財界ふくしま8月号、発売
■インサイドレポート
第2弾 板倉病院の虐待は閉鎖病棟でも常態化していた―
右親指の骨折、全身に“あざ”の 生々しい写真を 極秘入手!!
先月号でレポートした板倉病院の患者に対する准看護師の虐待事件の発覚は、様々な方面に波紋を呼んだ。本誌発売後には、海野院長が本誌記事に関する職員への説明会を開くなど、内部告発による公益通報で表面化した虐待、盗撮事件の余波は収まりそうにない。この件とは別に、板倉病院では患者への虐待を理由に病院を解雇された看護師との裁判を抱えている。また、本誌は新たに第2病棟内で虐待が行われている可能性を示す8枚の写真を独自に入手した。
■石川町長選レポート
三つ巴から一転、現職・元職の一騎打ち?!
「有権者の見識が問われる選挙」の指摘も
8月23日告示、同28日投票の石川町長選は三つ巴から一転して現職と元職による一騎打ちの様相を見せている。本誌は早くも動き出した選挙の情勢について取材した。
■特別インタビュー/渡部謙一福島県酒造組合会長
蔵元ごとの個性を際立たせ県全体の厚みを出していく
■特別インタビュー/前田伸悟(有)いわきケアフォレスト専務取締役
質の高いリハビリを地域に届ける
■特別インタビュー/藪政勝日本中央競馬会福島競馬場長
いよいよ有観客開催へ迫力ある生のレースを
■特別インタビュー/佐々木一成夢みなみ農業協同組合代表理事組合長
組合員、職員とともに好循環を形成していく!
サービスの充実、安定経営に取り組む
■トップインタビュー/岩淵伸一相馬共同火力発電(株)取締役社長
一日も早く復旧を果たしエネルギーの安定供給に貢献
環境に配慮し、技術革新を進めていく
■トップインタビュー/丸山和基福島河川国道事務所長
気候変動リスクに耐え得る阿武隈川の流域治水を
伊達橋の復旧、福島西道路の延伸に取り組む
■新首長に聞く/木賊正男鏡石町長
「新しい力」で人・まち・未来をつなぐ
■編集長インタビュー/遠藤秀文㈱ふたば代表取締役社長
復興の地から、世界の課題解決に貢献していく
課題の可視化・定量化を基盤とした社会コンサルタントへ
双葉郡富岡町で創業し、昨年50周年を迎えた同社は、震災と原発事故による全町避難よって1カ月後に郡山市に本社機能を移転。企業の存続すら危ぶまれる経営環境にあって、浜通り沿岸部のインフラやライフラインの復旧・復興に奔走してきた。また、社会課題の先進地となった双葉郡の復興と創生に向けては、ドローンなどの3D測量を基盤としたリモートセンシング技術で、被災地域の課題の可視化や定量化をもたらしてきた。その知見は遥かペルーのマチュピチュ遺跡の保全や利活用に生かされるなど、地域に根差しながら海外事業も展開する、地方には類例のない企業としての注目が高まっている。
■連載⑩
ふくしまから地球文明の未来を
ふくしまの女性の人生にみる福島の風土と底力(Ⅱ)
―「社会福祉の母」「明治日本のナイチンゲール」といわれた偉人・瓜生岩子の慈悲の心は、今も生きつづけている
「人が天から心を授かっているのは愛するためである」(ボワロー・フランスの詩人)
森田 実 政治評論家・ 東日本国際大学名誉学長
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
【第77回】福島第一原発事故前後での福島県における物質フローの特徴
後藤 忍 福島大学大学院共生システム理工学研究科教授
■連載/世界のフクシマ県人会
小林俊雄ドイツ・ノルトライン・ウェストファーレン州福島県人会長
■連載/森林(もり)とともに85年―福島・日本の未来へのメッセージ―
【第3回】県議時代
國井常夫元全国森林組合連合会会長(現・西白河地方森林組合組合長)
■連載③/一千年の時を刻む薬師如来
―仏都会津の慧日寺御本尊を復元―
五十嵐源市元磐梯町長
■特別掲載/学校法人昌平黌 東日本国際大学 二階俊博先生名誉教授・林幹雄先生客員教授 称号授与式・就任記念講演会「いま、世界と日本の未来を考える」
■ざいかい短信
・どこへ行く!?玄葉代議士