財界ふくしま12月号、発売

■検証レポート
公立夜間中学の〝複数校設置〟は実現出来るのか!!
県教委の突然の〝方針転換〟に翻弄された市町村

国はいま全国の都道府県に1校以上の公立夜間中設置を求めており、県内では福島市が令和6年度をめどに市立の夜間中学を開校する方針を決めた。公立夜間中学校は様々な理由で義務教育を修了出来なかった人や日本で生活を始めることになった外国籍の人などが学んでいる。最近は、中学校を卒業していても不登校などで十分に通うことが出来なかった人たちの〝学び直しの場〟ともなっている。県としては、夜間中学が義務教育に係ることから、基本的には市町村で検討されるべきというスタンスだ。しかし、県土の広い福島県で複数設置するには、財源も含めて、県が主導しなければ調整もままならないという指摘が県内自治体から出ている。

■追跡レポート
東日本台風から3年―鏡石・玉川・矢吹3町村の「遊水地整備事業」
肥沃な土地が消滅する鏡石・成田地区の課題

東日本台風から3年―国、県は阿武隈川流域全域で戦後最大の記録的な降雨による多くの災害が発生したことを受けて「阿武隈川緊急治水対策プロジェクト」を策定した。本誌は、同プロジェクトの中で着々と進められている鏡石・玉川・矢吹3町村に跨る遊水地整備の課題について取材。今月号は鏡石町(成田地区)を取り上げる。

■追跡レポート②
記事訂正を求めてきた広野町の松本正人副町長の〝茶番〟
遠藤智町長が仕組んだ議会対策なのか!!

■南相馬市議選直前当落予想
桜井元市長の電撃出馬で、現職陣営に衝撃走る!
新人・元職の3人が現職陣営を脅かす展開に

11月13日告示、20日投票の南相馬市議選は間もなく実戦を迎える。今回の選挙戦の最大の焦点は、桜井勝延元市長の市議選への出戻り参戦だ。当初は、2人の新人が現職に挑む構図が想定さていたが、その後に桜井が起意を表明したことで、選挙情勢は大きな変化を見せている。

■特別インタビュー/佐藤武寿県医師会長
医業承継を地域医療発展の一助に

■特別インタビュー/本間達也県老人保健施設協会長
この国の介護のあり方を考える転換期に来ている

■特別インタビュー/前田泰彦県警備業協会長
質の高い警備サービス提供へ教育充実に努める

■特別インタビュー/亀岡偉民衆議院議員
相双地方を「創薬医療」の一大拠点へ


■特別インタビュー/玄葉光一郎衆議院議員

コロナを転機に新しく多様な分散型社会を


■特別インタビュー/上杉謙太郎衆議院議員
震災からの復興を通して地方の模範となるような地方創生を

■特別インタビュー/小熊慎司衆議院議員

教育の機会均等は地方が取り組むべき一丁目一番地

■特別インタビュー/菅家一郎衆議院議員
バックヤード構想を通じて東京一極集中を分散する

■首長インタビュー/髙橋宣博桑折町長
魅力的な「ちょっと便利な田舎町」を推進する

■首長インタビュー/押部源二郎金山町長
「金山に住んでいて良かった」と思える町政を目指す

■編集長インタビュー/今津健充(株)バイオマスレジン福島取締役社長(相馬ガスホールディングス(株))
「ライスレジン」で相双地方の復興・創生の一助へ
相馬ガスグループは地域との運命共同体

■特別寄稿 新刊『土俗と変革』補足
今こそ問う日本の国柄とは
北一輝、大川周明から福島県ゆかりの永井陽之助、朝河貫一、小室直樹らを論じた評論集
作家/笠井尚 

■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第81回】
福島第一原発汚染水発生量を抜本的に減らすために
柴崎直明福島大学共生システム理工学類教授

■連載/世界のフクシマ県人会
セイディ・ワタナベホノルル福島県人会長


2022年11月04日