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■検証レポート
新型コロナの第2波で懸念されるフクシマの医療崩壊―
会津医療センターの止まらない“クラスター拡大”に住民の不安!!
第2種感染症指定医療機関の会津医療センターで、新型コロナウイルス感染によるクラスターが発生した。第2波とも言える感染者数の増加に伴って医療機関の負担が重くなっており、この間のコロナ禍で病院の経営状況も悪化の一途を辿っている。本県では陽性患者を受け入れる病院に対して、国の空床補償に上乗せした補填をしているが、病院側では陽性の患者を受け入れることなどによる経営リスクに晒されている。その実態に迫った。
■2021郡山市長選展望
郡山市長選 候補者擁立で見えてきた“それぞれの思惑”
自民系候補は「勅使河原出馬」で分裂?!
半年後に迫った郡山市長選をめぐり、水面下での動きが活発化している。本誌は、既に2人の新人が出馬の意向を示し現職の動向が注目される中、「政財界が擁立を目指す本命候補は誰か?」を取材した。
■総力特集/衆議院福島県全選挙区情勢分析
・1区 菅内閣の復興副大臣で亀岡にも小選挙区の勝機が!?
接戦が続き、1区に2人が常態化へ
・2区 またも後手に回る野党候補擁立
根本の牙城に隙はあるか
・3区 3度目の戦い!上杉は玄葉に肉薄出来るか?
注目は得票差と1区・4区の選挙結果
・4区 両者拮抗も恒三派の動きがカギとなる
両陣営とも自らの地盤固めが最優先事項
・5区 野党統一候補の出馬で“吉野圧勝”に暗雲も…?!
囁かれる若手県議の立候補はあるのか
■追跡レポート
福島5区 吉野圧勝も、野党統一候補の人選が“カギ”
いわき市長選で元官僚の出馬が濃厚に…
与党内では安倍首相の健康不安説が強まり、政治日程にも影響が出始めている。任期満了まで〝解散なし〟ということになれば、死に体になってしまうが、年内に解散・総選挙があるのかどうかも不透明になってきた。ただ、立憲民主と国民民主の野党合流が決まった政治状況の中で、福島5区の動きも水面下で活発化している。来年9月の市長選も水面下での対立候補擁立の気運が高まってきた。
■新首長に聞く/遠藤和夫北塩原村長
復興のその先の未来へ 福島県を世界に冠たる地域に
■首長インタビュー/湯座一平棚倉町長
「チーム棚倉」で健幸なマチづくりを
■特別インタビュー/立谷秀清相馬市長
相馬福島道路による観光地の相乗効果を
復興市民市場は観光の一つの核となる
■特別インタビュー/玄葉光一郎代議士(立憲民主党副代表)
政権交代可能な政治をつくるラストチャンスの覚悟を持って
■特別インタビュー/猪股慶藏県土木部長
県土全域の将来像を見据え地方創生を後押しする社会資本整備を
■特別インタビュー/菅野豊(一社)郡山市観光協会長
広域圏連携し産業観光の構築を目指す
■編集長インタビュー/菊池 功 ㈱菊池製作所代表取締役社長(公益財団法人ふくしま海洋科学館理事長)
ロボット関連100社との包括的事業化支援で、次の産業の核へ
福島県をサービス・サポートロボット産業の集積地にする
JASDAQ上場企業で金型や試作部品製作の一括一貫体制で知られる菊池製作所は、産学連携やスタートアップ企業の事業化支援で人に身近な分野のサービス・サポートロボット製品で事業領域を拡げてきた。ドローンなどの業務用とサービス・サポートロボットの世界市場は、5年後に4兆7000億円になると見込まれている。スタートアップ企業とのプラットフォームをつくり、本県を革新的な技術やシステムの集積地にしたいと語る菊池社長に、サービス・サポートロボット分野でのマーケット構築を聞いた。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」
中村隆行 東日本国際大学副学長・経済経営学部教授・福島復興創世研究所所長代行
【第61回】米国ハンフォード地域の経済発展成功モデルを福島浜通りへ
■特別連載①/提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■ざいかい短信
・国見町長選/三つ巴の構図で激戦必至!
・田村市・移地区の除染組合で内紛が訴訟に?!