750円(税込)
■大混戦のいわき市長選―
現職を射程に新人の内田、猪狩、宇佐美が追う
清水市長がコロナ対策で大失態!!選挙に影響必至か?
9月5日投票のいわき市長選には、現職2期目の清水敏男をはじめ、4人の候補者が乱立する構図となっている。前回を除けば過去3回の選挙ではいずれも1期で現職市長が敗れる事態が続いていた。事実上、4人の候補者で争われる市長選は、世論調査でも誰が1番手で、誰が4番手なのか分からないほど、明確なアドバンテージを持った候補者はいないという。選挙のたびに繰り返された自民党いわき総支部の分断が、今回の市長選の構図を更に複雑にしている。
■検証レポート
塙町・新庁舎建設で相次ぐ〝町民不在〟の声
「交付金ありき」の町政に強い不信感!
東白川郡塙町の新庁舎建設をめぐり一部の町民から「交付金の期限が最優先で、町民不在の中で進められている」との声が寄せられた本誌は庁舎が当初の改修から改築に変更された経緯や議会での質疑、変更後の進捗状況などについて取材した。
■第2弾 会津若松の新ごみ焼却施設問題
調査委の〝玉虫色の結論〟に納得せず、議会が100条委を設置
3者の一体性を明らかにすることが疑惑解明の〝カギ〟
会津若松地方広域市町村整備組合の新ごみ焼却施設整備は、疑惑を持たれた日立JVが落札候補者ではなく、川重JVが落札候補者に決まった。ただ、議員と結託した業者が、選定委員会に特定業者の便宜を図る働きかけに加担していたことが事実なら、許される行為ではない。広域整備組合議会の100条委で徹底した疑惑解明が行われることを期待しながら、この間の300億円の受注を巡る内幕に迫った。
■特別インタビュー/中島 孝 生業を返せ!地域を返せ!福島原発訴訟団団長(ナカジマストア会長)
トリチウムの海洋放出で福島の命運は尽きる!
■特別インタビュー/品川萬里郡山市長
市民の声に耳を傾け公平・公正な市政運営を
■特別インタビュー/小野栄重いわき商工会議所会頭
10年目の思いと調和の取れたいわき市へ
■特別インタビュー/渡辺仁県生活環境部長
第2期復興・創生期間がスタート
着実に環境回復・創造に取り組む
■特別インタビュー/竹之下誠一福島県立医科大学理事長兼学長
医薬品関連企業と連携し新産業の創出と浜通りの復興を
福島での取り組みが日本・世界の課題解決につながる
■新首長に聞く/杉山純一会津美里町長
町政の「信頼回復」を第一に取り組む
■編集長インタビュー/本島靖 会津若松市スマートシティ推進室長
データ連携基盤から「まるごと未来都市」へ
市民主体のDXで地域経済の持続可能性を高める
「スーパーシティ構想」は、AIやビッグデータなどを活用して地域の課題解決を目指すもので、政府による公募に全国31の自治体が名乗りを上げている。このうち、スマートシティの社会実装が進んでいる会津若松市は、更なる取り組みの深化に向けて県内から唯一、スーパーシティ構想に応募した。少子高齢化による地域の活力低下が危ぶまれる中、「オプトインによる共助型分散社会の実現」を掲げた会津若松市の実質的な事業責任者である本島室長にその構想の一端を聞いた。
■特別掲載〈第2回〉部門間対話企画
吉村作治東日本国際大学総長(イスラーム研究部門部門長)/長谷川奏東日本国際大学客員教授(イスラーム研究部門)/作家・村上政彦氏/脳科学者・中野信子氏/城山陽宣東日本国際大学准教授(現代儒学研究部門部門長)/倉田 貢東日本国際大学教授(西洋哲学研究部門部門長)/三浦健一東日本国際大学准教授・東洋思想研究所主任研究員
「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」後編
東日本国際大学東洋思想研究所では2017年度から現代儒学研究部門、現代仏教研究部門、西洋哲学研究部門、イスラーム研究部門の4研究部門体制となり、活発な研究・教育活動を展開している。そこで、本誌は4研究部門の取り組みについて3回にわたり掲載する。第2回は「人間力を鍛えよう」について、「なぜ人間力が大切なのか」、「性格は変えられるのか」、「仕事と恋愛にどう向き合っていくべきか」、「夢を実現するために求められること」の4つのテーマを中心に語っていただく。
■連載/県内大学リレー寄稿「フクシマの未来像」【第68回】
松田幹 福島大学食農学類教授 附属発酵醸造研究所長
発酵醸造研究所の始動と学術研究・社会実装における役割
■特別連載⑧提督山本五十六 その栄光と挫折
星 亮一
■特別連載⑤会津人の軌跡 高嶺秀夫伝
山内日出夫元会津若松市長の遺稿
■ざいかい短信
・「再選確実」が揺らぎ始めた?西会津町長選
・県行政書士会県南支部の支部長選挙で規程違反?