財界ふくしま2月号、発売
■深層レポート
医師の〝過重労働〟は働き方改革実施後も続く!!
形骸化した宿日直許可大量取得の背景
4月1日からすべての勤務医は、原則として年960時間、月100時間未満の時間外労働(休日含む)規制が適用になる。違反した場合は、医療機関に6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる。医師の過重労働は社会問題化しているが、厚労省の通達の内容が抽象的であるため、いまだに病院経営者が都合よく解釈し、幅広い業務を自己研鑽として扱っているケースが横行している。いわゆる医師の働き方改革は病院経営にも大きな影響を与えるのは必至で、医師の過重労働を改善すると今度は地域医療の崩壊を招きかねないとの指摘も出ている。
■インサイドレポート
解散が見えない日和田土地区画整理組合に新たな「難問」
組合執行部は「最後の踏ん張り時」を強調
一部の総代、組合員から「塩漬け状態」と指摘されている日和田土地区画整理組合で、国から郡山市に払い下げられた国有地の取り扱いをめぐり、組合と町内会が対立する構図が発生している。本誌は双方の主張を聞くとともに指導・監督機関の郡山市を取材した。
■時の話題
「減少」が止まらない県内の老人クラブ
会員数は郡山市が県内トップに
■市町村議選当落予想
・田村郡小野町
説明会定数割れからの選挙戦突入はあるか?
■新春特別インタビュー/木幡浩福島市長に県都の創生を聞く
マチづくりはいま、新たな成長へと向かう転換期にある
質の高い行政運営で、活力を生み出す
■編集長インタビュー/脇坂斉弘 合同会社ねっか代表社員
酒造りを通して、美しい田園風景を守りたい
子供たちの未来に向け、輸出用清酒国内第1号に
■特別座談会/福島の食の魅力を発信する6次産業化の可能性
有我兼一 福島県農林水産部食産業振興監
菅野豊臣 ㈱栄楽館ホテル華の湯代表取締役社長
櫻田 武 福島県観光物産館長
佐藤淳一 磐梯町長
■特別連載⑥/徳一ゆかりの寺巡り
室生寺(奈良県宇陀市)
作家 笠井尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第94回】
AIを用いた野生動物警報システムの実証実験と今後
齋藤寛 会津大学教授・コンピュータ工学部門長