川村
定数減で少数激戦に拍車
■特別インタビュー/國井常夫西白河地方森林組合長(元全国森林組合連合会長)
未来を見据え木質バイオマス発電を推進していく!
■特別寄稿/門馬好春30年中間貯蔵施設地権者会長
県外最終処分場選定への着手を求める
■特別インタビュー/作家・柳美里さん
南相馬市の物語『JR上野駅公園口』と〝魂の避難所〟「フルハウス」
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
相馬福島道路の全線開通で南東北の産業拠点となる
■特別インタビュー/高松義行本宮市長
水害を乗り越え住みやすいマチづくりを推進
■首長インタビュー/伊澤史朗双葉町長
「新生双葉町」を目指し人のにぎわいをつくっていく
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第66回】福島の次の10年(続)―海の回復と地域の復興へ
林 薫平 福島大学農学群食農学類農業経営学コース准教授
■特別連載⑥/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■特別連載③/会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
山内日出夫元会津若松市長の遺稿
■特別対談
森田実東日本国際大学客員教授(地球文明研究所所長)
内田広之東日本国際大学地域振興戦略研究所所長
いわきを「21世紀の米沢藩」に!
東日本大震災と福島原発事故から10年を迎えた。(学)昌平黌・東日本国際大学は、原発事故の現場から一番近い大学として、浜通り地区の復興に様々な角度から取り組みながら全国、世界へ発信している。今回は同大学の客員教授・地球文明研究所所長であり、政治評論家としても著名な森田実氏と内田広之同大学地域振興戦略研究所長に、文明論をはじめ地域振興の在り方、教育、雇用、医療など多岐にわたるテーマを大いに語り合って頂いた。
■編集長インタビュー
吉田数博原発事故による帰還困難区域を抱える町村の協議会長
帰還困難区域に特化し、早期の避難指示解除へ
平成30年末に帰還困難区域を抱える浪江、双葉、大熊、富岡町、葛尾、飯舘村の6町村による協議会が設立された。そして、昨年6月に独自の避難指示解除の道を探る飯舘村が離脱してからも国に復興拠点外の除染や家屋解体はもちろん、早期に帰還困難区域すべての避難指示を解除するよう求めてきた。震災と原発事故から10年となり、第2期復興・創生期間に入ろうとするいま、昨年末から協議会長に就いた吉田数博浪江町長に、5町村に共通する課題解決への道筋を聞いた。
■ざいかい短信
・新校名「須賀川創英館」が定例県議会で決定!?
財界ふくしま3月号のお知らせ
財界ふくしま2021年3月号「あの店この味」掲載の「おかあさん食堂」(福島市)は1月末で閉店されました。
財界ふくしま3月号、発売
財界ふくしま3月号、発売
■インサイドレポート
下郷町議会 副町長、町議を問責決議した理由に“あ然”!!
“政治資金規正法・公職選挙法”違反の疑い
昨年の下郷町の12月議会で玉川一郎副町長と星能哲町議に出された問責決議案が可決された。星町議は議会だよりの作成のために録音していた音声データを後援会だよりに流用し更に自身の後援会が無届けであったことも判明している。玉川副町長については議会の広報委員会が編集した記事を町執行部の都合で修正し、広報委の運営に不当に関与してきた経緯がある。また、12月議会では「道の駅しもごう」の指定管理者にコロナ交付金を使った補正予算1970万円を計上するなど、慢性的な赤字経営への批判も高まっている。
■田村市長選情勢
「現・新一騎打ち」だが問われる現職・本田の「公選法違反疑惑」への対応
“ケジメなき再出馬”に市民からは批判噴出!
2カ月後に迫った田村市長選は現職と新人による一騎打ちの様相を見せている。だが、市民の間からは昨年12月に発覚した現職の「公職選挙法違反疑惑」への対応について、「責任を取らず、ケジメを付けることもなくウヤムヤのまま出馬するのか?」との批判が日ごとに強くなっている。「県警が捜査を進めている」との噂も漏れ伝わっている中、果たして今後、同市長選はどのような展開を見せるのか?
本誌は1期4年の本田市政の評価とともに現在の選挙情勢を取材した。
■検証レポート
県都の駅前交流・集客拠点施設の勝算は?
来年から総額265億円の公共施設再編ラッシュへ
福島市では築50~60年となった公共施設の再編整備を進めている。このうち、木幡市長の公約に合致し、最も戦略的で投資的事業となるのが福島駅前交流・集客拠点施設だ。大規模コンベンションの開催が可能なこの施設は、衰退する一方の駅前の再生を賭けた再開発事業と並行して進められている。市内にある公共施設の多くが低い稼働率に留まる中、果たしてどのような施設運営が望まれるのだろうか。
■小野町長選直前情報
小野町長選直前情報 激戦必至!僅差での決着か?
現時点では自民系の現職と新人の一騎打ち
3期目を目指す現職と元議長の新人との一騎打ちとなっている小野町長選。告示まで約1カ月、「8年前の因縁」も囁かれる中、本誌は自民党支持者が分裂し激戦が繰り広げられている選挙戦の情勢について取材した。
■特別インタビュー/三保恵一二本松市長
文化観光施設を拠点に市内観光の底上げを目指す
岳温泉にも交流広場を整備
■特別インタビュー/門馬和夫南相馬市長
若い人に選んでもらえるマチづくりへ
全国初の試みでベンチャー企業をサポート
■特別インタビュー/増子公夫㈱共和建商代表取締役会長
コロナ禍の中、「進盟ルーム」で免疫力アップを!
感染症の恒久対策としての活用も
■2021インタビュー/三品重利㈱アグリテクノ代表取締役社長
ブランド卵やチルド飲料などの独自性商品でファンを増やす
「生産」と「販売」の縦割りをなくし、部門間の交流が出来る組織づくりを
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第65回】福島の次の10年―森林・里山・循環をどう取り戻せるか
林 薫平 福島大学農学群食農学類農業経営学コース准教授
■特別連載⑤/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■特別連載②/会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
山内日出夫元会津若松市長の遺稿
■特別対談
石井正三東日本国際大学健康社会戦略研究所所長
内田広之東日本国際大学地域振興戦略研究所所長
いわきの医療・人材育成・地域振興を見据えて
東日本大震災と福島原発事故から間もなく10年を迎える。(学)昌平黌・東日本国際大学は、この災害の現場から最も近い大学として、
いわき市を含めた地元にどう貢献出来るかを様々な角度から追求してきた。同大学の石井正三健康社会戦略研究所所長と内田広之地域振興戦略研究所所長に、いわきの医療と人づくり、地域づくり、そして地域連携や危機管理について大いに語り合って頂いた。
■ざいかい短信
・新校名「須賀川創英館」に地元が猛反発!
財界ふくしま2月号【高峰秀夫伝 参考文献とWebSite資料】
財界ふくしま2月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま2月号55ページ「明日を拓く」の記事中、GS auto JAPAN代表のお名前に誤りがございました。正しくは、三戸豪士氏です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま2月号、発売
財界ふくしま2月号、発売
■深層レポート
懸念された“医療崩壊”が現実に
ステージ4「爆発的な感染」で福島市が“緊急警報発令”―
現在、県全体で新型コロナに感染した患者を受け入れ得る病床数は469床確保されている。12月に入ると、福島県全体でも約半月余りで390人の感染者が確認された。クラスターが発生した福島市ではステージ4に入ったが、医療関係者によると確保病床数と実際に入院可能な病床数との間に差があるため、実際には県全体でも非常に逼迫した状況にあるという。
■2021郡山市長選③
川前出馬で品川・勅使河原との三つ巴!?
自民分裂で選挙情勢は“混沌”に
旧冬、来年4月の郡山市長選をめぐる出馬表明が相次いだ。焦点は「自民党が候補者の一本化を図れるか否か?」だったが、勅使河原、川前が相次いで出馬を表明したことで「自民分裂」が色濃くなり、三つ巴の情勢は混沌となりつつある。本誌は先月号に引き続き水面下での各陣営の動きを取材した。
■追跡レポート③
倒産から7カ月、疑惑解明にはほど遠い西郷観光(キョロロン村・ちゃぽランド西郷)の現在
高橋西郷村長の「総括」はいつになるのか?
西郷観光の倒産から約7カ月、キョロロン村とちゃぽランド西郷の今後について高橋廣志西郷村長からはいまだ方向性が示されず村民の間から行政への不信の声が上がっている。そんな中、旧冬の同村定例会では本誌が新年号で指摘した疑惑を村議の一人が高橋村長に投げ掛けた。
■市町村議選当落直前予想/双葉郡双葉町
有力新人の出馬で現職危うし?
■「財界ふくしま」創刊50年記念 新春特別対談/
内堀雅雄 福島県知事
髙橋豊彦 ㈱財界21代表取締役社長(月刊「財界ふくしま」発行人)
Withコロナ時代の地域社会と地域経済の再生を考える
内堀知事と2021年の福島県を展望する
弊誌は創刊時から日本列島改造論に通底する地方自治体のあり方について提言してきた。昨年に世界を覆ったコロナ禍は、中央集権型行政システムと東京一極集中のリスクを顕在化させた。そこで弊誌では、震災と原発事故から10年の節目に当たる年頭に内堀雅雄知事と2021年の福島県を展望する特別対談を企画し、アフターコロナを見据えた地方創生の推進に掛ける思いを語って頂いた。(令和2年12月11日収録)
■新首長に聞く/引地真伊達郡国見町長
町民・行政・議会が一体となったマチづくりへ
■新首長に聞く/渡部勇夫只見町長
町民一人ひとりに活躍の場がある元気なマチに
■特別インタビュー/木幡浩福島市長
福島らしさを生かした県都の新ステージへ
木幡浩福島市長に県都の復興と再生を聞く
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第64回】リモートセンシング技術がもたらす地球環境と福島の未来
中村和樹 日本大学工学部情報工学科准教授
■特別連載④/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■特別連載①/会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
山内日出夫元会津若松市長の遺稿
■ざいかい短信
・双葉町長選/現職・伊澤の3期目突入が濃厚
・川俣町長選/現職・佐藤の2期目に挑む候補者とは?
財界ふくしま1月号、発売
財界ふくしま1月号、発売
■2021市長選情勢分析
●郡山市長選情報②
三つ巴か一騎打ちか?「自民分裂の有無」が当落を決する?!
激しさ増す経済県都“師走の陣”
郡山市長選をめぐる動きが本格化してきた。既に現職・新人5人が出馬の意向を表明している中、焦点は自民党が候補者を一本化出来るか否かに絞られてきた。果たして自民党は結束出来るのか?あるいは分裂のまま選挙戦に突入するのか?本誌は水面下の動きを取材した。
●いわき市長選レポート
いよいよ動き出したいわき市長選―
新人・内田広之の出馬で現職・清水、宇佐美との三つ巴の争い?!
任期満了まで8カ月に迫ったいわき市長選は、3選出馬が濃厚な現職の清水敏男に対し、水面下で行われていた対立候補の擁立作業が大詰めを迎えているようだ。再選後、現職の清水も、選挙結果に自信を深めたといわれるが、陣営内での不協和音や支持離れも指摘されている。また、衆議院の任期前に解散総選挙があれば、「衆議院への転身」を公言してきた清水市長の転身も囁かれているところだ。
■追跡レポート
特別清算の西郷観光(キョロロン村・ちゃぽランド西郷)で新たな疑惑
休業直前に拠出された前払金980万円の行方は?
10月下旬、キョロロン村とちゃぽランド西郷の指定管理者だった西郷観光が地裁白河支部に特別清算を申し立てた。当初、「7月中に再建案を提示する」としていた西郷村(高橋廣志村長)だが、11月に入っても何ら具体的な再建案は伝わってこない。そんな中、同村から西郷観光に拠出された指定管理費をめぐり新たな疑惑が浮上した。
■特別インタビュー/震災と原発事故から10年
中島 孝「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟 原告団長
福島地裁・仙台高裁で勝訴した 生業訴訟が最高裁へ
「脱原発」で豊かな地域経済を目指す
東京電力第一原発事故の福島県内外の被災者約3600人が国・東電に事故当時の居住地の地域環境(空間線量)を事故前の水準に戻すこと(原状回復)や損害賠償を求めた「生業を返せ・地域を返せ・福島原発訴訟」で仙台高裁は9月30日、一審の福島地裁に続き国・東電の責任を明確に認め10億1000万円の賠償を命じる判決を命じた。ただ、その後、国・東電が上告。それを受けて原告も上告し、今後、同訴訟は最高裁で争われることとなった。本誌は原告団の中島孝団長に仙台高裁の判決への評価と今後の活動について聞いた。
■新首長に聞く/杉岡誠相馬郡飯舘村長
思いを汲んだ住民参加型の村づくり
10月10日に告示された飯舘村長選は、元村役場職員の新人・杉岡誠氏のほか立候補の届け出はなく、無投票による初当選を果たした。6期務めた現職・菅野典雄氏の引退により、24年ぶりに新首長が誕生した中、地場産業の再生や情報通信技術(ICT)を生かした村づくりなどを掲げる杉岡村長に、就任の抱負を聞いた。
■首長インタビュー/篠木弘葛尾村長
村で働き住んでもらえる“新しい葛尾村”の創生へ
■2021インタビュー/遠藤智広野町長
OECDチャンピオン・メイヤーズから、福島の復興を発信
震災の教訓と知見を国内外に還元していく
■編集長インタビュー/金子恵美 立憲民主党福島県連代表
提案型政党として、共生社会の国家像を目指す
再び政権交代可能な責任政党に仲間が結集した
衆参150人を擁し、政権交代可能な当事者能力を持ち得る立憲民主党が誕生したが、有権者の支持率は極めて低い。これまでに非自民・非共産の野党勢力は選挙の度に分裂を繰り返し、一強多弱の構図によって安倍政権の長期化を招いてきた。本県では、増子輝彦元国民民主党県連代表の参議院自民党会派入りによって、次期参院選における空白区の2区の人選はもちろん、次期参院選の候補者擁立も急がれる事態となっている。10月10日に県連代表に就任した金子代議士に、県内での党勢拡大や野党共闘などのほか、焦眉の急である福島第一原発敷地内に増え続けるALPS処理水の処分方針などの諸課題を聞いた。(11月16日収録)
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」/山川充夫 福島大学名誉教授・福島大学FURE客員教授
【第63回】東日本大震災原発災害と福島県内経済主体への影響 ─福島県民経済計算の制度部門別所得支出勘定から─〈後編〉
■特別連載③/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■ざいかい短信■
・余目地区テレビ受信組合の清算で背信行為か
財界ふくしま2020年12月号フクシマの未来像
・財界ふくしま2020年12月号掲載の大学リレー寄稿/フクシマの未来像「東日本大震災原発災害と福島県内経済主体への影響 ─福島県民経済計算の制度部門別所得支出勘定から─〈前編〉」を特別公開します。下記よりダウンロードください。
財界ふくしま2020年12月号 フクシマの未来像
第62回 東日本大震災原発災害と福島県内経済主体への影響
─福島県民経済計算の制度部門別所得支出勘定から─〈前編〉
〈後編〉は12月10日発刊の財界ふくしま2021年1月号で掲載します。
財界ふくしま12月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま12月号掲載の大学リレー寄稿「フクシマの未来像」の中で125、127、129、131ページのノンブル(※ページ番号)が欠落していました。それに伴い125ページ下欄の(7)から(12)までの脚注・出典も欠落しています。深くお詫び申し上げます。なお、修正した原稿をホームページ上にアップしましたので下記よりダウンロードください。
財界ふくしま2020年12月号 フクシマの未来像
第62回 東日本大震災原発災害と福島県内経済主体への影響
─福島県民経済計算の制度部門別所得支出勘定から─〈前編〉
財界ふくしま12月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま12月号120ページ「えきすぱーと企業」の記事中、大和証券㈱郡山支店・田島茂樹支店長の出身地名に誤りがございました。正しくは「埼玉県新座市生まれ」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま12月号、発売
財界ふくしま12月号、発売
■1年半後に迫った参院福島選挙区―
突然の増子(輝彦)の“自民会派入り”で情勢が一変
自民県連の意中の太田(光秋)議長が“候補辞退”で混迷に拍車!!
定数1になった参院選で野党統一候補として、当時、自民党公認で現職法務大臣を務めていた岩城光英を破った増子輝彦参議院議員が、参議院の自民党会派で活動を始めている。当初は復党もあるとの観測が流れたことで自民党県連に一気に緊張感が走り、所属議員らは復党阻止の構えを見せていた。野党統一候補だった増子が自民党会派入りしたことにより、1年半後に迫った参院福島選挙区の情勢も大きな変化を見せている。
■追跡レポート
塙町出資の誘致企業が国有林・保安林を無許可で伐採!
民有林・共有林も「口頭での承諾」で伐採していた
東白川郡塙町が設立の際に出資し全面支援している誘致企業をめぐり「国有林・保安林内のドウダンツツジを無許可で伐採し、民有林や共有林も一部の所有者に口頭で承諾を貰っただけで伐採している」との情報が寄せられた。9月定例会では町議の一人が町執行部に事実関係と今後の対応を質したが、本誌は問題の経緯と全容を取材した。
■追跡レポート
いまも続くグローバルピッグファーム・柳津養豚場の“悪臭公害”
原因が分からず、第2期工事が建設中止に…
本誌9月号で報じた柳津町にある養豚場の“悪臭公害”が、新たな展開を迎えている。柳津町議会9月定例会でもこの臭気問題を取り上げられ、養豚場の第2期工事を前にして行政による環境アセスメントが実施されることになった。
■只見町長選直前情報
現職と新人2人の激しい「三つ巴」
8年前同様「僅差の決着」か?
4年前の無競争から一転、水面下で現職と新人2人による激しい「三つ巴」が繰り広げられている只見町長選。果たして混戦を制するのは誰か?告示日が迫る中、本誌は現在の情勢について取材した。
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
堂ノ内地区に広域的な商業・交流機能を目指していく
ソフトとハードを更新し、災害に強い地域づくりへ
■特別インタビュー/戸田光昭県保健福祉部長
医療と検査体制の確保に努め「福島モデル」を推進していく
■特別インタビュー/本間達也(一社)福島県老人保健施設協会長
より良い「在宅復帰」を支えるのが老健施設の使命
■特別インタビュー/根本匠代議士
「政策本位の政治」を信条にこれからも日本を動かしていく
■特別インタビュー/菅家一郎代議士
北関東・南東北を一つのエリアにバックヤード構想を提言する
■特別インタビュー/上杉謙太郎代議士
ポストコロナを福島復興のチャンスに
■特別インタビュー/後藤浩之日本中央競馬会福島競馬場長
来年にもつながる秋の福島競馬を事前申し込み制で観客入場を再開
■編集長インタビュー/平沢勝栄 復興大臣
復興大臣としてふる里への恩返しを具現化していく
原発事故に伴う処理水の影響は、最大限抑える
小学校から高校時代を本県で過ごした平沢勝栄代議士が菅内閣の復興大臣として、初入閣を果した。本県ゆかりの復興大臣の誕生に県民の期待も高まっているが、目前には原発事故の収束作業に伴うALPS処理水の処分方法についての政治決断が迫られている。復興大臣と兼務する福島原発事故再生総括担当相の立場から、本県の復興と再生に向けた課題と対応を聞いた。<10月23日収録>
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」/山川充夫 福島大学名誉教授・福島大学FURE客員教授
【第62回】東日本大震災原発災害と福島県内経済主体への影響 ─福島県民経済計算の制度部門別所得支出勘定から─〈前編〉
■特別連載②/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
財界ふくしま11月号、発売
財界ふくしま11月号、発売
■検証レポート
新型コロナの第2波で懸念されるフクシマの医療崩壊―
会津医療センターの止まらない“クラスター拡大”に住民の不安!!
第2種感染症指定医療機関の会津医療センターで、新型コロナウイルス感染によるクラスターが発生した。第2波とも言える感染者数の増加に伴って医療機関の負担が重くなっており、この間のコロナ禍で病院の経営状況も悪化の一途を辿っている。本県では陽性患者を受け入れる病院に対して、国の空床補償に上乗せした補填をしているが、病院側では陽性の患者を受け入れることなどによる経営リスクに晒されている。その実態に迫った。
■2021郡山市長選展望
郡山市長選 候補者擁立で見えてきた“それぞれの思惑”
自民系候補は「勅使河原出馬」で分裂?!
半年後に迫った郡山市長選をめぐり、水面下での動きが活発化している。本誌は、既に2人の新人が出馬の意向を示し現職の動向が注目される中、「政財界が擁立を目指す本命候補は誰か?」を取材した。
■総力特集/衆議院福島県全選挙区情勢分析
・1区 菅内閣の復興副大臣で亀岡にも小選挙区の勝機が!?
接戦が続き、1区に2人が常態化へ
・2区 またも後手に回る野党候補擁立
根本の牙城に隙はあるか
・3区 3度目の戦い!上杉は玄葉に肉薄出来るか?
注目は得票差と1区・4区の選挙結果
・4区 両者拮抗も恒三派の動きがカギとなる
両陣営とも自らの地盤固めが最優先事項
・5区 野党統一候補の出馬で“吉野圧勝”に暗雲も…?!
囁かれる若手県議の立候補はあるのか
■新首長に聞く/遠藤和夫北塩原村長
全村で「観光」を盛り上げ村民の夢を実現する
■首長インタビュー/湯座一平棚倉町長
「チーム棚倉」で健幸なマチづくりを
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
相馬福島道路による観光地の相乗効果を
復興市民市場は観光の一つの核となる
■特別インタビュー/玄葉光一郎代議士(立憲民主党副代表)
政権交代可能な政治をつくるラストチャンスの覚悟を持って
■特別インタビュー/猪股慶藏県土木部長
県土全域の将来像を見据え地方創生を後押しする社会資本整備を
■特別インタビュー/菅野豊(一社)郡山市観光協会長
広域圏連携し産業観光の構築を目指す
■編集長インタビュー/菊池 功 ㈱菊池製作所代表取締役社長(公益財団法人ふくしま海洋科学館理事長)
ロボット関連100社との包括的事業化支援で、次の産業の核へ
福島県をサービス・サポートロボット産業の集積地にする
JASDAQ上場企業で金型や試作部品製作の一括一貫体制で知られる菊池製作所は、産学連携やスタートアップ企業の事業化支援で人に身近な分野のサービス・サポートロボット製品で事業領域を拡げてきた。ドローンなどの業務用とサービス・サポートロボットの世界市場は、5年後に4兆7000億円になると見込まれている。スタートアップ企業とのプラットフォームをつくり、本県を革新的な技術やシステムの集積地にしたいと語る菊池社長に、サービス・サポートロボット分野でのマーケット構築を聞いた。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」/中村隆行 東日本国際大学副学長・経済経営学部教授・福島復興創世研究所所長代行
【第61回】米国ハンフォード地域の経済発展成功モデルを福島浜通りへ
■特別連載①/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■ざいかい短信
・国見町長選/三つ巴の構図で激戦必至!
・田村市・移地区の除染組合で内紛が訴訟に?!
財界ふくしま10月号、発売
財界ふくしま10月号、発売
■深層レポート
7万泊分も売れ残った“県民割”の大いなる誤算!!
「GoToキャンペーンと併用不可」に不満が渦巻く
コロナ禍で打撃を受けた観光需要を喚起する「ふくしま県民割引」は6月補正予算で10万泊分を追加販売した。ところが、県民割の売れ行きに暗雲が漂っているという。宮城、青森、栃木、茨城県は、GoTo割との併用を展開しているが、それでも県独自キャンペーンの売れ行きは芳しいものではない。県民割の売れ行き不振の最大の原因がGoTo割との併用不可にした制度設計にあるとの指摘もされるなど、観光宿泊事業者への公平性を保つために競争力を欠いた県の観光戦略に迫った。
■インサイドレポート
鏡石町職員「賭博未遂事件」の顛末
深刻さ増す自治体職員の“レベル低下”
今年3月、鏡石町役場(遠藤栄作町長)で職員11人が人事異動を予想する「人事ロト(通称)」を行っていたことが内部告発で発覚。全員が懲戒処分を受け、1人を須賀川警察署に告発、送検された。本誌は、3月に起きた事件の公表がなぜ4カ月後の7月までずれ込んだのかを質すとともに、県内のほかの市町村でも発生している職員の不祥事の実態を取材した。
■検証レポート
玄葉代議士が「新党参加」で巻き返し?!
激しさ増す3区の選挙情勢
立憲民主と国民民主両党の合流による新党が9月上旬にも誕生する中、本県では3区の玄葉光一郎代議士と東北比例区選出の小熊慎司代議士(福島4区)の2人が早々と新党への参加を表明した。本誌は、上杉謙太郎代議士(自民・東北比例区選出)の党勢拡大で激しさを増している福島3区の選挙情勢を緊急取材した。
■追跡レポート
福島5区 吉野圧勝も、野党統一候補の人選が“カギ”
いわき市長選で元官僚の出馬が濃厚に…
与党内では安倍首相の健康不安説が強まり、政治日程にも影響が出始めている。任期満了まで〝解散なし〟ということになれば、死に体になってしまうが、年内に解散・総選挙があるのかどうかも不透明になってきた。ただ、立憲民主と国民民主の野党合流が決まった政治状況の中で、福島5区の動きも水面下で活発化している。来年9月の市長選も水面下での対立候補擁立の気運が高まってきた。
■真相レポート
只見町職員「2度目の停職処分」に疑問の声
町執行部の対応に批判も
南会津郡只見町(菅家三雄町長)の30代の男子職員が、昨年1月と今年7月の2度にわたり「不適切な事務処理」で懲戒処分を受けている。2度目となる今回は「停職12カ月」という重いものだが、町民の間からは「なぜ免職にならないのか?」との疑問の声が上がっている。本誌は2度の懲戒処分の経緯と菅家町政の「処分の在り方」について取材した。
■特別インタビュー/森雅子法務大臣
復興のその先の未来へ 福島県を世界に冠たる地域に
■特別インタビュー/室井照平会津若松市長
ICTを活用し更なる市民生活の利便性向上と地域産業の生産性向上を
■特別インタビュー/渡邊博美福島商工会議所会頭
ポテンシャルを引き出し、魅力ある県都を創造していく
■特別インタビュー/本田哲朗福島成蹊中学校・福島成蹊高等学校長
2年連続東大現役合格が実証した「だから、成蹊は“伸びる”。」
■トップインタビュー/鈴木勝夫㈱平中央自動車学校代表取締役社長
長年の営業経験と人脈生かし教習生を呼び込む
開校60年の熱心指導が築いた信頼
■編集長インタビュー/安部義孝 アクアマリンふくしま館長(公益財団法人ふくしま海洋科学館理事長)
水族館と動物園の垣根を下げ、生き物の総合的な博物館へ
生物多様性をテーマに、自然の持続的なあり方を問うてきた
海を通して「人と地球の未来」を考える理念の下に、アクアマリンふくしまが、7月15日に開館20周年を迎えた。震災前まではコンスタントに90万人近い集客を誇り、震災後は早期に復旧・復興の道筋を付けて再開に漕ぎ着け、施設の拡充や企画の充実を図るなどして徐々に集客数が回復していた。ところが、新型コロナウイルスの影響で、再び集客減に見舞われている。海洋文化推進事業の一環であるシーラカンス調査事業で世界に名を轟かせたアクアマリンふくしまは、教育・研究・自然保護といった公的役割もあり、地域貢献に努めてきた。20周年の節目を迎え、自律的経営に向けた課題と今後の展望を水族館・動物園運営の第一人者である安部館長に聞いた。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第60回】ユニークなスタートアップの輩出へ
由本 聖 会津大学産学イノベーションセンター准教授
■ざいかい短信
・飯舘村長選/菅野村長引退で新人2人が激突
・連続2期無投票ムードの葛尾村長選
財界ふくしま9月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま9月号「追跡レポート」の記事中、企業名の表記に誤りがございました。正しくは「グローバルピッグファーム」です。お詫びして訂正致します。
・財界ふくしま9月号「いわき市議選当落完全予想」の記事中、前回選挙の次点者名に誤りがございました。正しくは岩井孝治氏でした。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま9月号、発売
財界ふくしま9月号、発売
■追跡レポート
グローバルピッグファーム・柳津養豚場の“悪臭公害”で住民の怒りが爆発!!
悪臭・ハエの異常発生で「観光の町」のイメージダウンに…
柳津町と三島町の境界に建設された養豚場から悪臭が広がり、周辺の住民が柳津町に苦情を申し立てているものの、全く改善されていない。悪臭防止法では立ち入り調査、悪臭の測定は市町村が行うことになっている。しかし、測定機器もなければ、ノウハウも持ち合わせていないと柳津町では事業者に改善策を促す一方、規制指導の連携を取る会津地方振興局県民環境部に相談を持ち掛けたが、県では協力、支援に留まるとしてこの問題は放置されたままだ。
■深層レポート
キョロロン村・ちゃぽランド西郷を運営する西郷観光の解散で問われる歴代村長の“罪過”
日光国立公園・甲子高原に未来はあるのか?
阿武隈川の源流域として知られる甲子高原でキョロロン村とちゃぽランド西郷を運営する西郷観光㈱が解散し特別清算の手続きを進めている。甲子高原のシンボルともいえる両施設は果たして消滅してしまうのか否か?本誌は解散に至った要因と両施設の今後について取材した。
■インサイドレポート
西会津振興公社の役員人事にE氏を関与させた薄友喜町長の“不徳”!!
笠間比呂子専務との意外な関係も明らかに…
㈱西会津町振興公社(社長・薄友喜西会津町長)は、町が95㌫の株式を所有する第3セクターで、「温泉健康保養センター・ロータスイン」をはじめ「道の駅にしあいづ」、「さゆり公園」などのレジャー施設を管理・運営している。その振興公社では新たに2人が振興公社の専務、本部長に就いたが、この人事を巡り、西会津町では不満が渦巻いている。今回の人事には薄町長とパイプを持つE氏の意向が強く出ているというのだ。
■2020いわき市議選当落完全予想
有力新人不在で1700票でも当選か?
9月6日告示、9月13日投票で行われるいわき市議選は、37の議席をめぐり、水面下で激しい前哨戦が繰り広げられている。告示日まで1カ月を切った選挙戦の当落を完全予想する。
■特別インタビュー/橋本克也須賀川市長
「選ばれるまち須賀川市」の実現を目指す
■2020インタビュー/数又清ふくしま未来農業協同組合代表理事組合長
所得増大に向け、日本一の産地づくりを
目標を可視化させ、具現化への施策を講じる
■トップインタビュー/小山征弘 若松ガス㈱代表取締役社長
エネルギー供給のみならず地元貢献を含めた地域に根差した企業を
新ブランドの認知を進めていく
■トップインタビュー/八巻研一 一般社団法人福島県計量協会会長
社会秩序を維持する計量思想の普及啓発を
対応迫られる自動はかり検定の法制化
■編集長インタビュー/熊坂仁美 夜の果樹園実行委員会委員長
「夜の果樹園」のオンライン観光からライブコマースへ
SNSで地域観光資源の発信と収益化を目指す
福島市の果樹園で夜の時間帯をライトアップして飲食を提供し、新たな観光コンテンツの創出に取り組む任意団体「夜の果樹園実行委員会」が観光庁の「夜間・早朝の活用による新たな時間市場の創出事業」に採択された。本来、この公募事業は、地方における訪日外国人の増加や消費喚起を目的としている。ただ、今回のコロナ禍にあっては国の内外を問わない需要喚起が望まれており、全国31地域のプロジェクトが採択された。このプロジェクトの実行委員長で、ソーシャルメディア関連事業を展開する熊坂社長に、本県の観光振興に求められる戦略を聞いた。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第59回】「高中性脂肪血症と糖尿病」研究の歩み
衛藤 雅昭 奥羽大学薬学部長/薬学部疾患薬理学教授(附属病院内科兼任)
■ざいかい短信
・棚倉町長選/現職・湯座の3期目突入が濃厚か!?
・後発新人が一気に追い抜く?北塩原村長選
・二本松市で不可解な指名競争入札
財界ふくしま8月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま8月号178ページ「えきすぱーと行政」の記事中、福島市長寿福祉課・髙野博之課長のお名前に誤りがございました。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま8月号、発売
財界ふくしま8月号、発売
■追跡レポート
“中合ショック”で急展開!県北地方の2大プロジェクト
条件付きでイオンモールを容認した木幡市長の政治判断
中合ショックを引き金に、福島市の木幡市長が駅前再開発の1年前倒しを表明。それに呼応したかのように、兼ねてより伊達市が誘致を求めてきたイオンモールの出店を実現させるための前段として須田市長が年内に地区計画を策定する方針を固めた。計画予定地となる伊達市の堂ノ内地区は市街化調整区域で大型商業施設の出店が認められていないことから、福島市では地元商業への影響も鑑みて反対の立場を取ってきた。ところが今回は一転、イオンが規模縮小に応じるなどの条件付きで木幡市長は建設を容認する姿勢を見せたのである。風雲急を告げる、県北地方の2大事業を追った。
■追跡レポート
田村市・移地区の除染組合が渡辺会長を“罷免”
新体制で2億8000万円の横領疑惑解明に
今年4月、社団・移再生プロジェクトチームの執行部3人が「業務上横領」で刑事告発されたことは本誌6月号で報じた通りだが、今度は刑事告発された執行部3人が除名・罷免され新執行部が誕生した。本誌は刑事告発のその後と執行部3人が罷免・除名に至った経緯、総額2億8000万円の不明金解明に向けた動きについて取材した。
■インサイドレポート
白河二中新築工事の入札に賛否の声
白河市が「総合評価方式」を採用した理由は?
白河第二中学校の新築工事入札で採用された「総合評価方式」をめぐり、「体のいい官製談合」との情報が寄せられた。本誌は、なぜ入札で「総合評価方式」が採用されたのかとともに白河市内の建設業界の内実を取材した。
■緊急アンケート!
「新型コロナウイルス第2波・第3波への対応」
県内各郡市医師会長に聞く
周知の通り新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、本県でも3月7日に最初の感染者が出たあと、県内各地で82人が陽性の診断を受けて入院した。ただ、5月25日に全国で「緊急事態宣言」が解除されたあとは、6月18日に40日ぶりとなる陽性患者が1人出ただけで入院患者も2人に抑えられている。(6月25日時点) しかし、日本では今後、感染症の専門家が指摘しているように、「秋・冬に掛けて新型コロナウイルスの第2波・第3波が必ず訪れる」との声が大勢を占めている。そこで、本誌は各郡市医師会長に、福島県内の各地域の新型コロナウイルス感染防止への現在までの具体的な取り組みや第2波、第3波への対応、
感染拡大防止に対する意見などについて緊急アンケートを実施。一挙掲載する。
■特別インタビュー/菅野孝志JA島五連会長
「儲かる農業」を確立させ担い手不足と耕作放棄地の解決を目指す
■2020インタビュー/(一社)福島県交通安全協会会長小櫻 輝氏
「交通事故ゼロ」目指し日々の活動を続ける
第10次福島県交通安全計画の最終年度へ気持ち新たに
■編集長インタビュー/鈴木和隆 フードバンクふくしま連絡協議会事務局長
フードバンク活動=地域づくり活動だ
フードバンク&フードビジネスで持続的な活動基盤を
一般社団法人全国フードバンク推進協議会によると、フードバンクとは、安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通に出すことが出来ない食品を企業などから寄贈してもらい、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動を指す。コロナ禍による未利用食品や食材の利活用がにわかにクローズアップされ、フードバンク活動にも社会的な関心が高まってきた。県内では、フードバンク活動をしているNPOなどの団体による「フードバンクふくしま連絡協議会」が2月に設立されている。この連絡協議会の鈴木事務局長に、県内におけるフードバンク活動の実態や課題などを聞いた。
■特別連載〈第1回〉
「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」
東日本国際大学 松岡幹夫東洋思想研究所長/吉村作治学長/石井正三客員教授/城山陽宣准教授/倉田貢教授/三浦健一准教授・東洋思想研究所主任研究員
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第58回】平常時を見据えた復旧事業・復興事業:福島県における生物多様性保全のケーススタディー
黒沢高秀 福島大学共生システム理工学類教授
■ざいかい短信
・〝けんしん〟の相次ぐ不正発覚で囁かれる“ある疑惑”!!
問題の本質は「須佐体制の長期化にある」との指摘も…
・当選から2年、“迷走”続く江田浅川町長
相次ぐ「首長の資質」を問う声
財界ふくしま7月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま7月号特別座談会「会津地方の若手1期議員が政治への参画と地方創生を語る」の記事中と新聞広告で「安藤雅朗金山町議会議員」のお名前を誤って表記しておりました。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま7月号、発売
財界ふくしま7月号、発売
■検証レポート
県内59市町村の“特別定額給付金”の支給開始に大きな“ズレ”
コロナ禍の長期化で危惧される“支援格差”
新型コロナウイルス特措法に基づく「緊急事態宣言」が5月25日に解除され、国民は引き続き「新しい生活様式」に則って感染拡大と予防に努めることとなった。この間の社会・経済機能を大幅に制限する措置によって、国内景気は一気に冷え込んだ。そして、国が景気回復手段の一つとして打ち出したのが、緊急経済対策として国民1人当たり10万円の給付である。県内でも相馬市を皮切りに住民に向けて給付申請書類の郵送がされたが、この手続きを巡り、県内自治体間での格差が浮き彫りになった。
■インサイドレポート
新時代の到来!!ツイッター世論が“検察庁法改正案”を廃案に追い込む!
進退伺いを提出した森まさこ法務大臣の今後
今国会で審議された検察庁法改正案は成立が見送られ、焦点となっていた黒川弘務検事長の検事総長就任の目は消えた。従前より、検察官の定年延長は検察庁法で定められているものであり、国家公務員法は適用出来ないという政府解釈がされている。しかし、森法務大臣は今年1月に解釈を変更し、口頭決裁を得たと説明してきた。だが、黒川検事長は新型コロナウイルス特措法に基づく「緊急事態宣言」下にあって、大手新聞社の記者らと麻雀をしていた事実から辞任するなど、この法案を巡る政局が別な展開を見せようとしている。
■塙町長選直前情報
現職・宮田と新人・藤田の一騎打ち!?
焦点は現職「不起訴処分」への町民の評価
6月23日告示、同28日投票の塙町長選は現職の宮田秀利と新人・藤田充の一騎打ちの可能性が高まっている。「入札妨害罪」が不起訴処分となった現職に、果たして町民がどのような審判を下すのか?水面下で繰り広げられている攻防を取材した。
■首長インタビュー/松本幸英楢葉町長
行政サービスの向上による「住みたい町」づくりへ
■首長インタビュー/遠藤雄幸川内村長
10年後、20年後を見据えた新たな村づくりのステージに
■特別インタビュー/小野栄重いわき商工会議所会頭
コロナショックに直面するいまだからこそ「調和のとれた社会」の構築を目指す
■特別インタビュー/佐藤俊彦一般社団法人福島県産業資源循環協会長
災害廃棄物の処理を通して福島県の復興に貢献する
■特別インタビュー/坪井永保一般財団法人慈山会医学研究所理事長
改正健康増進法で更なる禁煙推進を期待
■特別インタビュー/武藤徹国土交通省東北地方整備局郡山国道事務所長
「復興加速」「交通円滑化」「地域活性化支援」に尽力する
■特別座談会/髙橋義人会津若松市議・玉水まどか磐梯町議安藤雅朗金山町議・荒海正人西会津町議
地方自治の一翼として、地域に暮らす満足度の向上を目指していく
会津地方の若手1期議員が政治への参画と地方創生を語る
■編集長インタビュー/
星 北斗 福島県医師会副会長(新型コロナウイルス感染症対策担当)
県民の安心に応える有事の専門病院機能を限られた医療資源を集約化し、医療崩壊を食い止める
日本の感染症対策は、検疫法と感染症法という2つの法律を根拠に実施される。WHOでは新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、PCR検査をするよう各国に求めてきた。しかし、日本の場合はPCR検査を拡充すると感染者の隔離や受け入れを含めて医療崩壊を招きかねない懸念もあり、感染者と濃厚接触者の追跡調査をすることで、クラスターの封じ込めを図ってきた。ただ、この間の日本の検査体制や医療提供体制については、様々な課題が浮き彫りになっている。本県では5月中旬の81人から新たな感染者が発生していない状況の中、星副会長に今後必要とされる医療提供機能などを提言してもらった。〈取材日・5月8日〉
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第57回】バイオマス燃料を用いた固体酸化物形燃料電池について
渡部仁貴 日本大学工学部電気電子工学科教授
■特別掲載/上杉謙太郎衆議院議員
未来の子供たちに美しい福島を!
■ざいかい短信
・須賀川市長選/現職・橋本が3期連続の無投票で4期目に突入か!?
5月末時点で対抗馬は見当たらず
財界ふくしま6月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま6月号108ページの「首長メッセージ・郡山市」の記事中、品川萬里市長のあいさつ文について、誤って昨年6月号の内容を掲載してしまいました。お詫びして、訂正版を掲載致します。>>「首長メッセージ・郡山市/訂正版」
財界ふくしま6月号、発売
財界ふくしま6月号、発売
■スクープ!
田村市・移地区の除染組合で2億8000万円の横領疑惑!
顧問税理士に「多額の報酬」の事実も
東日本大震災後、地域の有志で発足し除染作業に当たった社団・移再生プロジェクトチームで、今年4月、同チームの監査役3人が渡辺孝行会長を含む執行部3人を「業務上横領」で田村警察署に刑事告発した。
また、告発とは別に同プロジェクトチーム内では「総額2億8000万円余りの使途不明金が存在する」との声も囁かれている。本誌は告発に至った経緯を取材し、告発された渡辺会長、本田財務部長らに見解を聞いた。
■追跡レポート
経営破綻寸前の“道の駅しもごう”に町が1800万円の補助!!
給与カット、ボーナスゼロで中堅幹部職員は次々に退職…
「道の駅しもごう」で幹部職員や従業員の退職が続き、東電の補償金と内部留保金を取り崩して凌いできた経営が限界点を迎えている。直近の3年間では給与や旅費交通費、消耗品などを削減してきたものの、不透明な運営を続けてきた負の遺産は解消されていない。下郷町役場ではこれまでの数々の疑惑を解明しないまま、道の駅の運営会社に指定管理料として1800万円の補助金を出すことで維持・運営を図ろうとしているのだ。
■追跡レポート
宮田塙町長「不起訴処分」で福島地検に落胆の声も
塙町長選は「反宮田陣営の一本化の成否」がカギ?
入札妨害罪で書類送検されていた宮田秀利塙町長に対し、3月27日付けで福島地検が不起訴処分を下したことは承知の通りだが、宮田町長は4月2日、改めて不起訴に至った経緯についての記者会見を開いた。本誌は会見の様子と不起訴処分に対する町内の声とともに、約1カ月半後に迫った町長選の現況を取材した。
■編集長インタビュー/和田晃司 情報整備局代表
消防団支援アプリが地域の防災を進化させる
ICTソリューションで地域課題の“解”を
創業から5年のベンチャーが消防団の活動を支援する地域防災アプリケーションの開発でICT地域活性化大賞で最高賞の総務大臣賞を受賞した。商品名「S.A.F.E」はこのアプリを登録した全消防団員に火災の発生を通知し、団員の出動状況などの動態管理や消火栓の位置、消防車両の配置などが画面上で確認と共有が出来るシステムだ。地方自治体と消防行政、消防団員をつなぐこのアプリは、消防団員の業務効率の向上と負担を軽減し、人員不足に悩む消防団員が速やかな消火活動に当たれる仕組みとして全国自治体から注目されている。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第56回】AI分野の知的財産と産学官連携
岡 裕之 会津大学復興支援センター上級准教授
■緊急掲載/中西文雄 呼吸器科専門医 医学博士 東日本国際大学客員教授
新型コロナウィルスの流行と報道の功罪
■特別掲載/小熊慎司衆議院議員
リミット迫る原発処理水の敷地外保管を問う
財界ふくしま5月号、発売
財界ふくしま5月号、発売
■深層レポート
基本合意から3年―。
福島労災病院の移転に立ちはだかる!!“壁”!!
医療系大学に舵を切った医療創生大に成算はあるのか?
平成29年5月に当時のいわき明星大学(現・医療創生大学)、独立行政法人労働者健康安全機構・福島労災病院、いわき市との間で「労災病院の移転に関する基本合意」が締結され、医療創生大敷地内への労災病院の新築・移転が動き出した。しかし、あれから3年―。一向に移転の具体的な動きが見えてこない。医療創生大には労災病院の附属病院化による医学部の設置構想を持っていたという観測も流れる中、本誌はその深層を探った。
■緊急レポート
郡山女子大学教授の新型コロナウイルス感染で新たな情報
接触後、教え子の結婚披露宴に出席した教授も?
■検証レポート
堤防整備の加速で郡山市・永徳橋の危険度が増幅!?
品川市政は“危機感なし”の答弁に終始
昨年10月の令和元年東日本台風で甚大な被害を受けた郡山市徳定地区の阿武隈川に架かる永徳橋を取り巻く環境が、堤防整備の加速化によっていままで以上に危険な状態になりつつあり、郡山市議会の3月定例会でも取り上げられた。本誌は3月定例会の様子とともに、今後、予測される永徳橋の危険な状態について取材した。
■インサイドレポート
舟木幸一昭和村長が選挙を睨んで予算措置なしで事業を執行?!
単なる氷山の一角、村議は「議会軽視」と猛反発
昭和村の特産品「かすみ草」は、大量の雪を活用した“雪室”と呼ばれる施設で品質を確保してきた。ところが、今年は記録的な雪不足もあり、雪室への雪の搬入が除雪した量では足らず、山間部などからかき集める事態となったのである。追加された経費は農業振興の観点から既に村が負担しているものの、その予算が3月議会で補正予算案に計上されていたことを受け、議員からは議会軽視との批判が出ている。
■追跡レポート
塙町議会「百条・報告書」に失望の声!
宮田町長“不起訴”で入札妨害罪は藪の中
2月末に公表された塙町議会の百条委員会の報告書について町民の間から落胆の声が上がっている。一方、福島地検は宮田秀利町長をめぐる官製談合疑惑について、いまだ結論を出していない。(3月末時点)本誌は報告書への町民の声と7月に任期満了を迎える町長選の情勢を取材した。
■市町村議選当落直前予想
・大沼郡三島町
注目新人出馬も無投票で決着か
■特別インタビュー/菊地健治一般社団法人福島県介護支援専門員協会長
家族のライフスタイルに合わせた介護サービスの調整役に
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
相馬福島道路のメリットを生かした若者が定住するマチづくりを
市民の生活再建に向け一日も早い復旧復興を
■編集長インタビュー/栗山亀美一般社団法人古民家再生協会福島代表理事
古民家を守り、未来へ残す
古民家を観光資源にしたDMCで地域の活性化へ
伝統的な建築工法で建てられた古民家が若年層にも支持を集めている。だが、古民家の流通や取引の実態はあまり知られていない。ほとんどの場合は購入してからリフォームやリノベーションが必要になるように、新築物件とは異なる留意すべき点があるのも事実だ。社会問題化している空き家の解消。そして移住・定住や滞在型観光の拠点として、地域活性化の有効なツールとして自治体でも活用が探られている古民家について、栗山代表理事に聞いた。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第55回】音環境から考える高齢社会における災害対応
濱田幸雄 日本大学工学部建築学科教授
財界ふくしま4月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま4月号61ページ「会津坂下町議選当落予想」の記事中で、酒井育子町議の4年前の町議選の躍進を『公明票が付いたという指摘もある』という記事を掲載しましたが、事実誤認でした。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま4月号、発売
■深層レポート■
無許可開発の泉崎パークゴルフ場が“営業停止”に!!
村議会が百条委員会を設置出来なかった“呆れた理由”
先月号で報じた泉崎村のパークゴルフ場が無許可で開発された問題を巡り、県から「違反開発行為等の是正について(通知)」が久保木村長宛に送られた。今後は泉崎村が関係機関と協議を行いながら周辺地域に配慮した排水計画を整備し、開発許可申請をしたあとに調整池などの工事に入り、工事完了後の検査に合格するまでパークゴルフ場の営業は出来ない。久保木村長の無許可開発については、議員の多くが設置に前向きだった百条委員会の設置が見送られなど、その背景に新たな不祥事も浮上している。
■総力特集 議員選当落直前予想■
・岩瀬郡天栄村
現時点では1人オーバーだが無投票の可能性も?
・石川郡玉川村
話題の須釜地区乱立で泉地区候補が勝ち抜け?
・石川郡平田村
昨年の村長4選で勝負あり?無投票も?
・石川郡古殿町
実力新人の知名度に戦々恐々?の現職
・西白河郡矢吹町
新人7人出馬で“飲み込まれる”のは⁉
・東白川郡矢祭町
トップの余波で弾き出される2人は?
・東白川郡塙町
最終的に3人オーバーで選挙戦に突入!
・河沼郡会津坂下町
定数減で、厳しい洗礼を受けるのは新人か
・河沼郡柳津町
現職と元職による地力が試される戦い
・南会津郡下郷町
引退した室井、星の票の行方が大きなカギ
・南会津郡只見町
支持者も複雑に絡み合う少数激戦に突入
・双葉郡富岡町
定数4減で現職5人の大量引退、少数激戦の様相に
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
文化・歴史・観光拠点となる文化観光施設を整備する
国民が放射線の基礎知識を理解し、偏見を持たない社会を
■特別インタビュー/高松義行本宮市長
災害復旧を最優先課題に本宮の力強さを発信していく
■特別インタビュー/根本匠代議士
県民とともに「新しい東北」をつくり上げる
■特別インタビュー/内堀雅雄知事
次の10年に向けた復興のスキームを明確にしていく
震災と原発事故から9年。内堀雅雄知事に県政の課題を聞く
■新首長に聞く/吉田淳大熊町長
持続可能な地域づくりへ未来志向で取り組む
■特別掲載〈第4回〉/福井朗子 いわき短期大学准教授
持続可能な未来と現代社会
―環境教育と環境思想の視点から―
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第54回】運動で健康寿命は延びるのか?
安田俊広 福島大学人間発達文化学類教授
■ざいかい短信
・矢吹町議会・百条委員会で前町政の疑惑?が次々と“噴出”
・解散したテレビ共同受信施設組合の280万円はどこへ?
財界ふくしま3月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま3月号41ページ、「猪苗代町議選当落完全予想」の記事中、告示日と投票日、有権者数に誤りがございました。正しくは2月11日告示、2月16日投票、有権者数12,112人です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま3月号、発売
■追跡レポート
やはり泉崎パークゴルフ場は無許可開発だった!!
久保木村長の違反行為の指示に翻弄される村職員
森林整備計画の対象になると森林法が適用され、伐採及び伐採後に造林する場合は届出が必要になる。無届伐採は、森林法第10条の8に違反する。その指導・監督するのが市町村だが、信じられないことに泉崎村で無届伐採が行われていた。泉崎村ではパークゴルフ場が無許可で開発されたほか、新たに整備を始めたクロカンコースでも法令に違反した樹木の伐採が行われていた疑いが出ている。
■検証レポート
塙町・百条委員会で元課長が“覚悟の激白”
宮田町長の「全く知らない」は嘘だった?!
塙町議会が設置した百条委員会に宮田町長と元課長2人が証人として出席した。双方の証言が大きく食い違う中、元課長2人は宮田町長主導の入札だった内実を赤裸々に語った。本誌は宮田町長と元課長2人への証人喚問の一部始終を取材した。
■議員選当落直前予想/耶麻郡猪苗代町
実力伯仲の少数激戦から、無投票を探る動きも
■特別インタビュー/三保恵一二本松市長
文化・歴史・観光拠点となる文化観光施設を整備する
若者が定着する各種施策を
■特別インタビュー/門馬和夫南相馬市長
ワールドロボットサミットを機に、ギアを一段上げる
テストフィールドの拠点性を地域の雇用、経済へ
■特別インタビュー 医療最前線/水沼英樹福島県立医科大学ふくしま子ども・女性医療支援センター長
全国トップレベルの人材をセンターを通じて提供していく
■新首長に聞く/蛭田泰昭矢吹町長
「現場主義」で町の将来ビジョンを描く
■編集長インタビュー/亀岡偉民 文部科学副大臣兼内閣府副大臣
子供たちファーストで文科行政を改革していく
復興五輪を機に福島県への風評を収束させる
文科省の掲げる高大接続改革の一環として、昨年、大きな議論を呼んだのが来年1月から導入される「大学入学共通テスト」だ。民間の資格・検定試験の活用を前提にしていた英語は、受験機会や受験料などで機会の均等が図れないことが指摘され、国語、数学に導入される記述式問題については、採点の質や自己採点との不一致率が明らかになっている。そこで文科副大臣と東京オリンピック・パラリンピックなどを担当する内閣府副大臣に就いた亀岡衆議院議員に、教育行政の諸課題をはじめ、半年に迫ったオリンピック開催に向けて、本県の復興と風評払拭をどのように世界に発信すべきか聞いた。
■特別掲載〈第3回〉東日本国際大学 人間力育成講座
「令和を生きる皆さんへ」
小渕優子 衆議院議員
■特別連載⑧〈最終回〉
渋沢栄一 幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家
星 亮一
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第53回】「新☆エネルギーコンテスト」を活用した環境エネルギー教育のすすめ
佐々木直栄 日本大学工学部機械工学科サステナブルエネルギー研究室教授
■ざいかい短信
・日立製作所が「郡山から撤退」に衝撃走る!!
・選挙間近の塙町議が年賀状に選挙公約
財界ふくしま2月号、発売
■深層レポート
福大の学類長を“レイプ”で退職させた准教授の虚実
PRESIDENT Onlineが記事を全面削除するまで…
プレジデントオンラインが、昨年11月13日に配信した記事「学類長の性的暴行を認めない福島大学の不誠実」を11月29日付で削除した。記事公開後、記事の情報提供者について重大な疑義が生じたため、公平性・客観性に問題があると編集部で判断し、プレジデントオンライン及びすべての外部配信先から記事全文を削除したことを明らかにした。なぜ、記事の全文削除に至ったのか。その真相に迫った!!
■追跡レポート
1票差で百条委員会を設置した塙町議会の舞台裏
求められる宮田町長「官製談合疑惑」の“全容解明”
旧冬2日、宮田秀利町長が官製談合疑惑で書類送検された塙町で、同町議会が百条委員会を設置した。本誌は7対6で可決された臨時議会の様子を取材するとともに、今後の同委員会の責務について町民の声を聞いた。
■ざいかい短信
職員互助会の旅行で大阪に足止めを食らった江田浅川町長
トップとしての資質に疑問の声も
■議員選当落直前予想/田村郡小野町
説明会定数割れの低調も無投票はあり得ない?地域性
■2020インタビュー/㈱With Wedding代表取締役社長 澤田正晴氏
“ワンチーム”となり得るゴール設定を
顧客満足度で誇れる経営を
■新春特別インタビュー/木幡浩福島市長
福島市らしい風格ある県都の新ステージへ
「ワンチーム」で誇りをもって住み続けたいマチに
■編集長インタビュー/髙田正人 ㈱日向代表取締役
人を育て、ストアロイヤリティーで地域に根付く
店の都合ありきの「時短営業」や「元日休業」は疑問だ
右肩上がりの成長で出店を拡大してきたコンビニ業界に、昨年激震が走った。全国のフランチャイズ加盟店オーナらが人手不足や売り上げ不振を理由に、コンビニ業界のビジネスモデルを支えた24時間年中無休営業を取り止め、「時短営業」や「元日休業」を求める声が広がったからである。加盟店オーナーが昼夜を徹して働く姿とともに本部と加盟店オーナーとの対立などがメディアで取り上げられた姿は記憶に新しい。そこで、本誌ではセブン-イレブン運営で全国一の規模を誇るフランチャイズ企業のトップに、コンビニ業界の現状を率直に聞いた。
■特別掲載 駅伝座談会
「駅伝王国ふくしま」の歴史と未来
2年連続の“日本一”を目指して
・菅野悟史 福島東高校教諭・菅野靖史 帝京安積高校教諭・加藤将士 郡山自衛隊(円谷ランナーズ)・安西秀幸 全国都道府県対抗男子駅伝福島県チーム監督・小泉 元
いわき翠の杜高校教諭
■特別掲載 第2回
日中韓国際学術シンポジウム
「地球文明の未来―アジアの伝統にみる挑戦と対応」
アジア文明の発展が地球文明の未来を開く
山東大学名誉教授 東日本国際大学客員教授 森田 実
■特別連載
未来への提言③
「地球温暖化対策は森林整備の促進から」
國井常夫 元全国森林組合連合会長(西白河地方森林組合長)
■特別連載⑦/渋沢栄一 幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家
星 亮一
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第52回】福島県における農産物産地の流通課題
―広域流通と地場流通、そして中規模流通―
則藤孝志 福島大学農学群食農学類准教授
財界ふくしま1月号、発売
■スクープ!
ゼロ化目指した飯塚病院で看護師が『無断隔離』の“違法行為”
県が「精神保健福祉法違反」で改善命令!!
本誌に「10月に喜多方市内の精神科病院で、複数の看護師が患者を医者に無断で隔離・拘束したというのです。精神患者を無断で隔離・拘束するというのは人権を無視した行為です」という情報が寄せられた。飯塚病院では問題発覚後に、湯田文彦前看護部長を更迭し事態の収拾を図ろうとしている。県では、患者が看護師に無断で隔離され、違反行為に対する飯塚病院に改善命令を出したものの、その後は公表もすることなく、何の処分もせずに終結させるつもりだ。
■矢吹町長選直前情報
現職勇退で新人2人の一騎打ちが濃厚!?
百条委員会は設置から約2カ月半で自然消滅か?
12月17日告示、同22日投票の矢吹町長選は現職が勇退し新人2人による一騎打ちが濃厚となっている。水面下で町を二分する激しい前哨戦が繰り広げられている中本誌は町長選の情勢とともに、9月下旬に同町議会が設置した百条委員会の現在と今後について取材した。
■ざいかい短信
前代未聞―、三春町の正副議長がたった14日で辞任!!
議長自ら懲罰動議のドタバタ劇に町民から失笑も…
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
被災した商工農業の支援と市民の生活再建に尽くす
若者の定着を図るための雇用と子育て支援を強化していく
■首長インタビュー/三澤豊隆湯川村長
若者で活気あふれる子育てに特化した村づくり
■編集長インタビュー/吾妻 学 キョウワグループホールディングス㈱代表取締役社長
トータルファシリティサービス企業として、新たな挑戦へ
ホールディングス化で、株式上場を目指していく
ビル管理業と警備業を中核にするキョウワグループが10月1日に持ち株会社「キョウワグループホールディングス」を設立した。資本関係を整理し、多岐に及ぶ業務を抱える事業会社を一体化していよいよ株式上場に向けた経営管理体制に移行したのである。全国に85拠点を構え、従業員7000人を超える企業がどのように成長のステージを駆け上がるのか。キョウワプロテックの社長で持ち株会社のトップに就いた吾妻学社長に、その経営戦略や目指すべき企業像を聞いた。
■特別掲載/公開シンポジウム 戊辰戦争150年を超えて
会津の義―孝明天皇の御宸翰から
松平保久会津松平家14代当主・柳澤秀夫会津会第8代会長・室井照平会津若松市長・白石烈宮内庁書陵部編修課・星亮一歴史作家(コーディネーター)
■特別掲載/第8回日中韓国際学術シンポジウム 基調講演
「持続可能な未来」を拓くために
学校法人昌平黌理事長 東日本国際大学 東洋思想研究所教授 緑川浩司
■特別連載/未来への提言②
「行政と森林組合の一体化が地球温暖化を救う」
國井常夫 元全国森林組合連合会長(西白河地方森林組合長)
■特別連載⑥/渋沢栄一 幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家
星 亮一
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第51回】フクシマ発「ロハスな建築」の実践
浦部智義 日本大学工学部建築学科教授/建築計画研究室
マガジン誌「駅伝王国ふくしま2020」発売!!
マガジン誌「駅伝王国ふくしま2020」、本日発売!
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定価1,000円(税込)、A4版・オールカラー・100ページ
福島県・男子駅伝チーム(安西秀幸監督)は今年1月20日、広島市で開催された「天皇盃 第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」で見事、初優勝を果たしました。弊社では「駅伝日本一」を記念し、3年ぶりとなる「駅伝王国ふくしま2020」を発刊致しました。今回は本県出身の箱根駅伝常連校の指導者の方々や社会人チームの指導者の方々、県内の中学・高校の陸上指導者の方々にご登場頂き、「駅伝王国ふくしま」が築かれてきた歴史について語って頂いたほか、来年に迫りました東京オリンピックを目指す選手の皆さん、昨年の全国高校駅伝・男子の部で全国3位に輝いた学法石川高校陸上部の皆さんなどにもご登場頂きました。
県内主要書店やコンビニ(※)で発売中!
(※以下のセブンイレブンでお買い求め頂けます)
福島成川店、福島西中央5丁目店、福島山口店、鎌田店、福島国見役場前店、郡山田村店、矢吹店、船引店、会津亀賀店、会津千石店、福島矢吹北町店、郡山西田店、西会津野沢店、郡山奥羽大学前店、坂下インター店、郡山八山田店、三春桜川店、矢吹インター店、郡山東原店、郡山荒井店、G.H季の郷店、郡山八山田南店、郡山日大南店、福島玉川店
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INDEX
■特別座談会「駅伝王国ふくしまの歴史と未来」を語る
・菅野悟史 福島東高校教諭
・菅野靖史 帝京安積高校教諭
・加藤将士 郡山自衛隊(円谷ランナーズ)
・安西秀幸 全国都道府県対抗男子駅伝福島県チーム監督
・小泉 元 いわき翠の杜高校教諭
■本県出身の指導者たち
(大学編)
駒澤大学 …大八木弘明監督・藤田敦史コーチ
東洋大学 …酒井俊幸監督
早稲田大学 …相楽 豊監督
日本大学 …武者由幸監督
国士舘大学 …添田正美監督
札幌国際大学 …下重庄三監督
國學院大學 …石川昌伸コーチ
(企業編)
サンベルクス …小川博之監督
コニカミノルタ…迎 忠一コーチ
■本県出身の期待の選手たち
(東京オリンピックを目指して)
東洋大学 …相澤 晃選手
明治大学 …阿部弘輝選手
(期待のニューフェース)
明治大学 …櫛田佳希選手
中央大学 …中澤雄大選手
(トラック競技で活躍)
中央大学 …田母神一喜主将
早稲田大学 …半澤黎斗選手
東京国際大学 …鈴木天大選手
(チームを牽引するリーダーたち)
日本体育大学 …小松力歩主将
国士舘大学 …鼡田章宏主将
日本大学 …阿部 涼主将
東京国際大学 …真船恭輔副主将
■東京オリンピックを目指すアスリート
京セラ女子陸上競技部
佐藤敦之監督・佐藤美保コーチ・山ノ内みなみ選手
■学法石川高校陸上競技部~高校駅伝日本一を目指して~
■フォトレポート
2019年福島県高等学校駅伝競走大会
2019年福島県中学校体育大会駅伝競走
■県内小・中学校「陸上指導者からのメッセージ」
近藤仁一 石川町立石川中学校陸上競技部顧問
小野 剛 いわき市立勿来第一中学校陸上部顧問
角田一昭 会津若松市立第三中学校陸上競技部顧問
菅井昭人 猪苗代T&Fコーチ
渡部裕也 会津若松市立第一中学校陸上競技部顧問
■駅伝王国にエール!
鏡田辰也 ラジオ福島編成局次長兼放送部長
■資料編
東日本女子駅伝競走大会
天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
全国高等学校駅伝競走大会(男子)
全国高等学校駅伝競走大会(女子)
全国中学校駅伝競走大会(男子)(女子)
市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)
議員選当落直前予想/棚倉町
立候補予定者説明会には定数14に15陣営が出席
12月3日告示、同8日投票で実施される棚倉町議選の立候補予定者説明会が10月29日午前9時から同町役場3階の正庁で開かれ、定数14に対して15陣営が出席した。(1陣営は立候補予定者未定)
現時点で立候補予定者が判明しているのは本誌12月号(11月5日発売)で報じた通り、定数14に対して現職12、新人2の14人となっている。(資料①参照)ただ、前述通り14陣営のほか立候補者未定で新たに1陣営が同説明会に出席したことで選挙になる可能性も浮上してきた。
また、告示まで約1カ月残っているため、立候補予定者説明会に出席せず唐突に出馬するケースもある。町内の選挙通は、
「説明会に出席した立候補者未定の陣営は、いつも(説明会に)顔を出す陣営。選挙になるかどうかは微妙だね」
と述べるが、無競争か選挙戦突入かは、現時点(11月5日時点)では不透明な状況だ。
(※写真は立候補予定者説明会の様子)
資料①◆立候補予定者一覧
【候補者氏名】【年齢】【所属】
鈴木 政夫 83 共 産現⑫
和知 良則 71 無所属現④
佐川 裕一 55 無所属現③
藤田 智之 55 無所属現③
古市 泰久 71 無所属現②
和知 裕喜 70 無所属現②
須藤 俊一 69 無所属現②
近藤 正光 68 無所属現②
蛭田 卓雄 66 無所属現②
菊池 忠二 65 無所属現②
佐藤 喜一 63 無所属現②
藤田 光子 70 無所属現①
割栢 義男 57 無所属新
大竹 盛栄 54 無所属新
財界ふくしま12月号、発売
■検証レポート
厚労省の唐突な公表に8病院の地元が猛反発!?
今後は民間病院の再編・統合が本格化する―
厚生労働省が全国の公立病院や公的病院のうち、424病院を再編・統合の必要があると公表した。県内でも8つの病院が名指しされ、関係する自治体から唐突な公表への驚きとともに、反発する声が上がっている。厚労省が、遅々として進まない地域医療計画に業を煮やして見せしめで実名公表を行ったという指摘もあるほか、地域医療連携推進法人などによる政策誘導で、国による民間病院の統合・再編の動きも垣間見えてきた。
■追跡レポート
2年半前の建設業法違反問題で塙町・宮田町長が書類送検!
不起訴処分で幕引き?の情報も
本誌が2年半前に取り上げた塙町の「官製談合疑惑問題」で、棚倉警察署などが9月中旬、宮田利秀町長を福島地検に書類送検し、同地検が捜査を進めていることが判明した。本誌は書類送検の発端となった「定住促進住宅整備事業」の入札までの一部始終を振り返るとともに今後の行方を取材した。
■総力特集/議員選 当落完全予想
・棚倉町/無競争が有力だが展開次第で選挙戦突入も?!
・金山町/台風の目・新人坂内の大量得票で情勢が一変も…?!
■特別インタビュー/菅家一郎復興副大臣
地元の思いに寄り添い山積する課題に取り組んでいく
■特別インタビュー/星 北斗一般社団法人福島県医師会副会長
県民健康調査のデータを県民の健康づくりに
■特別インタビュー/上杉謙太郎代議士
未来の風評を止める活動に尽力
■特別インタビュー/長谷川敬一一般社団法人福島県作業療法士会長
医大の新学部設立に合わせ臨床実習生の受け入れ体制を整備していく
■編集長インタビュー/石田全史 日本青年会議所次年度会頭
社会課題の解決とより良い人材の輩出を目指す
世界と福島をつなぎ、感謝と復興への決意を発信していく
7月に日本青年会議所の第69代会頭に内定していた石田全史副会頭が、10月の全国大会で正式に次年度の会頭に就任することが決まった。政治・経済界へリーダーを輩出している日本青年会議所の会頭を本県出身者が務めるのは、初めてのことである。石田氏は、震災と原発事故の翌年に存続の危機にあった浪江青年会議所の理事長を務め、その後は日本青年会議所に出向するなどしてキャリアを積んできた。来年、青年会議所を卒業する40歳を迎えるに当たり、その集大成を会頭職に注ぐ石田次年度会頭に抱負を聞いた。
■緊急提言/國井常夫 元全国森林組合連合会長(西白河地方森林組合長)
交通法規の遵守を訴える
■特別連載
未来への提言①「国産材を生かす都市づくり」
國井常夫 元全国森林組合連合会長(西白河地方森林組合長)
■特別連載⑤/渋沢栄一
星 亮一
幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第50回】高品質・良食味米の特徴と福島県産米の高位・平準化
新田 洋司福島大学食農学類教授
議員選当落直前予想/広野町
最古参の塩の引退で無投票の公算大!!
10月18日に行われた立候補予定者説明会に出席したのは定数10に対し、現職9、元職1の10陣営が出席し、新人が出席者しなかったことで無投票の公算が大きくなった。説明会の前には、引退を取り沙汰された現職はいなかったが、最古参の塩史子(73)(6期)が引退することが分かった。塩は、
「私自身、議員で22年も活動してきましたし、高齢にもなったので出馬しないことにしました。いまのところ、(新人にも)出馬の動きがないので無競争になるのではないですか。逆にいうと、今回、出馬すると当選出来るチャンスなのですがねぇ」
と話す。
ところで、2年前の町長選は、現職の遠藤智、元副町長の黒田耕喜、元県職員の岡田秀平の3人が立候補したが、実質的には遠藤、黒田の一騎打ちの様相となった。遠藤、黒田が同じ折木地区が地元で、町議10人を2分するなど激しい選挙戦となったが、塩は黒田を支持したこともあって反町長派のレッテルを貼られたことも引退につながったともいわれる。
ある町議は、
「いや、塩さん1人が対抗馬を支持したわけではないのでそれはないと思うよ。やはり、長く議員を務めてきたことと、町の復興にひと区切りついたという思いがあるのではないか」
と否定する。
いまのところ、新人を含めて立候補を模索する動きがなく、このまま無投票になる公算が強まっている。
【立候補予定者】【年齢】【所属】
渡邉 正俊 70 無所属現④
門馬 巧 75 無所属現④
黒田 政徳 63 無所属現④
北郷 幹夫 70 無所属現③
小磯 利雄 65 無所属現③
門馬まりえ 70 無所属現②
遠藤 浩 49 無所属現②
北郷 伯弘 65 無所属現①
阿部 憲一 57 無所属現①
畑中 大子 70 共 産元
議員選当落直前予想/大熊町
大熊町の議員選挙は、8年ぶりに選挙となった町長選挙と同じ10月31日告示、11月10日投票で行われる。10月8日に行われた立候補予定者説明会には、定員12人に対して18陣営が出席した。今回、現職で引退すると言われているのが、無所属の堀川亘夫(75)(3期)、加藤良一(62)(3期)、公明の伊藤昌夫(74)(2期)の3人である。また、議長の鈴木光一(64)(3期)が、町長選に出馬するので4人の現職が出馬しないことになる。
説明会に出席した18陣営の中に公明の伊藤陣営の姿があった。伊藤は、
「最近、年齢もあって体調が優れないのです。1期4年の任期を全うするだけの自信がないので後進に道を譲りたいと思っています。その後継者が決まらないので、いつでも出馬出来るように説明会に出席しました。私自身の出馬はありません」
と語る。
伊藤と堀川の2人は中学校の同級生で75歳という年齢を考えると今回が潮時と考えたようだ。説明会に出席した18陣営が出馬するとなれば、定員12に対し、現職8人、新人10人で争う激戦となるわけだが、ある選挙通は、
「現職を除いて新人9陣営が説明会に出席したが、何人かは様子見という人たちですよ。前回、ただ1人落選した人と同じグループとみられている人たちです。彼らは100票ぐらいしか得票出来ないので無投票になるようだったら滑り込んで立候補しようと考えているんじゃないですか」
と語る。
新人で立候補が確実視されているのが、渡辺誠(大川原)、石井和弘(下野上)、武内正則(下野上)の3人である。事情通の一人は、
「石井さんは東電労組で、加藤さんの後継者です。渡辺さんは、(福島)民友の出身で、最近は復興事業に携わっていたという話です。父親も町議をやっていた。武内さんは、ずっと堀川さんを支援してきた人です。堀川さんが町長選に出馬するという話が出た時、『町議選は武内が出馬する』との情報が流れていた。堀川さんの後継者ということでしょうね」
と説明する。
ところで、現職4人が出馬しないことになると、新人3人の出馬では定員に1人足りない計算になる。そこで、もう1人の候補者として有力視されているのが、島原健二郎(熊)、西山英壽(夫沢)の2人である。別の選挙通は、
「説明会には、どちらかというと住民監査請求をしたり、町に異議を唱えている人たちが出席していた。この人たちは選挙に強いわけでないので定数割れをした時に滑り込もうかと考えている。
島原さんは熊2区の区長経験者で以前から出馬の話が流れていた。もう1人の西山さんも『前回、選挙にならないなら出るかな』って言っていたし、今回は出るかもしれないな」
と語る。
本誌には、伊藤に代わって公明から出馬をする後継者はいないとの情報が入っている。伊藤は、前回の選挙で541票を得票し、トップ当選している。公明の票に加え、伊藤自身が行政区長に就くなど個人票を加えたものだが、いま、この票が誰に流れるかが注目されている。ただ、前出の選挙通は、
「公明票が特定の候補者に流れることはないからね。上の人からどういう指示が出るかで決まると思いますが、いまの時点では予想がつかないよ」
と語る。
ところで、前回は新人で無所属の木幡ますみ(64)、佐藤照彦(67)の2人が2位、3位で当選をしているが、今回の選挙は情勢が一変するという話が専らである。町議の一人は、
「前回の選挙をそのまま当てに出来ないよ。特に2回目の2人は危機感を持って選挙戦に臨んでいるはずだよ。初めてだから入った票があるからね。
今回の当落ラインは前回の220票から下がって180票ぐらいまで下がるんじゃないかな。ただ、町長選と同日選なので、その辺りがどう影響するかだよね」
と語る。
新人の石井は、東電労組の支援を受けて組織票が入るので当選確実で、堀川の後継者の武内も当選圏内に入っているといわれる。もう1人の渡辺も、父親が町議だったこともあって有力視されている。
しかも、当落ラインが下がると4期の千葉幸生(62)、松永秀篤(67)、吉岡健太郎(53)らは実績があるだけに当選圏内に入るはずだ。前回、最下位だった仲野剛(50)(4期)も220票を得票しており、当落線上より上になるとの見方も出来そうだ。
前回、定数14議席から12議席に減り、2回目とあって厳しい選挙戦を強いられた廣嶋公治(69)、阿部光國(63)の2人も当選圏内に入ってくることになる。ある町議が、
「12人目の出馬が最後までなければ、現職で引退するといっていた人が出馬することになるかもしれないよ。そうなると無投票という線もなくはない。
逆は、様子見の人が滑り込もうとした時に13人目の人が名乗りを上げて実戦に突入することになるかもしない。どちらかというと選挙になる方が強いんじゃないかな」
と話す。
震災から8年半が過ぎ、県外の避難者は地元の選挙に関心が薄れてきたといわれる。震災直後の投票率は51.44㌫だったが、震災前より17㌫も下がっている。今回の投票率はもっと下がって40㌫を切るのではないかともいわれている。
投票率が下がれば下がるほど、組織票を持っている候補者、当選回数を重ねてきた候補者が有力になるはずだ。焦点は有力な候補者が立候補して無投票になるか、13人目の候補者が名乗りを上げて実戦となるかにあるようだ。(髙橋)
【候補者氏名】【所属】
○松永秀篤 無所属④
○千葉幸生 無所属④
△吉岡健太郎 無所属④
△仲野 剛 無所属④
○廣嶋公治 無所属②
△阿部光國 無所属②
△佐藤照彦 無所属①
△木幡ますみ 無所属①
△渡辺 誠 無所属新
○石井和弘 無所属新
△武内正則 無所属新
▲島原健二郎 無所属新
▲西山英壽 無所属新
◎=当確、○=圏内、△=線上、▲=線下
マガジン誌「駅伝王国ふくしま2020」11月12日発売!
福島県・男子駅伝チーム(安西秀幸監督)は今年1月20日、広島市で開催された「天皇盃 第24回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」で見事、初優勝を果たしました。弊社では「駅伝日本一」を記念し、3年ぶりとなる「駅伝王国ふくしま2020」を発刊致します。今回は本県出身の箱根駅伝常連校の指導者の方々や社会人チームの指導者の方々、県内の中学・高校の陸上指導者の方々にご登場頂き、「駅伝王国ふくしま」が築かれてきた歴史について語って頂くほか、来年に迫りました東京オリンピックを目指す選手の皆さん、昨年の全国高校駅伝・男子の部で全国3位に輝いた学法石川高校陸上部の皆さんなどにもご登場頂きます。
11月12日、県内主要書店で一斉発売
定価1,000円(税込)、A4版・オールカラー・100ページ
県内主要書店で予約受付中です。以下の予約申込書でも申し込み頂けます。
財界ふくしま11月号【お詫びと訂正】
・財界ふくしま11月号64ページ「総力特集/2019県議選徹底分析」の相馬市・相馬郡新地町選挙区で荒秀一県議の所属を国民民主党公認と表記してしまいましたが、正しくは無所属です。お詫びして訂正致します。
・財界ふくしま11月号58ページ「総力特集/2019県議選徹底分析」の白河市・西白河郡選挙区で三村博隆県議の年齢を誤って表記してしまいました。正しくは、昭和45年5月19日生まれの現在49歳です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま11月号、発売
■検証レポート
高校統合で大鉈を振るう県教委に地元が猛反発!!
「理解なし」「確認なし」「説明なし」のやり方に不信が渦巻く―。
県教育委員会が今後10年間の方向性を示した「県立高等学校改革基本計画」が実施計画になり、小規模高校の統廃合が現実味を帯びてきた。県では教育審議会の答申を受けて計画を策定し、各地域で公聴会を開くなどして地域の意見を聴いてきたと言うが、対象となる高校のある地域からは反発と困惑の声が上がっている。
■追跡レポート■
解散が見えない?!日和田土地区画整理組合の現在(いま)
組合員からは執行部の取り組みに疑問の声も
5年半前に前代未聞の理事長解任劇が繰り広げられた日和田土地区画整理組合(遠藤敏廣理事長)の組合員から「執行部が変わったのはいいが、いつになったら解散出来るのか?」との声が寄せられた。本誌は組合執行部に現状を聞くとともに、解散の時期はいつになるのか?また、解散のネックとなっているのは何か?について取材した。
■総力特集/首長選・議員選 当落完全予想■
●首長選
・大熊町…8年ぶりの選挙は新人同士の一騎打ち!!
●議員選
・相馬市…前回とは一転、新人5人に元職参戦?で大混戦へ
・伊達郡川俣町…候補者乱立で大激戦は必至!
・相馬郡新地町…注目は、現職、新人がひしめき合う駒ヶ嶺地区
・双葉郡川内村…激戦地からの新人出馬で苛烈な選挙戦へ
・双葉郡葛尾村…帰村が進まぬ中定数割れの可能性も
■総力特集/2019県議選徹底分析〈2〉■
【中通り・県北】
・伊達市・伊達郡…自民の2人目擁立が難航共産が議席維持か
・二本松市…非自民候補の出馬で選挙戦となるか?
【中通り・県中・県南】
・郡山市…定数1増で新人候補の混戦か
・須賀川市・岩瀬郡…注目は自民新人の2議席獲得の有無
・白河市・西白河郡…選挙戦突入でも現職3人で決まり!?
・田村市・田村郡…棲み分けで現職安泰も問われる政治能力
・石川郡…一騎打ちから一転三つ巴の戦いに⁉
・東白川郡…自民・宮川の無競争での2期目が濃厚
【会津】
・大沼郡 …3期連続無投票の公算が濃厚!!
【浜通り】
・相馬市・相馬郡新地町…補選に続く正念場の本選は、超接戦の展開へ
・双葉郡…双葉郡の再生に向け、今後の定数問題が焦点に
■新首長に聞く/関根政雄鮫川村長
村民との対話を軸に小さくても豊かな村へ
■新首長に聞く/坂本浩之三春町長
地域密着型行政を町民とともに
■首長インタビュー/添田勝幸天栄村長
関係人口づくりに取り組み更に全国に誇れる村に
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
震災を乗り越えた地域経営を推進していく
■特別インタビュー/玄葉光一郎代議士
政権交代可能な政治をつくる挑戦続ける
■編集長インタビュー/桜田葉子 学校法人福島学院理事長・福島学院大学学長
県都・福島市になくてはならない福島学院大学へ
地域に根差し、地域に貢献出来る大学像を目指す
桜田葉子元県議が、今年の4月1日から福島学院大学の理事長と学長を兼ねるトップを務めている。少子化などの影響を受けて大学全入時代から再編淘汰の時代に入るなど、
地方都市の私立大学を取り巻く経営環境は厳しさを増している。安定的な財政基盤の確保や教育研究の質の向上が喫緊の課題となっている私学経営の現場に、政治家として培った課題解決能力をどう発揮するのか。その経営ビジョンに迫った。
■特別連載④/渋沢栄一
星 亮一
幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
〈第25回〉最期の言葉
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第49回】保険収載された口腔機能発達不全症と矯正歯科の今後
福井和徳奥羽大学歯学部成長発育歯学講座歯科矯正学分野教授
財界ふくしま10月号【お詫びと訂正】
「財界ふくしま」10月号15ページ「この人」の記事中、上段26行目にある日枝久氏の役職名に誤りがございました。正しくは「相談役顧問」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま10月号、発売
■追跡レポート
またしても県発注工事で下請業者への代金未払い食い違う双方の主張―訴訟に発展か?
福島県が発注した「応急仮設住宅撤去業務」で、またしても下請業者に対する工事代金の未払いが発覚した。元請、下請が弁護士を立てて双方の主張を展開している中、本誌は一連の経緯と今後の行方を取材するとともに発注者である県の姿勢を質す。
■インサイドレポート
周辺が騒がしい清水いわき市長の〝不徳〟
身内が次期市長選の〝対抗馬擁立〟に動き出す!!
最近、清水市長の周辺が何とも騒がしい。清水市長を1期目から支えてきた身内からも批判の声が挙がるなど、市政にも影響しかねない状況にある。市役所内では副市長人事に関してガバナンス不足が露呈し、経済界では地域経済を底上げする成長産業の振興を公約にしながら、最近ではスポーツによるマチづくりにシフトし、有力支持者から不興を買っているというのだ。
■総力特集/首長選・議員選 当落完全予想
●首長選
・湯川村…村を二分する現・新の激しい争い「小学校統合」が争点に急浮上!!
●議員選
・桑折町…3期連続の無投票?定数割れの可能性も
・泉崎村…新人の出馬で世代交代の選挙に!?
■総力特集/2019県議選徹底分析〈1〉
【中通り・県北】
・福島市…自民5人出馬で、前回以上に当落線上が大混戦か
・本宮市・安達郡…補選で復帰した〝自民〟佐藤に敵なし?
【中通り・県中・県南】
・石川郡…烈さ増す現職と新人の一騎打ち
・須賀川市・岩瀬郡…水面下で熾烈さ増す県内随一の激戦区
【会津】
・会津若松市…第6の候補者擁立なければトップ当選が焦点
・南会津郡…年ぶりの選挙戦も現職の有利は動かず
・喜多方市・耶麻郡…残り1議席を自民同士で争う熾烈な戦いに?
・河沼郡…対抗馬不在で小林の3選が確実
【浜通り】
・いわき市…元法務大臣の岩城光英の長男・光隆の出馬で
〝黄信号〟が灯った候補者?!
・南相馬市・相馬郡飯舘村…議長目前の自民・太田と4年後の定数減が焦点か
■総力特集/県内商工会議所人事予測
・須賀川/副会頭の中から話し合いで新会頭誕生?!
・原町/会頭と中小企業団体中央会長の兼務続行か?
・二本松/将来を見据えた副会頭人事 太田大七社長が就任
・会津喜多方/現役最長会頭退任で待望久しい佐藤富次郎会頭誕生か
■特別インタビュー/室井照平会津若松市長
オール会津、オール市民のために、会津若松市の新たな時代を切り拓く
■首長インタビュー/澤村和明平田村長
地域のいまを多角的に見直して足元にある魅力を磨き上げる
■特別連載③/渋沢栄一
星 亮一
幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
〈第24回〉歳時記ダイエット
岩城光英元法務大臣の長男・光隆氏が県議選で自民党から出馬へ!!
11月の県議選いわき市選挙区
11月19日の任期満了に伴い10月31日公示、11月10日投票で行われる県議選のいわき市選挙区(定数10)で5人目の自民公認(予定)有力新人が立候補することが分かった。
8月9日現在で立候補を表明しているのは、現職、新人を合わせると12人である。現職で立候補するのは自民党の青木稔(73、8期)、矢吹貢一(64、2期)、鈴木智(46、2期)、坂本竜太郎(39、1期)、共産党の宮川えみ子(73、3期)、吉田栄策(60、1期)、立憲民主党の古市三久(70、3期)、国民民主党の鳥居作弥(45、1期)、公明党の安部泰男(62、2期)、無所属の西丸武進(74、6期)の計10人である。
更に、新人では社民党の前市議会議員の狩野光昭(66)、公明党の元衆議院議員の真山祐一(38)の2人が立候補を表明しているが、自民党からも新人1人が立候補することが明らかになった。10議席を13人で争うことが確実となったが、自民党では「新人2人を立候補させる方針」との話もあり、市議会議員の吉田実貴人(50)、佐藤和美(50)らの名前が挙がっている。
ところで、自民党第5の候補者というのが岩城光英元法務大臣の長男・岩城光隆(31)である。ある選挙通は、
「光隆君は双葉町産業課の副主査だったが、県議選に出馬のため退職願いを提出していて、昨日(8月8日)付で退職したという話です。今日(9日)、自民党常磐支部に公認申請を提出するようだね。
既に、後援会長も清水(敏男)市長の後援会副会長を務める㈱平果の鈴木(勝夫)会長に決まっており、十分に上位当選もあり得ますよ。しかも、岩城先生の後援会組織も強いですから現職にとって脅威になることは間違いないでしょう」
と話す。
今後、いわき総支部(青木稔総支部長)が県連に公認を推薦することになる。自民党関係者は、
「いまごろになって立候補することに不満はあったようだが、青木総支部長は、総支部に(公認申請が)上がってくれば認めるしかないと言っている。総支部が認めて県連に上げれば、反対する理由はないし、公認は間違いないよ」
と話す。
自民党公認で出馬が確実となった光隆が、いわき市選挙区で台風の目になることは間違いなさそうだ。
《文中敬称略》
(※写真は岩城光隆氏)
◆立候補予定者
青木 稔 73 自民現⑧
西丸 武進 74 無所属現⑥
宮川えみ子 73 共産現③
古市 三久 70 立憲現③
矢吹 貢一 64 自民現②
安部 泰男 62 公明現②
鈴木 智 46 自民現②
吉田 英策 60 共産現①
鳥居 作弥 45 国民現①
坂本竜太郎 39 自民現①
狩野 光昭 66 社民新
真山 祐一 38 公明新
岩城 光隆 31 (自民)新
※()は公認申請中
◆前回の結果(2015年11月15日投票)
当13,460 安部 泰男 58 公現
当12,793 矢吹 貢一 60 自現
当10,215 吉田 英策 56 共新
当 9,192 鈴木 智 42 自現
当 8,911 青木 稔 69 自現
当 8,789 宮川絵美子 69 共現
当 8,477 古市 三久 67 民現
当 7,577 鳥居 作弥 41 民新
当 7,459 西丸 武進 71 無現
当 6,881 坂本竜太郎 35 無新
6,496 佐藤 和良 61 無新
6,319 阿部 広 68 自現
4,761 鈴木 利之 65 社新
4,229 佐藤 健一 66 無元
3,785 木田 孝司 54 自現
2,713 山崎 和子 38 無新
財界ふくしま9月号新聞広告【お詫びと訂正】
財界ふくしま9月号、発売
驚愕!!障害者事業所が〝食品表示偽装〟を隠蔽!!
いわき管内初の事態に行政が〝立入り調査〟
いわき市にある社会福祉法人・希望の杜福祉会の事業所で製造していた豆腐が市内のスーパーに卸され、その卸戻りの豆腐を新しいパッケージに入れ替えて消費期限を偽造し、移動販売で売っていたとの情報が寄せられた。
不正にかかわりたくなく、廃業や営業取り消しもある事案と考えた内部告発者が法人の理事長や事務局長に再発防止と事案の公表を訴えたが、施設長の口頭注意と始末書だけでうやむやにされていたのである。
■鮫川村長選レポート
32年ぶりの選挙戦は「村議5期・関根」と「大樂後継・鈴木」の一騎打ち!?
村民からは〝選挙のシコリ〟に懸念の声も
8月20日告示、同25日投開票の鮫川村長選は現職の大樂勝弘村長が今期限りでの勇退を表明。村議の関根政雄と元村役場総務課長の鈴木治男の一騎打ちとなっている。本誌は告示日まで約2週間に迫ったいま、32年ぶりとなる同村長選の情勢を取材した。
■総力特集/首長選・議員選 当落完全予想
●首長選
・天栄村…2期連続無投票で「添田3選」か!?
・三春町…〝現職後継〟が火種に元副町長同士の大激戦へ
●議員選
・鏡石町…水面下の動きが一気に浮上し選挙戦突入も?
・石川町…現職進退流動的で少数激戦突入か
・浅川町…新人4人出馬予定で少数激戦か!?
・三春町…定数割れも危惧される中町民の関心は町長選へ
・中島村…無投票もしくは定数割れの恐れも?
■編集長インタビュー/菅野孝志JA福島五連会長
アグリイノベーションとマーケット・インで競争力を磨いていく
農家手取りの最大化が担い手と営農基盤を下支えする
■特別インタビュー/橋本克也須賀川市長
須賀川にかかわる人々の協働で更に「選ばれるまち」へ深化
■トップインタビュー/渡邉拓也會津通運㈱代表取締役社長
時代にスピーディーに対応し100年起業を目指していく
ニッチな産業も展開
■トップインタビュー/羽田和德㈱たまのや代表取締役社長
葬儀の事前相談からアフターフォローまで
こころネットグループの連携で真心を尽くしていく
■トップインタビュー/綱島兼吾飯坂ホテル聚楽総支配人
耐震補強と改装を施し、来年3月・新たな温泉リゾートへ
ホテル聚楽の持ち味に、優雅なひと時も加えていく
■トップインタビュー/目黒洋会津ゼネラルホールディングス代表取締役社長
大家族主義でグループ全体の発展を
4つ目の柱としてカーリース事業を開始
■トップインタビュー/長谷川正市会津よつば農業協同組合代表理事組合長
里山ごとの特産品で会津ブランドを確立
利益が出る農業で担い手を増やしていく
■トップインタビュー/鈴木雄大㈱ラトブコーポレーション代表取締役社長
心通う専門店とともに「商い」の原点を再確認
テナントとの連携強化で魅力を再発見
■新首長に聞く/佐藤淳一磐梯町長
「共創・協働のまちづくり」を進める
■新首長に聞く/小林功柳津町長
地域連携の核となる〝肉と温泉〟のロードをつくりたい
■首長インタビュー/前後公猪苗代町長
将来を担う子供たちの教育づくりに邁進する
■特別連載②/渋沢栄一
星 亮一
幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第48回】福島県民の食卓、家庭料理の安全安心 これまで、そしてこれから
會田久仁子郡山女子大学短期大学部教授
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
〈第23回〉心身医療で医療費抑制を
■ざいかい短信
・通れない阿賀川新橋―。ついに令和6年に供用開始か
財界ふくしま8月号、7月10日発売
■2019参院選直前レポート
野党統一の必勝パターンは新人・水野を押し上げられるのか?
自民県連と岩城前参議との溝埋まらぬ森の蹉跌
7月4日公示、21日投票で行われる福島選挙区では自民現職の森雅子と野党統一候補で無所属新人の水野さち子による事実上の一騎打ちとなった。森は党本部の全面的な支援と業界団体の組織力を背景に、序盤戦を優位に進めているが、野党統一候補には非自民勢力を結集して自民党の候補者を打ち破ってきた必勝パターンがある。果たして、森の優勢を覆すだけの勝算が野党統一候補の陣営にはあるのだろうか―。
■検証レポート
道の駅「しもごう」の着服・横領疑惑―実体のない内部調査の舞台裏が明らかに!!
県議会事務局の名を騙った町の卑劣な手口
本誌1月号、2月号で追及してきた第三セクターの下郷町地域振興㈱(社長・星學下郷町長)が運営する道の駅「しもごう」で発覚したW元副駅長による〝着服・横領疑惑〟の調査結果が報告された。しかし、町側はこの第三セクターの筆頭株主で道の駅が町有地であるにもかかわらず「議会に調査権はない」という刷り込みをし、幕引きを図ろうとしている。
■総力特集/首長選議員選当落完全予想
●首長選
・鮫川村…現職の勇退表明で無風から一転、選挙戦の可能性も?!
●議員選
・郡山市…今回も混戦必至の大選挙戦へ
・会津若松市…現職も危うい当落線上のきわどい争い
・須賀川市…大幅入れ替えだが少数激戦か?!
・大玉村…依然低調ムードでささやかれる無投票
・西郷村…少数激戦?あるいは無競争?
■トップインタビュー/管野啓二福島さくら農業協同組合代表理事組合長
地域に根差すサービス業へ立ち返る
力を結集できる組織作りに尽力
■トップインタビュー/小野圭一福島県中古自動車販売協会長
安心と信頼をモットーに
会員の拡大、次世代人材育成に力を入れていく
■トップインタビュー/相良元章㈱アポロガス代表取締役社長
創業50年を一つの転換期に暮らしの"駅前食堂"を目指す
エネルギーと住まいの総合的なサービスを
■トップインタビュー/渡邉拓也會津通運㈱代表取締役社長
時代にスピーディーに対応し100年起業を目指していく
ニッチな産業も展開
■編集長インタビュー/梅本典夫 全国主食集荷協同組合連合会長
米穀扱いのプロとして、生産者と流通をつないでいく
国策の変遷に対応しながら事業構造を変革してきた
風評被害の克服と震災前の水準に農産物の需要回復に取り組む本県から、穀物の集荷などを扱う全国組織の会長に梅本典夫氏が就いた。米は食糧管理法によって計画的な流通がされてきたが、現在はその制度もなくなり生産農家による直販も増えている。国の統制による登録事業者として集荷や出荷を担ってきた商系事業者は、これからどのようなビジネスモデルを打ち出していくのか。そのトップに立つ梅本会長に聞いた。
■特別インタビュー/鈴木久社会福祉法人昌平黌理事長
将来を見据えた地域性に合う介護制度が必要
■特別連載①/「渋沢栄一 幕臣の意地を貫いた世紀の大実業家」
作家・星 亮一
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第47回】福島第一原発事故が福島の母子の心をいかに傷つけたか
筒井雄二福島大学共生システム理工学類教授 災害心理研究所所長
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
〈第22回〉高齢化社会と介護
■ざいかい短信
・「違法ではない」という前後猪苗代町長の言い分
・母子生活支援への郡山市の姿勢に〝疑問〟の声
財界ふくしま7月号、発売中
財界ふくしま7月号、発売中
■会津若松市長選レポート
告示まで2カ月を切った会津若松市長選
土壇場で急浮上した4Mの1人は出馬するのか!!
衆参同日選挙で情勢が大きく変わる可能性も…
市長選まで残り2カ月となる中で現職の室井照平と市議の阿部光正が立候補を表明しているが、最も有力な対抗馬と目されていた吉田恵三市議と目黒章三郎議長の出馬断念で、今回の市長選は室井と阿部の一騎打ちの公算が高まった。ただ、情勢は流動的で予断を許さない。また、安倍首相が衆院の解散を匂わすなど、にわかに参院選との同日選も可能性も出てきた。衆参ダブル選挙に市長選となれば、これまでの衆院4区の選挙事情が大きく様変わりするのは間違いない。
■白河市長選レポート
〝対抗馬〟の噂はあるものの、現時点では鈴木の4期目突入が濃厚!?
市民からは「無競争の弊害」を指摘する声も
6月30日告示、7月7日投票の白河市長選は、一部の市民から「無競争当選で現職の独裁は一層、激しさを増す」との指摘も聞かれるが、現時点では現職・鈴木和夫の無競争による4期目突入の可能性が日増しに強まっている。本誌は約3週間後に迫った選挙の情勢を取材するとともに、改めて鈴木の市政運営について検証した。
■総力特集/首長選議員選当落完全予想
●首長選
・平田村…〝沢村優位〟だが形勢逆転の可能性も?
・猪苗代町…盤石な態勢で現職の3選確実!!
・磐梯町…実力者の協力も見込まれる新人佐藤の当選確実!?
・柳津町…町を二分しての激しい競り合いに
●議員選
・福島市…無投票ムードも漂い現職全員当選の楽観論も
・本宮市…定数割れの無投票は回避されるか
・白河市…新人の大量出馬で〝大混戦〟に!
・磐梯町…低調ムード漂うも実戦突入はあるか?
・西会津町…有力新人の出馬で現職も危うい?
・昭和村…無投票の可能性も選挙戦になれば一転激戦に
■新首長に聞く/星明彦檜枝岐村長
檜枝岐らしさを生かした観光戦略を
無投票で初当選を果たした星明彦南会津郡檜枝岐村長
■特別インタビュー/大島幸一福島県生活環境部長
復興・創生の大前提となる境回復の取り組みを着実に
■特別インタビュー/小野栄重いわき商工会議所会頭
いまある物やつながりを生かし末来を見据え次の種を蒔く時期
■特別インタビュー/竹之下誠一公立大学法人福島県立医科大学理事長兼学長
仮称・保健科学部を通した健康増進モデルで地域活性化を目指していく
■編集長インタビュー/金子與志人 福島日産自動車㈱代表取締役社長
EVと東北最大の店舗網という強みを磨く
将来とも市場責任を果たせる企業であり続ける
4月1日に福島日産自動車と日産サティオ福島が合併し、東北最大の店舗網と従業員数を誇るディラーが誕生した。今回の合併は店舗のネットワーク体制の充実と経営基盤強化で競争力を高めるとともに、日産が優位性を保つ電気自動車の需要を更に拡大させることにある。人口減少などにより国内自動車需要の先細りが想定される事業環境にあって、地方のディラーの持続可能性と新たなビジネスモデル創出への意欲を聞いた。
■首長インタビュー/石森春男玉川村長
新しい感覚をもって「進取果敢」に攻めていく
無投票で4選を果たした石森春男玉川村長
■首長インタビュー/岡部光徳古殿町長
「行政経営」の視点で人口減少時代のマチづくりに挑む
無投票で5選を果たした岡部光徳古殿町長
■首長インタビュー/矢澤源成三島町長
都会にはない町独自の魅力づくりを進めていく
一騎打ちを制し再選した矢澤源成三島町長
■特別連載/森林は地球を守る宝物―再生への提言―
國井常夫元全国森林組合連合会代表理事会長(現・西白河地方森林組合長)
【最終回】未来へ向けた森林再生の取り組み
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
長尾 光雄 日本大学工学部機械工科計測・診断システム研究室 教授
【第46回】歩行長寿は「ふくしま」から
―変形性膝関節症(KOA)の早期診断から眺めたロコモ予防の提言―
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
〈第21回〉カルテ開示に思う
財界ふくしま5月号【お詫びと訂正】
・5月号161ページ、フォトレポート「第8回『福魂祭』を開催」の記事中、左上写真の後方中央の方のお名前に誤りがございました。正しくは「山吉隼人福島県中小企業家同友会後継者塾五代目代表塾長」でした。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま6月号、5月10日発売
財界ふくしま6月号、5月10日発売
■インサイドレポート
活況に沸く“道の駅あいづ”で表面化した内部崩壊の危機!!
駅長の一本釣り採用が職業安定法違反の疑い!!
県内の道の駅で、売上高が常に上位を占めていた「道の駅あいづ湯川・会津坂下」(春日部裕治駅長)が、駅長の更迭によって“内部崩壊の危機”に陥っているという。辞職したのは社長兼駅長を務めていた前任者で、道の駅のテナントスペースを
埋めるために独断で料率を下げたことに起因するものではあるものの、やり手の実力者としても知られていた。そしていまは管理者側の行政に都合のいいような改訂が行われていることで、現場の社員の士気が著しく低下しているとの告発が本誌に届いた。
■検証レポート
「湯遊ランドはなわ」の再生は可能なのか?
注目される宮田塙町長の“行政手腕”
オープンから21年目を迎えた「湯遊ランドはなわ」をめぐり経営状態を危惧する声が寄せられた。本誌は同施設の社長である宮田秀利塙町長に取材。経営の現状と課題、そして今後の指針について聞いた。
■市町村議選当落完全予想
・伊達郡国見町/定数割れの可能性も定数削減は必至の状況
■新首長に聞く
佐川正一郎矢祭町長
町民と一緒に幸せを 感じるマチに!
45票差で初陣を飾る佐川正一郎矢祭町長
■特別インタビュー
五十嵐源市磐梯町長
協働の力で 小さいながらも キラリと光る町に
■編集長インタビュー
根本克頼 根本通商㈱取締役社長
全国に先駆け、水素エネルギーの地域循環型モデルへ
次世代燃料供給のインフラを担い、収益化を目指す
いわき市勿来町に本社がある根本通商㈱が3月5日に仙台市に次ぐ東北2例目の水素ステーションを開所した。同社は昭和の24年創業から石油製品や生コンクリートなどを取り扱い、ガソリンスタンド事業も展開している。今回開所した水素ステーションは鹿島街道沿いに既設したガソリンスタンドに併設されており、地方都市でのビジネスモデルを確立する試金石となるものだ。地球温暖化対策やCO2排出量削減を図る政府が先導する水素社会に向け、企業経営の観点から水素エネルギー事業の市場性や収益化への課題や取り組みを聞いた。
■トップインタビュー
蓮沼敏郎一般財団法人ふくしま建築住宅センター理事長
安全安心な地域社会の構築へ
第3者の立場から厳正な審査に努めていく
■特別連載/森林は地球を守る宝物―再生への提言―
國井常夫元全国森林組合連合会代表理事会長(現・西白河地方森林組合長)
【第2回】原発事故後の福島の森林の現状と課題
■特別掲載
緑川浩司(学校法人昌平黌理事長)
儒教倫理と文明の持続可能性-日本資本主義の父・渋沢栄一の視座から
■新紙幣発行決定〈特別掲載〉
新1万円札の顔「渋沢栄一」と福島県
■特別寄稿
門馬好春30年中間貯蔵施設地権者会会長
4年半より少ない30年間の土地使用補償
統一ルールである補償基準要綱・基準に背いている環境省の補償は破綻
大熊町・双葉町の真の復興のため、環境省は間違った補償を是正すべき
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
〈第20回〉医師不足
■ざいかい短信
・いわきの有料老人ホームで売却話?
財界ふくしま別冊「平成から令和へ」【お詫びと訂正】
財界ふくしま別冊「平成から令和へ」32ページの「新天皇ご即位お祝いメッセージ(本宮市長)」の文中、弊誌編集時のミスにより、誤って「国と国民の安寧のために精進してこられました」と記載してしまいました。正しくは「国と国民の安寧のために精励してこられました」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま別冊「平成から令和へ」、4月25日発売
財界ふくしま2019年5月号別冊・新天皇ご即位特別版
「平成から令和へ」~福島の30年、そして未来へ~(税込1000円)が4月25日に発刊となります。
福島県内主要書店のほか「いちい」や「セブンイレブン」の一部店舗でも販売致しますので、ぜひお買い求めください。
主な内容は以下の通りです。
■天皇皇后両陛下 福島への三大行幸啓
…ふくしま国体・全国豊かな海づくり大会・全国植樹祭
■天皇皇后両陛下の被災地ご慰問
…復興に立ち向かう県民の大きな励みに
■天皇陛下御即位30年記念式典
…国民代表として内堀知事が感謝の意
■平成皇室と私
吉田栄光県議会議長
立谷秀清相馬市長
門馬和夫南相馬市長
菊池功㈱菊池製作所代表取締役社長
古川道郎元川俣町長
三保恵一二本松市長
有賀悌三五峰観光㈱会長
山口勇元県議会議長
佐原元医療法人佐原病院理事長
■平成から令和へ お祝いメッセージ
■皇室と福島~深い縁で結ばれてきた福島との思い出~
昭和天皇・香淳皇后
皇太子殿下・雅子妃殿下
秋篠宮殿下・紀子妃殿下
高松宮宣仁殿下・喜久子妃殿下
高円宮憲仁殿下
三笠宮信子妃殿下
■皇室と福島~ゆかりの地を歩く~
・桜峠(耶麻郡北塩原村)/高橋伝元北塩原村長
・東山温泉・向瀧(会津若松市)/平田裕一㈱向瀧代表取締役
■財界ふくしまで振り返る平成史
【福島県の平成史を彩った主な出来事】
【政治編】
【経済編】
【文化・スポーツ編】
財界ふくしま5月号、4月10日発売
財界ふくしま5月号、4月10日発売
■告示まで4カ月を切った会津若松市長選
現職・室井の3選阻止なるか!!
急浮上した4Mに代わる対抗馬の勝算は?
8月4日に行われる市長選まで4カ月を切ったいま、現職で3選を目指す室井照平と市議(3期)の阿部光正が出馬の意思を表明している。また、水野さちこ県議が野党統一候補として参院選への出馬が濃厚なものの、市長選に絡んでは4Mと呼ばれる有力対抗馬と目されている人物もいる。室井市政2期8年の評価ばかりではなく、今度の市長選は会津における複雑な政界事情が絡み合った構図となっている。
■インサイドレポート
今度は、県観光物産交流協会で“パワハラ隠蔽疑惑”が浮上!!
大手旅行会社の看板を盾に契約社員2名に暴言、罵詈雑言?!
先月号で赤字に陥り、その要因が組織の幹部である県職員OBの私物化や放漫経営によるものだという投書が寄せられた県観光物産交流協会で、パワハラ疑惑が指摘されている。県の観光・物産戦略には専門的な知識を持つ民間からの活用が求められている中で、大手旅行会社から派遣されているA副部長のパワハラで2人の契約社員が辞めている実態に迫った。
■インサイドレポート
鈴木白河市長が「女性職員と出張」の記事に大激怒!!
“子飼いの市議”を使い本誌記者に「圧力」も
6月30日告示、7月7日投票の白河市長選で、現職の鈴木和夫市長が正式に出馬を表明した。そんな中、本誌が4月号で取り上げた「鈴木市長の女性職員との出張同行に疑問の声」の記事が波紋を呼んでいる。激怒した鈴木市長の号令下、市役所内で本誌に情報を流した「犯人捜し」が行われているというのだ。本誌は市役所内で起きている“波紋”について取材した。
■総力特集/2019年統一地方選当落完全予想
首長選/
・矢祭町 3月末時点では五分五分?投票日前日まで熾烈な一騎打ちか
・玉川村 前回の激戦から一転3度目の無投票当選か
・古殿町 期待と課題入り混じる現職5選へ
・檜枝岐村 水面下で擁立が決まり、無投票で新村長誕生か?
・三島町 現職・矢澤に猛追する強力新人・二瓶
市町村議選/
・喜多方市 定数減で8年ぶりの選挙戦を注目新人らが揺さぶる
・鮫川村 現時点では定数割れだが新たな出馬の動きも
・北塩原村 権力めぐる駆け引きの村に無投票はあり得ない?
・南会津町 最後のイス争いは新人の実戦力がポイントか!?
・檜枝岐村 現状は定数に達せずとも、最後まで無投票を模索か
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
新規就農と企業誘致で若年層の確保を目指す
相馬福島道路の優位性を生かした取り組みを
■特別寄稿/「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟弁護団事務局長 弁護士馬奈木厳太郎
相次ぐ東電のADR和解拒否、賠償指針は直ちに見直しを!
■特別連載/國井常夫元全国森林組合連合会代表理事会長(現・西白河地方森林組合長)
森林は地球を守る宝物―再生への提言―【第1回】森林の現状と課題
■編集長インタビュー
西形吉和 福島商工会議所青年部2020ふくしま古関委員会委員長
古関メロディーが2020年からの福島を輝かせる!
マチづくり、地域づくりのレガシーを残したい
日本のマーチ王と称され、福島市の名誉市民である作曲家の古関裕而氏と妻・金子氏をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説「エール」が、来春から放送されることが決まった。この朝ドラ実現へ向けて5年前から活動を始めていたのが福島商工会議所青年部である。更に、来年のオリンピック開会式では昨年7月に結成した「ふくしま古関楽団2020」によるオリンピックマーチの演奏を目指している。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
平野 展孝 日本大学工学部生命応用化学科(酵素学研究室)准教授
【第45回】 植物バイオマスからの有用物質生産に向けた取り組み
■トップインタビュー/藤田光夫福島県中小企業家同友会理事長
経営手腕を育てる「指針づくり」から「地域に選ばれる会社」へ
蓄積した経営ノウハウを広く還元
■トップインタビュー/春田一真㈱金堀重機代表取締役社長
会津の「金堀重機」から福島県の「金堀重機」へ
高い技術力を生かし、業務拡大を目指す
■特別インタビュー/本間達也(一社)福島県老人保健施設協会長
利用者に安心される外国人介護職員の確保・育成を
■特別インタビュー/後藤浩之日本中央競馬会福島競馬場長
地域に支えられてきた福島競馬
春の福島競馬もイベント満載!
■特別インタビュー/菅野豊(一社)郡山市観光協会長
MICE需要や産業観光をつなぎ郡山観光の魅力をつくる
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第19回】サプリ考
財界ふくしま4月号【お詫びと訂正】
・4月号内堀雅雄知事のインタビューで、104ページ以降から表記している「協働」は誤りで、正しくは「共働」です。お詫びして訂正致します。
・4月号5ページ「財界ふくしまで振り返る平成史【経済編】」の記事中、常磐自動車道全線開通の日時に誤りがございました。正しくは「平成27年3月」です。お詫びして訂正致します。
・4月号101ページ、フォトレポート「全国男子駅伝優勝祝賀会を開催」の記事中、左上写真の選手名に誤りがございました。正しくは「2区・藤宮歩選手」です。お詫びして訂正致します。
続報 参院選野党統一候補の人選作業に大きな動き!
▼増子県連代表が水野へ出馬要請を表明
本誌4月号で報じた今夏の参議院選挙福島選挙区の野党統一候補の人選作業が、3月9日に大きな局面を迎えた。会津若松市で開かれた小熊慎司代議士の会合の席で、増子輝彦国民民主党県連代表が水野さちこ県議に出馬を要請したからである。
「私個人としては会津から水野県議に国民民主の候補となるよう要請したいと思っている」
と述べ、県議会の会期末となる3月20日までに正式な要請をすると言及した。
党本部の幹事長代行も務める増子は、従来より党の方針でもある女性国会議員を増やすために、女性候補の擁立にこだわってきた。これに対して水野は、
「正式な要請を受けていないので現段階で答えることは出来ない」
とのコメントに留まっている。
水野は会津若松市選挙区選出の2期目で、現在は国民民主党で活動している。初出馬はみんなの党から維新や民主、民進などに移っているが、それは小熊の所属政党に伴ってのことだ。水野と小熊の後援会は支持者が重なることから小熊の意向も注目されていたが、その小熊のお膝元で増子が出馬要請をしたのである。難色を示していた小熊サイドも了承したということなのだろう。
今夏の福島選挙区では、自民現職で3期目を目指す森雅子と共産党県委員会書記長で新人の野口徹郎が出馬を決めている。まだ野党統一候補は決まっていないが、いずれにしても3年前の改選期と同様に自民対野党の構図にするには、共産党が候補者を取り下げて側面支援に回る可能性が高い。
国民民主は2月上旬に森と水野による全県支持率調査を掛けており、森には及ばないものの意外にも水野が健闘する結果となった。また、3月には立憲民主が森と、昨年末に野党統一候補の打診を断った元ラジオ福島アナウンサーの大和田新、水野、野口を対象に再びリサーチを掛けたところ、森がトップで大和田、水野と続く2位、3位の差は誤差の範囲だったという。だが、なぜ大和田が支持率調査に名を連ねていて、調査主体が立憲民主なのかという不可解さが残る。
ある政界関係者はこう打ち明ける。
「2月の調査では水野の数字が良かった。これは森が弱い裏返しでもあるのだが、3月の立憲民主のリサーチは党本部サイドによるもの。国会議員がいない県連ではこんな芸当は出来ないし、大和田さんに出馬を打診していた玄葉(光一郎代議士・無所属)さんは出馬を断られたあとも、『大和田さんは消えてないよ』と言っていた。恐らく玄葉さんは水野の数字を見て、水野より知名度のある大和田で行けると思ったのでしょう。
増子さんは昨年末まで候補者を擁立すると言いながら出来なかったし、熱意があんまり見えてこない。それに増子さんがトップの党県連の県議の多くは玄葉支持。でも、無所属なので野党統一候補の人選作業でイニシアチブが取れない。そこで、推測だけど無所属の立場で立憲民主の党本部に渡りを付けたと。ただ、大和田さんはこのリサーチを了承していないかも。玄葉さんが『こういう結果が出たので』と大和田さんを口説く材料にするのではないですか」
▼玄葉封じで既成事実をつくった増子
国民民主、立憲民主、社民の各党と無所属国会議員や県議、連合福島による「5者協議会」の中で、政党に所属する衆参の国会議員がいるのは国民民主だけで、同党県連では増子輝彦代表に候補者擁立を一任している。つまりは、立憲民主による野党統一候補のリサーチが、既成事実化を急ぐ増子を水野への出馬要請へと走らせたのではないだろうか。
「立憲民主は4人でリサーチしたが、森と大和田だけならどうだったのか?森と水野は女性同士だから競り合えたので、同じ条件で調査を掛けたら大和田の方が悪いかもしれないよ。玄葉は大和田の知名度ならば非自民だけではなく無党派層も取り込めると考えてのことだろうけれどね。
もし大和田が候補者になったら立憲民主は選挙資金を出すけれど、国民民主はどうなのか?選挙活動をするにしても、中央とは違って県内の組織は国民民主の方が大きいからね。県議らが共闘の大義を主張したとしても、増子が県連代表を辞めない限り党の金を出すというのはないでしょう。そうなれば(野党統一候補の)一本化どころか、分裂でしょう」(ある事情通)
当初より、今夏の参院選では組織戦を想定していた増子と空中戦を描いていた玄葉とでは戦略も候補者擁立のスタンスも異なっていた。それが国民民主県連内でも一枚岩になり切れない要因を生んでいるのかもしれない。
5者協議会のメンバーの一人は、
「増子さんは県議会の会期末までにという期限を切ったので、まずは水野さんの意向がどうなのか。いずれにしても、5者協議会では両党の意中の候補者を聞くようなことはせず、テーブルに着く前に両党で調整してもらいたい。テーブルに載せてしまえば、たとえ表面上だけであっても全員が納得した形での選挙体制は組めなくなる。
唯一、大和田さんが選択肢になるのは、水野さんが固辞をして増子さんが責任を取るというポーズで県連代表を辞任するケース。そうなれば、国民民主も党の資金を選挙に回せる。ただ、このままの状態で国民民主が水野さんに流れ、立憲民主が大和田さんに肩入れし始めれば、一本化したあとの共闘体制にも影響が出てしまう」
と、今後の見通しを語る。
肝心の水野についてはまだ胸中は明らかではないものの、7月4日公示、21日投票が濃厚な参議院選挙まで残された期間はそう長くはない。
財界ふくしま4月号、3月10日発売
財界ふくしま4月号、3月10日発売
■追跡レポート
県発注工事の下請業者への代金未払いで新たな事実
三次下請社長が一連の経緯を赤裸々に告白
先月号で取り上げた県発注工事の下請業者への代金未払い問題をめぐり新たな事実が判明した。本誌は元請の代理人弁護士が「すべての責任がある」と名指しする三次下請会社のトップを取材。代金未払いに至った一連の経緯を聞いた。
■検証レポート
今年度も赤字必至!!県観光物産交流協会の厳しい内実―
浄土平レストハウスからの撤退が大きな“カギ”となる
本誌に県観光物産交流協会が赤字に陥り、その要因が組織の幹部である県職員OBの私物化や放漫経営によるものだという投書が寄せられた。県の外郭団体である非営利の公益法人が、吾妻山が噴火警戒レベル2になって休業した浄土平レストハウスや復興支援が下火になった物産展などが影響して、厳しい運営を強いられているのだ。今回の赤字決算には組織運営の問題とともに、これまでの復興の応援からビジネス的にも認められるだけの福島県の観光・物産戦略の必要性が浮かび上がってきた。
■2019白河市長選
現時点では鈴木の4期目突入が濃厚!
議会を牛耳る市政運営に批判の声も
6月30日告示、7月7日投票の白河市長選は現職の鈴木和夫が3月定例市議会で正式に4期目への出馬を表明。現時点で対抗馬の動きは見られず「3期目突入が濃厚」との指摘は多い。ただ、一部の市議、有権者から鈴木市長の市政運営に批判の声が挙がっているのも確かだ。本誌は市長選の行方とともに鈴木市政の実態を取材した。
■特別インタビュー/震災と原発事故から8年。内堀雅雄知事に県政の課題を聞く
現場主義と挑戦の進化を続け、福島の定義を変えていく!
■特別インタビュー/根本匠厚生労働大臣
誰もがより長く元気で活躍出来る社会に
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
官民連携の復興市民市場で風評払拭に取り組んでいく
生産者に損をさせない仕組みづくりを
■特別インタビュー/無投票で3選を果たした高松義行本宮市長
震災後の施策を検証しながら強固なマチの未来像をつくる
■編集長インタビュー
生源寺眞一 福島大学農学系教育研究組織設置準備室長
福島県の農業と地域課題をより高いレベルで解決に導く
学際的な教育で、二兎を追う新しい農業を確立する
■特別掲載
森田実(東日本国際大学客員教授)
現代文明の行方
―東洋思想で文明の平和共存へ
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ【第13回】
菊地臣一福島県立医科大学常任顧問兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
福島県民の健康と医療
-未来に向けての行政と県立医科大学の挑戦-〈後編〉
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
大越 正弘 福島大学地域創造支援センター副センター長・教授
【第44回】フクシマにおける 医工連携プロジェクト
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第18回】ダイエット
■ざいかい短信
・カレンダー配布でミソをつけた菅家一郎環環境政務官
・参院選野党統一候補は、水野さちこ県議か!?
沼ノ平福寿草まつりが3月16日からオープン!!
財界ふくしま3月号、2月10日発売
財界ふくしま3月号、2月10日発売
■スクープ第2弾!
新たに浮上した福島トヨペットの“不法投棄疑惑”
大熊店から排出した“約166㌧”の洗車汚泥が消えた?!
先月号のスクープ記事が出ると、県民から様々な反響が寄せられた。福島トヨペットがかかわった高濃度に汚染された洗車汚泥の処理は果たして適切に行われたのか―。環境省、福島環境事務所、県相双地方振興局との間で協議を続け、導き出された飯舘村での洗車汚泥に特化した中間処理施設の建設構想は頓挫した。双葉郡の大熊店に仮置きしていた洗車汚泥はいまだに不透明な要素が残されている。
■インサイドレポート
県発注工事で下請業者への代金未払い問題が発覚!
問われる元請・下請の在り方
平成29年10月に福島県(内堀雅雄知事)が発注したいわき市四倉町鬼越地区の「応急仮設住宅撤去業務」で下請業者への工事代金の未払いが続いていることが発覚した。本誌は元請の㈱福田建設(郡山市)と発注者である県を取材。元請と下請のあるべき姿を問うとともに代金未払いが勃発した経緯と今後の対応について聞いた。
■2019参院選展望
いまだ公認されない岩城の処遇と、野党統一候補の最終手段とは?
森の3選も霞みそうな自民党内部の“もう一つの戦い”
7月28日の任期満了まで半年を切った今夏の参議院選挙は、自民現職で3選を目指す森雅子に対し、「5者協議会」による非自民勢力を結集した野党統一候補の選挙戦が予想されている。また、現職閣僚でありながら3年前の改選期で当時・民進党の増子輝彦参議に敗れた岩城光英元参議が自民党の比例代表で国政復帰を模索している。だが、岩城の公認は年が明けても決まっておらず、徐々に追い込まれつつある岩城の処遇にも関心が高まってきた。
■特別鼎談
緑川浩司学校法人昌平黌理事長/伊賀愛香・矢内三稀 いわき短期大学附属幼稚園教諭
子どもたちの成長が大きな喜び幼児教育は日本の未来づくり
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ【第12回】
菊地臣一福島県立医科大学常任顧問兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
福島県民の健康と医療-未来に向けての行政と県立医科大学の挑戦-〈前編〉
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
武藤伸洋日本大学工学部機械工学科教授ロボットシステム基盤プロジェクトプロジェクトリーダー
【第43回】これからの人手不足に対応するためのロボット・IoT技術
■特別インタビュー
三保恵一二本松市長
再エネ産業の推進により新たな経済循環を起こす
50年先、100年先を見据えたマチづくりを
■特別インタビュー
門馬和夫南相馬市長
地元企業とロボットテストフィールドを結ぶ仕組みを構築する
子育て世代に選ばれ多様な人材が活躍するマチ
■特別インタビュー
室井照平会津若松市長
ICTを生かし人が交流する活気のあるマチへ
■特別インタビュー
菅野豊臣全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部
第四回「旅館甲子園」実行委員長(㈱栄楽館ホテル華の湯取締役常務・総支配人)
東京ビッグサイトで「旅館甲子園」開催
宿で働くみんなが日本文化を伝承する
■医療最前線/特別インタビュー
坪倉正治福島県立医科大学特任教授
若手医師にとって魅力となる現場で業績が上げられる環境を
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第17回】マンガと文化
■ざいかい短信
・トヨペット大熊店から“高濃度汚染車20台”が消えていた!!
財界ふくしま2月号、1月10日発売
財界ふくしま2月号、1月10日発売
■スクープ!!
福島トヨペットが秘密裏に“洗車汚泥”〈最大10万Bq〉を処理していた!!
指定廃棄物の申請せず、帰還困難区域の大熊店に全量移送―
原発事故によって、洗車用の汚水浄化槽に溜まる汚泥から指定廃棄物の基準を大きく上回る放射性物質が検出されていた事態を打開すべく、福島トヨペットが主導して飯舘村に中間処理施設の建設計画が進められていた。ところが、この計画は頓挫し、行き場を失った洗車汚泥が帰還困難区域の大熊町に運び出されていたのである。国、東電が問題を先送りにし業界が立ち上がらざるを得なかった汚泥の処理が、法による適切な管理がなされないまま続けられている可能性が本誌の取材で明らかになった。
■追跡レポート
道の駅「しもごう」の“着服・横領疑惑”で新展開―。
星學下郷町長が議会で謝罪し、渦中の社員を刑事告発か?!
本誌新年号で報じた道の駅「しもごう」職員による横領・着服疑惑について、下郷町の住民の間でことの真偽が大きな話題を呼んでいる。12月議会でも道の駅の運営を質す質疑がされるなど、下郷町地域振興㈱の社長でもある星町長の責任も問われる事態に発展してきた。全職員の総意で出された渦中の職員の退職要求を突っぱね、あろうとことか副駅長に昇格させた星町長の真意はどこにあるのだろうか。
■検証レポート
品川郡山市政「ひまわり荘廃止条例の撤回」に相次ぐ〝拙速〟の声!
12月定例会では驚くべき「ひまわり荘の実態」も明るみに
旧冬、郡山市(品川萬里市長)が定例会に提出した「郡山市母子生活支援施設条例を廃止する等の条例」を自ら撤回したのは周知の通りだが、同定例会では川前光徳市議の再質問で、いままで報じられてこなかった「ひまわり荘の驚くべき実態」も明らかになった。本誌は「ひまわり荘廃止」の是非をめぐる郡山市と同市議会の動きを取材した。
■インサイドレポート
福島県ケートボール協会が理事会で組織の再建を決議!
前執行部の“負の遺産”抱え課題も山積
旧冬8日、前執行部の杜撰な事務の引き継ぎが発覚し新執行部による手探りの運営が続いている福島県ゲートボール協会の理事会が開かれた。本誌は、前執行部による「負の遺産」を改めて検証するとともに組織再建に向けた新執行部の取り組みを取材した。
■本宮市長選レポート
現職・高松の3選確実も市民にくすぶる不満
前回対抗馬「佐藤県議」は高松支持に
4年前の前回は現職、元県議、元議長による三つ巴の戦いとなった本宮市長選。1月20日告示、27日投票で行われる今回は、3期目を目指す現職の高松義行が立候補を表明している以外、12月下旬時点で表立った動きはなく、高松の3選が濃厚となっている。そのリーダーシップに期待の声がある一方、市民の間には不満もくすぶっている。
■特別対談
緑川浩司学校法人昌平黌理事長/高梨由美日本フルーツアートデザイナー協会代表
大切なのは勇気をもって夢の実現にチャレンジすること!
「人間力育成」の教育指針が未来を拓く
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ【第11回】
菊地臣一福島県立医科大学常任顧問兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
新医療系学部の創設-福島県民にとっての意義-〈後編〉
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
藤井靖史 会津大学産学イノベーションセンター客員准教授
【第42回】ブロックチェーンを通じた地域価値循環
■編集長インタビュー
浅倉俊一 ダイユー・リックホールディングス㈱代表取締役社長
全国トップ3を目指し、攻めの経営戦略を貫く!!
2030年に3000億円企業となるべく、事業統合を決断した
昨年11月に東海地方で食品スーパーやドラッグストア、ホームセンターを展開するバローHD(ホールディングス)のホームセンター事業をダイユー・リックHDの完全子会社にすることが発表された。同時にダイユーリックHDの株式50㌫をバローHDが保有することで、バローHDの連結子会社となることが決まった。4月1日から「アレンザホールディングス」の社名の下、ホームセンター業界全国トップ3を目指す浅倉社長の経営戦略を聞いた。
■トップインタビュー
菅沼真澄 国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所長
道路を通じて暮らしと地域経済に貢献ソフト・ハード両面で利便性の向上を図る
■特別インタビュー
木幡浩福島市長
将来とも“風格ある県都”として繁栄するマチづくり
喫緊の課題と将来を見据えた有機的な施策を講じる
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第16回】心の医療
■ざいかい短信
・二本松市・除染関連事業落札の不可解さ
財界ふくしま1月号【お詫びと訂正】
【お詫びと訂正】
「財界ふくしま」1月号15ページ「この人」(新井田昇㈱幸楽苑ホールディングス代表取締役社長)の記事中、下段14行目に誤りがありました。「受上高」は誤りで、正しくは「売上高」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま1月号、12月10日発売
財界ふくしま1月号、12月10日発売
■インサイドレポート
㈱おおつかの“驚愕の創業者利益”にみる事業承継の在り方
国は、早急に赤字企業の「廃業相談」をやるべきだ‼
冠婚葬祭や人生の節目を飾る際に利用するギフト専門店「ギフトプラザ」を展開している㈱おおつかの創業者である大塚節夫代表取締役社長が12月1日付で会長に就任した。また、今後の経営については資本と経営の承継を受けた日本プライベートエクイティ㈱が担っていくことになった。今後10年の間に70歳を超える中小企業の経営者は約245万人となり、うち約半数の127万が後継者が未定だという事業承継の実態に迫った。
■検証レポート
福島駅前再開発と伊達市のイオンモール誘致が新たな局面へ
連携中枢都市圏で動き出す⁉県北地方の2大プロジェクト
伊達市が東北最大級のイオンモール誘致を目指す中で、県都の駅前に県内随一の規模となる駅前再開発事業が動き出した。福島駅前は旧中合2番館が閉店するなど中心市街地の衰退が著しく、福島市では民間の再開発事業と絡めて大規模なコンベンション施設を整備し、駅前を高次な都市機能に更新させようと検討を重ねている。県北地方のマチづくりと商圏構成が大きく変わる可能性がある、2つのビッグプロジェクトの“いま”と“これから”に迫った。
■追跡レポート
請負業者の“破産”で消滅した郡山市「笹川―大善寺線」の年度内開通
破産会社・エムテックとの契約に疑問の声
郡山市が平成30年度内の暫定2車線での開通を公言してきた「都市計画道路・笹川―大善寺線」が請負業者の破産で消滅した。本誌は「笹川―大善寺線」の今後の見通しと郡山市が破産した業者との契約に至った経緯を取材した。
■特別対談/緑川浩司学校法人昌平黌理事長・中野信子東日本国際大学教授(脳科学者)
幼児期の人間力育成が私たちの大きな使命
幼児教育のプロフェッショナルを地域社会に輩出
■新首長に聞く/大堀武新地町長
復興の総仕上げとともに、身近な生活の課題を改善していく
新人同士の一騎打ちを制した大堀武相馬郡新地町長
8月26日に行われた新地町長選は、町の役場OBの新人が争う構図となり、町の若手を中心とするマチづくり団体や今期で引退した加藤憲郎町長の後援会などの支援を受けた大堀武氏が初陣を飾った。選挙期間中に生活に身近な公約を掲げ、町民目線の町政運営を打ち出してきた大堀町長に、復興政策の総仕上げとマチづくりの諸課題を聞いた。
■首長インタビュー/髙橋宣博桑折町長
IC周辺開発を追い風に「こおり新時代」を築く
無投票で3選を果たした髙橋宣博桑折町長
任期満了に伴い9月29日に告示された桑折町長選挙は、現職の髙橋宣博氏が無投票で3選を果たした。平成33年に新庁舎移転を控える中、30年4月にオープンした農業振興活動拠点「レガーレこおり」を生かした地域活性化の取り組みや、6次化商品開発をはじめとする農業振興など、3期目の課題と抱負を聞いた。
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ【第10回】
菊地臣一福島県立医科大学常任顧問兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
新医療系学部の創設-福島県民にとっての意義-〈前編〉
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
高梨 宏之 日本大学工学部電気電子工学科准教授
【第41回】交通事故低減に向けた歩行者・自転車保護の取り組み
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第15回】がんを考える
■ざいかい短信
・福島県ゲートボール協会で4カ月ぶりの事務引き継ぎ
・道の駅「しもごう」で700万円(?)の“横領、着服疑惑”が発覚‼
・磐梯熱海温泉“懸案の廃旅館”撤去の行方
財界ふくしま12月号【お詫びと訂正】
【お詫びと訂正】
財界ふくしま12月号130ページ「夜のベスト店」の記事中、会津銘酒房弦やの店主名に誤りがございました。正しくは山口広幸さんです。お詫びして訂正致します。
「2018年福島県高等学校駅伝競走大会」総評
特集/「2018年福島県高等学校駅伝競走大会」総評
…男女とも学法石川高校が都大路へ!
10月25日、男子第63回、女子第36回となる福島県高校駅伝競走大会が耶麻郡猪苗代町で行われた。当日は猪苗代町総合体育館カメリーナ前をスタート、ゴールとする男子7区間42.195㌔、女子5区間21.0975㌔で競われ、午前9時20分から男子、午前11時40分から女子のレースが繰り広げられた。
まず、オープン参加の県北と会津連合2チームを含む36チームが参加した男子は、1区で学法石川の櫛田佳希が中盤からペースを上げ、2位に50秒差を付けて2区の小指卓也へ。2位に日大東北、3位に会津学鳳が続き、スタートからしばらくの間、学法石川と並走していた田村は、前半のハイペースが祟ったのか4位と出遅れた。その後、田村は3区の菅家空が2位まで押し上げ、第3中継所が終わった時点でトップの学法石川と2位の田村との差は約2分50秒。ただ、第6中継所では学法石川と田村との差は5分39秒。学法石川はアンカーの宗像聖が唯一、5000㍍を14分台で走り、最終的に2位に6分21秒差を付けてゴール。続いて2位に田村、3位が日大東北、4位に会津学鳳、5位に福島東が入り、11月9日に岩手県で行われる第54回東北高等学校駅伝競走大会への出場権を獲得した。
>>以下、財界ふくしま2018年12月号で
財界ふくしま12月号、11月10日発売
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■深層レポート
久保木泉崎村長が再生森林内の立木を“無断伐採”
認定パークゴルフ場も虚偽開発?!問われる県の責任
泉崎村にある「ふくしま森林再生事業」の補助金を受けた森林で、クロスカントリー整備事業を計画している泉崎村がこの「再生事業」から5年の縛りがある開発制限の期間内にもかかわらず、立木を無断伐採した疑いが浮上した。林地外開発の手続きもせず、県と何の協議も行っていない段階での立木の伐採は事前着工に相当する可能性があるが、これが久保木村長の職員への一喝で行われたという指摘がある。泉崎村にはパークゴルフ場の増設に関しても虚偽申請開発の疑いが持たれるなど、村民からは泉崎村を監督する立場の県の対応にも不信の声が上がっている。
■スクープ!
『老舗料亭・谷口楼』の意外な売却先が判明!!
跡地は“医療施設”に生まれ変わる?
■インサイドレポート
福島県ゲートボール協会で今度は前執行部の“杜撰な引き継ぎの実態”が明らかに!
発足から半年、試行錯誤の運営続く新執行部
本誌11月号で取り上げた福島県ゲートボール協会(安瀬義正会長)の運営をめぐる問題はその後、通帳の印鑑、名義変更が行われるなどの新たな動きが起きている。ただ、正常化のための引き継ぎは相変わらず実施されていない。本誌は改めて杜撰な引き継ぎの実態を取材するとともに今後の課題を安瀬会長に聞いた。
■南相馬市議選直前当落予想
実戦なら新人・菊地がトップで、最後の1議席を争う展開に
無投票ムード漂い、次回は更なる定数削減も
11月18日の投票日に向けて無投票か選挙戦かのカウントダウンが始った。今回より22人の定数のうち現職17人に新人が5人という構図になっており、無投票ムードが漂っている。
■新首長に聞く/江田文男浅川町長
「やる気・元気・本気」で町政を刷新していく!
■新首長に聞く/押部源二郎金山町長
町民目線で安心・安全な生活環境をつくる
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ【第9回】
菊地臣一福島県立医科大学常任顧問兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
避難地域の医療体制-崩壊から復興へ-〈後編〉
■連載/戊辰150年 郷土の精神史
飯塚恒夫只見史談会長
【第10回】只見地方の戊辰戦争
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
中村 洋介 福島大学人間発達文化学類文化探究専攻自然地理学研究室准教授
【第40回】自然災害への備え
■編集長インタビュー/安栖宏隆 福島イノベーション・コースト構想推進監
能動的施策で、地元の企業を巻き込むビジネスを創出する!
イノベ構想は壮大な実験と「夢」を掲げたプロジェクト
福島復興再生特措法の改正で法定化された福島イノベーション・コースト構想は、国家プロジェクトに位置付けられている。震災と原発事故の影響を色濃く受けた浜通り地方では、廃炉にも携わるロボット関連産業などの先端産業を集積し、産業基盤の再構築と経済復興が図られているところだ。県全体でも地域の強みを生かしながら、医療、介護、農業、建設分野の課題解決に向けた研究開発や実用化事業や再生可能エネルギーなどの次世代型産業に取り組んでいる。経済産業省出身で今年の8月1日に着任した安栖推進監に、本県の復興の柱であるこの構想に地元企業が参画するための課題や体制づくりを聞いた。
■特別インタビュー/菅家一郎代議士・環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官
地元に寄り添った政策に努め夢や希望が持てる真の復興を
■特別インタビュー/上杉謙太郎代議士
復興は震災前の日常を取り戻し「新しい福島の未来像」をつくること
■特別インタビュー/小野利廣福島県建設業協会長
「ふくしまを築く、守る、描く」ために永続性ある建設業界へ
■2018介護特集特別インタビュー/山口和之一般社団法人福島県理学療法士会長
地域医療を推進するために理学療法士をより身近な存在に
■特別インタビュー/須田博行伊達市長
4つのICを生かしたマチづくりで、更なる飛躍を目指す
大型商業施設は県北全体の活性化につながる
財界ふくしま11月号、10月10日発売
財界ふくしま11月号、10月10日発売
■インサイドレポート
福島県ゲートボール協会・前会長“罷免”の一部始終
引き継ぎ拒否で通帳が使えない!
前会長が罷免され今年6月の定期総会で新執行部が誕生した福島県ゲートボール協会(安瀬義正会長)で、「前任者とまともな引き継ぎが行われず協会運営に大きな支障が出ている」との情報が寄せられた。本誌は2000人以上の会員数を誇る同協会で繰り広げられた前会長罷免に至る経緯と杜撰な引き継ぎの実態について取材した。
■2019会津若松市長選展望
9カ月後に迫った会津若松市長選で“5M”も吹っ飛ぶ候補者が浮上?
高橋企画政策部長の“右腕”と揶揄される室井市長に勝算はあるのか
来年8月6日に任期満了を迎える会津若松市長選は、3期目を目指す室井照平市長(63)に複数の対抗馬の噂が出るように、市民の評価は芳しくない。ICT技術を活用したスマートシティ構想を掲げているが、この事業を業務委託された大手コンサルタントのアクセンチュアとの関係性が疑われるほか、JT跡地に建設が進むICTオフィスビルを巡っても議会と経済界から説明不足が指摘されているのだ。
■時の話題
県内高校球界“聖光学院一強時代”からの脱却なるか?
佐々木順一朗前仙台育英高校野球部監督が学法石川高校野球部監督に就任
11月9日付けで佐々木順一朗前仙台育英高校野球部監督が学法石川高校野球部監督に就任する。「宮城県の宝」と称され、多くの実績を誇る佐々木氏の〝福島上陸〟で本県高校球界が受ける恩恵は計り知れない。果たして、福島の高校野球は12年にわたり続く「聖光学院一強時代」からの脱却が出来るのか?
■新首長に聞く/塩田金次郎石川町長
「おもてなしの心・日本一」のマチづくり
8月28日告示、9月2日投票で実施された石川町長選は、無所属で元県議の塩田金次郎氏が4期目を目指した現職に1,513票差を付けて初当選を果たした。本誌は塩田新町長に今後4年間についてのマチづくりの基本、選挙公約への取り組みなどについて聞いた。
■特別対談/立谷秀清相馬市長×草野清貴相馬商工会議所会頭
“新たな相馬づくり”が復興を担う者の責任だ
■特別インタビュー/東北アルフレッサ㈱ 滝田康雄代表取締役会長 川島啓嗣代表取締役社長
医療用医薬品卸売業2社の経営資源を統合し地域に密着した「東北アルフレッサ」誕生
■特別インタビュー/清水敏男いわき市長
「メードイン福島」の風力発電施設を世界に輸出
イベントを通して安全・安心を広く発信
■特別インタビュー/玄葉光一郎代議士
東北人の「レジリエンス」(生き抜く力)を胸に子孫に誇れる地域づくりを目指す
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第39回】
大島光宏奥羽大学薬学部生化学分野教授
フクシマ発!歯周炎のプレシジョン・メディシン
■連載/戊辰150年 郷土の精神史
猪狩正志相馬郷土研究会副代表
【第9回】 相馬中村藩~“武風”を感ずる国~
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ
菊地臣一 福島県立医科大学常任顧兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
【第8回】避難地域の医療体制-崩壊から復興へ-〈前編〉
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第13回】ヒトゲノム
■ざいかい短信
・誤徴収の続く昭和村で、多額の滞納問題が発覚!!
財界ふくしま10月号お詫びと訂正
財界ふくしま10月号13ページの目次で「クロニクル・昭和回想」の内容に誤りがございました。正しくは「〈第69回〉小野町」です。お詫びして訂正致します。
財界ふくしま10月号、9月10日発売
財界ふくしま10月号、9月10日発売
■検証レポート■
高額介護保険料は原発事故の〝せい〟だけなのか!!
現実味を帯びてくる双葉郡民の大量転出!?
今年4月に改定された介護保険料で、双葉郡葛尾村が全国最高額の9800円となった。また、介護保険料が高い全国トップ10の半数が双葉郡の自治体という異常事態となるなど、震災と原発事故による極端な社会構造の変化と、少子高齢社会の構造的課題が前倒しされた実態が浮き彫りになった。超高齢社会の到来で医療、介護費の増大が予想される中、果たして、福島県の医療保険財政は持続可能性を担保出来るのだろうか。
■総力特集/県議補選徹底分析■
9月9日投票の相馬市・相馬郡新地町選挙区県議補選に始まり、今秋、県議補選が7つの選挙区で予定されている。本宮市・安達郡選挙区が9月21日告示、9月30日投票で行われたあと、残り5つの選挙区は10月19日に告示され、任期満了に伴う県知事選と同日選(10月28日投票)となる。各選挙区の情勢を徹底分析する。
●本宮市・安達郡
自民沈黙で佐藤優位に拍車?
●福島市
自民・丹治の返り咲きで、注目される桜田の動向
●伊達市・伊達郡
2議席目指す自民と孤塁死守する共産の前哨戦
●田村市・田村郡
自民・先崎が無競争で返り咲き!?
●白河市・西白河郡
現時点では三村の無競争当選が濃厚!
●喜多方市・耶麻郡
四半世紀ぶりの新県議誕生も自民内部に不和?
■浅川町長選レポート■
組織力の現職・須藤と草の根の新人・江田の一騎打ち!
12年ぶりの選挙戦濃厚で町民の判断は?
10月9日告示、同月14日投票の浅川町長選は現職で4期目を目指す須藤一夫と町議4期の新人・江田文男の一騎打ちとなっている。現職への「多選・高齢批判」や新人に対する出馬取りやめを求める圧力などが水面下で繰り広げられている中、果たして12年ぶりとなる選挙に町民はどのような審判を下すのか?本誌は現在の情勢を取材した。
■編集長インタビュー/江川和弥 ふくしま子ども食堂ネットワーク代表
「子ども食堂」は地域が子育てをするコミュニティーになる
貧困よりも深刻な、子供の孤立を防ぐ居場所づくり
近年、無料や低額で食事を提供する「子ども食堂」の活動が全国で増えている。政府は認定こども園や放課後児童クラブなどの子供を預かる施設整備を進め、来年10月の消費増税に伴う幼保無償化を掲げるなど、子育てにかかわる負担軽減を図る施策の充実に取り組んでいるところだ。これからの日本が社会全体で子供を支える仕組みはどうあるべきなのか。昨年「ふくしま子ども食堂ネットワーク」を設立した江川代表に、食事を通して保護者以外の大人や地域社会と交流する場として注目されており、家庭環境などによる「貧困の連鎖」を防ぐ役割も期待されている子ども食堂の県内での実情を聞いた。
■2018インタビュー/古川信吾㈱マコト精機代表取締役
時代のニーズに対応出来る若手の人材育成が私の仕事
創業時から培った技術力で世界へ
■特別インタビュー/渡邊博美福島商工会議所会頭に県都のマチづくりと復興を聞く
いま、県都の魅力と都市機能を高める好機が来た
■特別インタビュー/鈴木久社会福祉法人昌平黌理事長
介護をとりまく諸問題に対処しながらサービスを維持していく
■トップインタビュー/木村守和(一社)いわき市医師会長
地域に自ら出て行き市民に語り掛ける医師会を目指す
医療・介護職の連携強化が重要
■新首長に聞く/吉田数博浪江町長
絆をつなぎ、生活インフラの整備と地場産業の再生へ
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第38回】
川﨑興太福島大学共生システム理工学類准教授
除染の終了? 避難指示の解除? 福島復興のスタートライン?
■連載/戊辰150年 郷土の精神史
郷土史研究家 江代正一氏
【第8回】福島藩
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ
菊地臣一 福島県立医科大学常任顧兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
【第7回】地域医療をどうするか-福島方式の確立-〈後編〉
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第12回】健康情報過多
■ざいかい短信
・金山町長選/実力新人出馬で現職は窮地に?
財界ふくしま9月号、8月10日発売
財界ふくしま9月号、8月10日発売
■追跡レポート
波紋広がる品川郡山市長の「タバコは薬物」発言
タバコ関連10団体が撤回と謝罪を要求
国が受動喫煙対策の強化を盛り込んだ「改正健康増進法」を成立させ、東京都議会も「受動喫煙防止条例」を可決するなど、東京オリンピック・パラリンピックへ向けて受動喫煙防止の取り組みが加速する中、品川萬里郡山市長が日本禁煙学会幹部との懇談の中で発した「タバコは薬物」が波紋を広げている。本誌は、品川市長の「タバコは薬物」発言の賛否と、同市が昨年12月に実施した「公共施設内全面禁煙」のその後の実態について取材した。
■インサイドレポート
県の借上げ住宅を巡って、大手不動産会社の〝二重取り疑惑〟が浮上!!
〝クレーマー〟呼ばわりされながら原発避難者が自ら真相解明に乗り出す
本県では災害救助法による地震・津波災害のほか、原発事故で避難した県民を対象に
民間のアパートや貸家の入居の際に県が家賃を補償する「借上げ住宅」が多く利用されていた。
震災と原発事故の被害が広域に渡った影響によるもので、被災者が県内の応急仮設住宅等に入居するまでの間に、既に支払った家賃等を県が遡って負担する制度を設け、住居の確保はもちろん、避難生活にかかる金銭的な負担の軽減が図られてきたのである。ところが、一部の不動産会社では、入居契約者個人と県から敷金に相当する額を二重取りする行為が行われていた疑惑が浮上してきた。
■特別インタビュー/大橋信夫JA福島五連会長
GAP取得の推進は風評払拭とブランド回復の一番の近道
■特別インタビュー/橋本克也須賀川市長
市民参画で「活力あるマチづくり」を目指す
■緊急提言/國井常夫元全国森林組合連合会長(現・西白河地方森林組合長)
豪雨災害は森林整備を疎かにしてきた代償だ!
いままで以上に森林の重要性を訴えていく
■編集長インタビュー/立谷秀清 全国市長会長
地方政府は、国の政策形成過程にコミットする!
震災・災害を経験した市長の知見を共有化していく
全国市長会創立120周年の節目に相馬市の立谷秀清市長が第30代会長に就任した。立谷会長は基礎自治体を「地方政府」と位置付け、地方の実情を反映した施策や地方財源の確保など、国への政策提言に積極的に取り組む姿勢を明らかにしている。また、東日本大震災や原発事故対応に当たる被災地の首長として、復興や防災対策の充実を重点に職責を果たす決意を示している。論客として鳴らす立谷会長に、県内初の会長就任となる全国市長会の重要課題を聞いた。
■2018インタビュー/有馬一郎㈱東環ホールディングス代表取締役
ホールディングス化で人材・物流を強化
世界視野で「日本の現在」を見直す時期
■特別対談/橋本岩男キリンビール㈱福島支社長
箭内勝則郡山市農林部園芸畜産振興課主幹兼課長補佐
豊かで活気あふれる「地域社会」に貢献
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第37回】
朝岡良浩日本大学工学部土木工学科 水文・水資源工学研究室准教授
気候変動による水災害の増加と田んぼダム事業による水災害軽減の試み
■連載/戊辰150年 郷土の精神史
菅原海淳棚倉町文化財保護審議会長
【第7回】棚倉藩
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ
菊地臣一 福島県立医科大学常任顧兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
【第6回】地域医療をどうするか-福島方式の確立-〈前編〉
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第11回】国境なき医療
■ざいかい短信
・中島村長選/現職・加藤の無投票3選が濃厚!
・直前情報!塩田、加納の熾烈な戦い続く石川町長選
・折町長選/現職・髙橋の3期目は濃厚か?
・新地町長選/リーダーシップか町政の継続と安定か
・足マメな荒市議と立谷市長側近・門馬市議が出馬か?
財界ふくしま8月号、7月10日発売
財界ふくしま8月号、7月10日発売
■県内養護老人ホームに緊急アンケート調査を実施!!
自治体運営の養護が〝措置控え〟(?)で大幅な定員割れ?!
何とも不可思議な待機者数ゼロの実態
介護保険サービスの利用や在宅で養護を受けることが困難な高齢者に対しては、自治体が職権をもって必要なサービスを提供する措置制度が存続している。しかし、自治体の中には措置費予算が確保出来ないなどの理由で「措置控え」をするところも出てきた。また、各養護施設とも「自立」の割合が低く、入居の長期化に伴い〝準特養化〟している。2025年には団塊の世代が全員75歳以上になるが、本県では介護人材が全国一不足している実態が明らかになるなど、高齢者福祉政策に数多くの課題を抱えている。
■追跡レポート
太陽光発電設置で南会津町議の暴走を行政が追認?!
行政と町議の〝馴れ合いの構図〟が明らかに
南会津郡南会津町で太陽光発電の設置をめぐり「町議が、町の条例を無視して勝手に公営キャンプ場内に電源室と電柱を建てた」との情報が寄せられた。本誌は、なぜ町議が暴走とも思える設置工事を強引に推し進めることが出来たのか?また、行政はなぜ、その行為を追認したのかを取材した。
■特別インタビュー/佐藤貞和JA福島ファーマーズ・マーケット連絡協議会長
農業振興で次世代を担う人材を育成していく!
■特別インタビュー/本田哲朗福島成蹊中学校・福島成蹊高等学校長
偏差値・東北1位が実証する確かな学力と深みある人間形成
■編集長インタビュー/村上由泰 ㈱カネボウ化粧品代表取締役 社長執行役員
感性のカネボウと理性の花王を融合させ、個性あるブランドをつくり上げる
■新首長に聞く/舟木幸一昭和村長
情報発信を強化し昭和村の魅力を世界へ
■首長インタビュー/遠藤栄作鏡石町長
笑顔と健康」「進化する」元気なマチをつくる
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第36回】
島田邦雄 福島大学共生システム理工学類教授
イノベーションを福島から発信するために
■連載/戊辰150年 郷土の精神史
佐藤淳一 会津中街道交流実行委員会委員長
【第6回】会津中街道三斗小屋口の戦い
■連載/福島の悲劇を福島の奇跡へ
菊地臣一 福島県立医科大学常任顧兼ふくしま国際医療科学センター常勤参与
【第5回】福島県の医療提供体制-構造的課題と原発事故後に生じた課題-
■連載/ドクターGOの医療徒然草
遠藤 剛(医療法人)健心会えんどうクリニック院長
【第10回】医師と患者さん③
■ざいかい短信
・〝争点なき戦い〟続く石川町長選
・一騎打ちか三つ巴か?避難指示解除後の浪江町長選