財界ふくしま9月号、発売
■追跡レポート
またもや、県中建設事務所が用地交渉で〝勇み足〟
〝批判の的〟にされたJA福島さくらの今後?!
先月号で報じた県中建設事務所の対応に絡んで、読者からまた新たな情報が寄せられた。その問題とはJA福島さくら大槻総合支店の前の歩道が狭く、児童・生徒の通学路に危険が多いというものだ。県中建設事務所、郡山市、JAともにその問題を解消する必要性を認識し、JAも用地提供に応じるとされていた。しかし、JAサイドでは承諾がないまま用地の提供が既成事実化されていたことに不信感を抱き、事態の解決がないまま、膠着した状態が続いている。
■検証レポート
国見町役場が〝超絶いいマネロン〟に利用された!?
高規格救急車発注の疑惑受け、くにみ学園構想も凍結
昨年3月に国見町が立ち上げた官民共創コンソーシアムからわずか1年あまりの間に、町政を揺るがすような問題が次々と起きている。企業版ふるさと納税を原資にした高規格救急自動車の発注―。更には、国見町の幼保小中学校を一つに統合した義務教育学校「くにみ学園構想」が打ち出されるなど、唐突とも思えるプランの浮上や行政執行に町民や議会は困惑や疑念を深めている。
■インサイドレポート
浅川町議会で定数削減めぐり前代未聞の〝珍騒動〟
町民からは「議員のあり方」を問うの声も
約1カ月後に選挙が実施される浅川町議会で、3月定例会で定数削減に賛成した町議が6月定例会で一転、定数の現状維持を訴える請願書を提出する出来事が発生した。本誌は前代未聞ともいえる〝珍騒動〟の一部始終を取材した。
■天栄村長選
選挙戦突入でも現職の4選は揺るがず!
3期連続の無投票も?
■総力特集/首長選・議員選当落完全予想
首長選/
・三春町…元副町長同士の激戦から4年―
現職再選が濃厚
議員選/
・鏡石町…約半数の現職が引退し大幅な定員割れも?
・石川町…各地で地元票をめぐる現新の熾烈な争いが
・三春町…新人の動き鈍く現実味を増す定数割れ
・中島村…1人オーバーで選挙戦突入か?
■新首長に聞く/二瓶盛一猪苗代町長
観光業を通じてマチ全体を好循環に
■トップインタビュー/佐藤春幸(株)佐藤電設代表取締役
新技術の獲得と新分野への進出を
若手従業員の多さが将来への財産
■トップインタビュー/関場直隆関場建設(株)代表取締役社長
〝地域とともに〟成長していく企業を
若手担い手の確保に注力
■トップインタビュー/道下和幸ホテルハマツ総支配人
「来て良かった」と言われるホテルを目指して
3度の天災を乗り越えて営業再開
■特別インタビュー/鈴木和夫白河市長
「真の豊かさ」を実感出来るマチづくりを
■特別インタビュー/橋本克也須賀川市長
市民とともに「住み続けたいまち」をつくる
■特別インタビュー/小野利廣福島県法人会連合会長
納税意識の高揚、税知識の普及に取り組む
■特別インタビュー/大場敏宣いわき観光まちづくりビューロー会長
磨き上げてきた観光資源を組み合わせ交流人口拡大へ
■首長インタビュー/小林功柳津町長
駅から〝歩いて観光が出来るマチづくりを〟
■特別連載①/徳一ゆかりの寺巡り
大正寺(北塩原村)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第89回】
並列計算機による防災・環境・社会シミュレーションとVRによる可視化
宮村倫司日本大学工学部情報工学科防災・環境シミュレーション研究室准教授