財界ふくしま11月号、発売


財界ふくしま11月号、発売


■追跡レポート
帝京安積サッカー部の元部員が監督を暴力行為で告訴!!
なぜ、全国の高校運動部で暴力行為が後を絶たないのか

本誌4月号で、帝京安積高校サッカー部監督が部員(当時)に暴力を振るったとする内容の記事を掲載したが、その元部員と両親が7月25日、郡山警察署に小田監督の暴力行為を訴える告訴状を提出し、受理された。元部員が作成した陳述書には、暴行の経緯などが詳細に綴られている。また、今年夏の甲子園大会における広陵高校硬式野球部の出場辞退問題をはじめ、全国の高校運動部で後を絶たない暴力行為には、共通した背景があるといわれる。

■レポート
ゲームチェンジャーの登場で注目の福島市長選
県都のリーダーを賭け、現職・木幡に馬場が電撃参戦!

11月16日投票の福島市長選は、現職で3期目を目指す木幡浩に対し、平成生まれ初の衆議院議員として知られる馬場雄基が参戦を決め、会社役員の髙橋翔との3人の争いが予想されている。新人の馬場は旧福島2区で当選し、比例東北で2期目の議員活動をしていたが、選挙戦の2カ月前となる9月10日に正式に出馬を表明した。木幡陣営ではノーマークだった馬場の出現だが、有権者にとってはかつてないほどの関心を集める市長選となりそうだ。

■深層レポート
浅川中学校旧校舎解体工事「落札辞退」で噴出した〝疑問の数々〟
辞退企業と落札企業の差額は税込1298万円

石川郡浅川町の「浅川中学校旧校舎解体工事」入札で、落札した企業が即日、落札を辞退した問題は先月号で報じた通りだ。同町はその後、8月下旬に2度目の入札を執行。新たな落札企業が決定し議会も承認したが、1度目に辞退した企業との落札金額の差額はわずか1298万円だった。本誌は、1度目に落札した企業がなぜ辞退したのかについて同町議会9月定例会を取材するとともに江田文男町長にインタビューした。

■インサイドレポート
ふるさと納税の「コメ」返礼品が大人気の陰で…
委託業者の〝廃業〟で問われる湯川村の責任

ふるさと納税制度の導入から17年が経過したいま、ふるさと納税は「地方にとって当たり前の収入源」になっている。令和6年の全国のふるさと納税の受入額は約1兆2728億円に達した。その公的資金が自治体間で移動する巨大なマネーフローと化しており、もはや単なる寄付制度ではなくなっている中、ふるさと納税の返礼品を巡るトラブルも多発している。「お米返礼品」が高い人気を誇る湯川村でも、委託業者が廃業するという事態が生じた。その背景と村の責任に迫った。

■議員選当落予想
大沼郡会津美里町
現職引退多く無投票か

■特別インタビュー
・矢澤敏幸県土木部長
 安全・安心、豊かさを次代につなぐ県土づくり
・内田広之いわき市長
 市制施行100周年まで見据えた「住みたい」いわき市のビジョンをつくる!

■特別インタビュー
TOKIO・BA跡地を守る会 佐藤富男代表
「TOKIO・BA跡地」の自然環境を守り抜く!

■トップインタビュー
内海博相馬共同火力発電(株)取締役社長
安全で地域に愛される発電所づくりを

■特別連載/〈第2回〉永井陽之助の人と思想
永井政治学の核心を母校で
作家 笠井 尚

■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第113回】
福島県民の健康についての一考察~現状と今後に向けて~
二見順東日本国際大学経済経営学部教授

■連載/文化企業家の系譜
【第16回】荒木康子はなみずき書店店長
本に囲まれた豊かな日々の中で地域の語らいの場を紡ぎ出す

■新連載/昭和100年ふくしま
【第9回】(有)吉川屋

2025年09月03日