財界ふくしま2024年12月号
850円(税込)
■インサイドレポート
女性教師を休職させた“パワハラ校長”の不徳
パワハラ1,000超えも県教委の認定たった2件では…
本誌編集部にベテラン教師が学級運営に悩み、校長に支援や人員増を求めたりしたが、却って校長から叱責され、精神的にも追い詰められてうつを発症。現在も、休職してるとの情報が寄せられた。しかも、その後も何事もなかったように事実が葬られ、事後的な対応は取られていないという。県教委では教職員のパワハラに対する意識を高めるために行った実態調査では、1,000件以上のパワハラ事例が報告されている。
■追跡レポート
いま一度、木幡市政と駅前再開発を問う
西口跡地、図書館建て替え、福島駅や東西自由道路の高架化…
県都の再生を掛けた駅前再開発事業が大幅な計画変更となり、西口では「イトーヨーカドー福島店」が撤退するなど、県都のマチづくりは混迷の最中にある。ピンチをチャンスに変えるべく、攻めの市政を展開する木幡市長だが、新たな公共施設の稼働や投資的事業の増大への不安も広がっている。
■只見町長選―
現職“再選確実”、町民が抱える朝日診療所「常勤医師不在」も解消に!
課題山積、問われる渡部町政2期目の行政手腕
■特別インタビュー/佐藤勝彦(一社)福島県病院協会長
日本一健康な福島県を目指して
■特別インタビュー/本間達也(一社)福島県老人保健施設協会長
医療介護の連携強化で超高齢社会への対応を
■特別インタビュー/前田泰彦(一社)福島県警備業協会長
価格転嫁を通じて警備員の待遇・給与を改善する
■首長インタビュー/杉岡誠飯舘村長
復興の先の将来像「ワクワクする楽しいふるさと」へ邁進
■特別連載③/佐藤民宝とその時代
みちのく人の悲哀を小説に
作家 笠井 尚
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第103回】
福島から始める“シン”水素:未来志向の水素利活用への挑戦
大山大福島大学共生システム理工学類教授・附属水素エネルギー総合研究所副所長
■対談シリーズ/ダイバーシティ女性活躍社会へ
学校法人昌平黌緑川明美常務
【第8回】内田広之いわき市長
■連載/文化企業家の系譜
第5回】宗像眞弓会津本郷焼陶芸家
伝統」は「自然」の中から育つもの バランスと余白を愛する温かな継承